時報女とは、ニコニコ動画内で主にニコニコ割り込みの時報や削除後動画のナレーションをしている女性である。
本名は不明。(ββ)1月期の削除動画で彼女のコードネームが「時報女」だということが明かされた。
その後、約17年の月日が流れてニコニコ超復活祭の放送内で、削除動画が作成された当時のFooさん(横澤大輔)の秘書であることが明かされた[1]。
最初に彼女が出演したのは(仮)時代の各種削除動画である。
ふえのお兄さんFooさんが演奏する笛の音に乗せて彼女が発する「御アクセス頂き、ありがとうございます。」から始まるお詫びの言葉は、時にはアップロード者の断腸の思いを、またある時には元サイトや権利者の秘められた遺憾の念を、その訥々とした語り口で視聴者に伝えてきた。
2007年10月9日、ニコニコ割り込みの試験運用が始まると、彼女はこちらでも活躍の場を与えられることとなる。
宣伝部分に続く時報部分「○○(スポンサー名)が午後(午前)○○時ぐらいをお知らせします」を読み上げる大役を仰せつかったのである。
2007年12月21日、ニコニコ生放送が始まると生放送視聴枠から漏れた視聴者が退避先として飛ばされる「生放送が見れなかった人のための動画」のお詫びアナウンスを担当。
この動画でFooさんが音楽担当に選ばれなかったのにもかかわらず、彼女は引き続きアナウンスを担当し、「ニコニコ動画のお詫び担当」として確固たる地位を築くこととなる。
(残念ながらニュースアナウンサーとしては「ニコニコニュースメーカー」の棒読子が存在していた)
2008年3月10日、増大する新規ニコニコユーザーの為に「ニコニコ動画教科書」が運用開始。ニコニコ動画の見方からコメントの書き方、動画の投稿の仕方などを解説するこの動画の司会進行を彼女が受け持つこととなる。
ビギナーなチェリーボーイ&プリティーガールをやさしく手ほどきするお姉様…。ニュースアナウンサー枠を棒読子にとられた彼女にとって初代アナウンサーとして面目を立てた仕事であろう。
(もっとも、すぐにビギナーモード解除により、くり返しみられる可能性は非常に低いものであったが…)
そんな中2008年6月ごろ、削除動画更新に際し、それまで削除動画を担当していたFooさんと彼女は初めてその座を明け渡すこととなる。登場以来、頭を下げ続けてきた彼女に初めて頭を下げなくてもよい日々がやってきたのである。
しかしながらそんな日々もすぐに終わりを迎える。
2008年7月4日、ニコニコスクリプト「@BGM」実装。ここで再び彼女は@BGMが使えなかった利用者に対しお詫びを告げる仕事を拝命する。
ちなみに長年の相方であるFooさんはまだ休業中で(復活は8月初旬の削除動画のラ(A)の長音)で彼女のみの現役復帰であった。
2008年12月4日、「ニコニコ大会議2008冬 ~ザ・デイ・ビフォー・明後日~」開催。この催しのムービーでFooさんの復活を祝うコメントが飛び交った。
・・・よく本項を読みかえしてみよう。Fooさんは既に8月に仕事復帰しているのにもかかわらずである。
このことが、ときには鬱になりながら(あんまり鬱っぽくないけど)頑張ってきた彼女にどんな思いを抱かせたであろうか?
『自分はいつも謝ってばかり・・・』
『Fooさんのようにキャラ立ちすることもなく、自分はいつも日陰者・・・』
『謝らなくてもいい仕事である時報もユーザーからは邪魔者扱い・・・』
『おまけに今年のクリスマスも大晦日も謝る仕事・・・』
そして彼女はとうとう疲れてしまった。
2009年1月の削除動画はこんな出だしで始まる───
───それから幾日がたち
2月19日、ニコニコラムにてぐらさんにも同情される。
時報女を扱った動画もジワリジワリと増え(下のグラフ参照)、これで彼女にも幸せが訪れるかと思っていた矢先、運営はある決断をする。
2月26日00時の特別な時報を「若い声の女」にすべて任せたのである。
彼女の聖域ともいえた「○○(スポンサー名)が午後(午前)○○時ぐらいをお知らせします」のアナウンスも含めて。
これははたして疲れ果てた時報女の為の温情なのか、それとも・・・
その答えはすぐに明かされる。
3月10日、何度も運用が延期されてきたニコニ広告が運用開始。
この提供部分を読み上げる任を引き受けることとなる。
「提供読みは時報女の専売特許」「提供は時報女が読んでこそ」ということが改めて示させた瞬間でもあった。
しかしながらこのニコニ広告、初日からトラブル発生で長期メンテナンス入り・・・
さらには厭儲主義者からは非難の集中攻撃をくけることに・・・
平成21年度は彼女にとって平穏な年といってもいいのではなかろうか?
削除動画が08年~09年冬の「どうせ時報女です ver.」から新作は作られる事はなく、この分野の彼女の仕事は無くなった状況にある。
ひどい自虐状態に陥った彼女への運営の配慮なのか、動画削除状況に何か良い兆しが見えて新しい削除動画を作る必要が無くなったのか、ただ単に新作を作るのを忘れているだけなのかは解らないが、ともかく彼女の心の負担であった「謝罪し続ける仕事」が減った事は良い事といってもいいのではないであろうか。
一方、5月14日、同僚でありライバルであった棒読み子が寿退社。
また公式生放送の本放送前と本放送後の時間に時折流される「今夜も生中(仮)」のCMナレーションを担当。そのほかにも細かい仕事を数多く受け持つ事となる。
その声はいつもの時報のように暗く抑揚を抑えた声ではなく、時には時報女とは判別しがたいほど非常に明るく元気に富んだ時もあった。
タイアップ時報が多く流されるようになり、スポンサー不足で公式コメント委員会のCM時報ばかり流していたころに比べて時報女がニコニコ割り込み=時報で活躍する機会は減ったが、その分他の場所での活躍が増え、ニコニコ動画の声担当(運営)としてさらなる彼女の活躍が期待されるところである。
ゆっくりボイスの影響力が非常に怖いけど負けちゃだめだ!
あと11月20日24時の時報がエンドレスに流れ続ける事故。あれも気にしちゃダメだ!
気が付けば時報女もキャラ立ちし、UTAUライブラリも作られ、ニコニコ動菓のシールにもなることが出来た。
幸せが少しづつ増えて来たように思えた2011年12月12日。「ニコニコ動画新機能発表会」で『原点回帰』の名の下に衝撃の事実が告げられる。
(本項の内容はフィクションです。実在の人物とは関係ありません)
が、しかし4月1日にエイプリルフール企画の1つとして削除動画がニコニコテレビちゃん(CV:大山のぶ代)に
乗っ取られてしまい、誰もが時報女はリストラされてしまったと思っていた矢先・・・
そしてバージョンがZEROになるとともにロゴもniconicoに変わるのでもしかしたら削除動画が再び造られるのか・・・
時報女の新たなる新章の幕開けである。
かつては時報女が仕事した公式削除動画(一部例外あり)を集めたマイリストを公開していたユーザーが存在していたが、大人の事情により削除された為、公式削除動画を集めたマイリストを閲覧する事が出来なくなった。
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最終更新:2024/11/08(金) 10:00
最終更新:2024/11/08(金) 09:00
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