ハルナ(蒼き鋼のアルペジオ)とは (ハルナアオキハガネノアルペジオとは) [単語記事]

私は…私たちは蒔絵を…友達を守っている。

　ハルナ（蒼き鋼のアルペジオ）とは、アニメ「蒼き鋼のアルペジオ　-アルス・ノヴァ-」及び原作漫画「蒼き鋼のアルペジオ」に登場する“霧”の艦・ハルナ及びそのメンタルモデルである。

　声の担当：山村響

概要だ

　大日本帝国海軍金剛型戦艦三番艦・榛名の形状を模した霧の艦。メンタルモデルは長い金髪のツインテールでブギーポップ顔の上半分程度しか出ないほどの大きなコートを埋もれるようにまとった少女の姿をしている。

　当記事ではアニメ版を中心に原作、艦これ版のハルナもあわせて説明する。

この記事は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ネタバレ濃度は深度に比例します。ここからは先は自己責任で潜航してください。

　人間の「言葉集め」を行うことを趣味としている。愛称はハルハル。

　コートが無いと精神力と処理能力が-100とになり（公式設定）、しくしく泣いたりするほど弱々しくなる。イ401との戦闘に敗北したことで船体を失いメンタルモデルのみとなる。刑部邸に保護され刑部博士から蒔絵の「友達」になってくれと頼まれた上で、自らの意志で蒔絵の友達となった。

　なお、原作とアニメ版（蒼き鋼のアルペジオ　-アルス・ノヴァ-）ではハルナやキリシマの立ち居地が大きく変わっている。この差は原作とアニメ版の設定の差によって発生したものと思われる。具体的には横須賀にて群像が訪れた慰霊碑が「第四施設消失事故被害者慰霊塔」（原作）から「霧との戦いにて戦死した者たちの慰霊碑」（アルス・ノヴァ）に変わっている。
　これに伴い群像と共に慰霊碑を訪れる人物が浦上中将からイオナに変わっており、イオナが蒔絵を知り調べるきっかけとなる。また原作とアニメではマヤの設定に大きなズレがあり、このこともハルナ達のその後の差の原因となっている。

その後・派遣艦隊旗艦ハルナ（原作コミック版ルート）

意志？意志という言葉の定義を今からお前たちに教え込んでやろう。
これが私の意志だ！

　刑部邸を襲撃した陸軍部隊に対し、蒔絵の安全のため陽動として大暴れ、一方的な戦いを繰り広げる。しかし北管区の特殊部隊による蒔絵保護の直後、刑部博士の死を目の当たりにしたことで感情が爆発。火器管制システムをリンクさせていたマヤを通し三首都に対する最終攻撃を行おうとするが、寸前で「何か」に暴走を止められた。

　その後、刑部邸にて蒔絵と交わした「必ず会いに行く」という約束を果たすべくキリシマ、マヤと共に北海道へ向かい、そこで蒔絵と同じデザインチャイルドの刑部眞と交流を深める。

　蒔絵がハルナやその仲間を殺してしまう可能性のある兵器を作っていたことによるすれ違いがあったものの、ハルナと和解。霧とは独立して蒔絵、キリシマ、マヤと共に様々な謎を探っていくことになる。

　現在は表向き「刑部蒔絵の確保」「アドミラリティ・コードの探索」を新たな目的とした派遣艦隊として、マヤがハルナ・キリシマを乗艦させる形で独自行動している。旗艦はハルナとなっている。実態はもはや霧とはかけ離れた行動を行っているが、これが可能となっているのはキリシマがコンゴウを丸め込んでいるため。

　実質上、蒼き鋼のアルペジオにおける霧側の主人公である。

その後・蒼き鋼のハルナ（アニメ版ルート）

駄目なのか……
私には……蒔絵を守れないのか……
だれでもいい、だれか、だれか力を貸してくれっ！
助けてくれっ、誰か！

　刑部邸でイオナに助けられたのち、そのまま群像たちと行動を共にする。そのままコンゴウ戦まで青き鋼の事実上の一員としてアメリカまで向かうこととなった。

　401の艦内においてはキリシマ(キリクマ？)およびヒュウガと共にサブユニットを務めた。

（艦これ版）大戦艦ハルナ……来たよ。

感謝する･･････いや、補給の選り好みはしない。ニンジンも大丈夫だ。

　アニメ「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」と「艦隊これくしょん」での2013年末の冬のコラボイベントにより二週間限定でハルナが艦これに実装された。アニメ版とのコラボである為、ハルナの性格はアニメ版に準拠している。期間限定の運用可能であることに注意されたい。
性能は船体の元になっている金剛型を上回り大和・武蔵に匹敵するほどの装甲と大和以上の火力・耐久に高速巡航と艦隊全体を薙ぎ払う重力砲を持ち合わせる。但し回避に関しては戦艦中最も低いという極端なステータスである。そして対空がやや低いため正規空母からの攻撃に意外と脆い一面も。