フランシスコ・カラバイヨ(Francisco Caraballo、1983年10月21日-)とは、ベネズエラ出身の元プロ野球選手(外野手)である。
OB | |
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フランシスコ・カラバイヨ Francisco Caraballo |
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基本情報 | |
国籍 | ベネズエラ |
出身地 | ボリバル州 |
生年月日 | 1983年10月21日 |
身長 体重 |
187cm 105kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2001年 |
引退 | 2018年 |
経歴 | |
選手歴
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国際大会 | |
代表チーム | ベネズエラ |
プレミア12 | 2015年 |
プロ野球選手テンプレート |
マイナーリーグや独立リーグを転々としたのち、2009年に来日して四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団し、本塁打・打点の2冠王を獲得。この年、フェニックスリーグでの東京ヤクルトスワローズ戦で2本塁打を放ったことでヤクルトが獲得に向けて調査をしていた。
2010年はベースボール・チャレンジ・リーグの群馬ダイヤモンドペガサスに移籍し、39試合で15本塁打を放ってチームを牽引。その活躍に目を付けたオリックス・バファローズが7月9日に獲得を発表した。BCリーグから外国人選手がNPB入りするのは初であり、カラバイヨの移籍のためにBCリーグとNPBの間でドラフト対象外選手のシーズン中の移籍についての取り決めが為されたという。ちなみに途中で移籍したのに誰もカラバイヨを抜けなかったため2010年のBCリーグ本塁打王になっている。
年俸は僅か500万円であり、当初は即戦力ではなく育成目的での獲得とも報じられたが、前月に途中入団したフェルナンド・セギノールがサッパリだったこともあって入団後すぐに一軍登録される。登録されたその日に初出場し、2打席目でいきなり初本塁打を放つ(ちなみにBCリーグ出身者のNPB初本塁打である)と、その後は主に7番・ライトとして起用され36試合に出場。打率.257、7本塁打18打点を挙げそのパワーを見せつけた。
2011年は開幕前に故障で出遅れ、一軍出場は4試合、11打数1安打に留まり、オフに戦力外となって退団。
2013年に選手兼任打撃コーチとして群馬ダイヤモンドペガサスに復帰した。格の違いを見せ、打率.366(リーグ2位)、24本塁打、63打点で本塁打、打点の2冠に輝く。特に本塁打は従来のBCリーグ記録であった16本塁打を大きく上回った。
2014年はアレックス・ラミレスの打撃コーチ補佐を務めた。BCリーグ史上初の30本塁打を達成。 .396 33本塁打87打点を残し、打率、本塁打、打点の3部門でトップになり、3冠王に輝く(本塁打、打点はリーグ新記録)。更にはベストナイン(外野手)と野手シーズンMVPも受賞。
2015年にオリックス・バファローズの入団テストに合格、古巣に復帰した。背番号は99となった。外国人選手が既に5人いる状態での入団ということもあり、当初は保険的な意味合いが強かった。しかし開幕直後にトニ・ブランコ、エステバン・ヘルマンが相次いで離脱し一軍に昇格。打線が湿っていた中、獅子奮迅の働きを見せた。しかしオフに自由契約となった。
2016年は選手兼任コーチとして群馬に復帰した。2018年まで3年連続本塁打王、打点王2回に輝き、群馬の前後期6連覇に大きく貢献。
2018年限りで現役を引退。引退後はアメリカのフロリダ州で自動車のディーラーをしながら少年野球のコーチをしているそうな。
左に弱い(2010年:対左.154)のと三振が多く(2010年:125打数46三振)四球が少ないのが課題。守備は上手くはないが意外と肩は良い。
日本生活が長く、しかもその大半が独立リーグ在籍だったためか、日本語がペラペラである。オリックス復帰後初のヒーローインタビューでは通訳無しで対応し、ファンを驚かせた。(関連動画参照)
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
オリックス | フランシスコ・カラバイヨ#4 | 7079 |
通算:3年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 104 | 384 | 346 | 39 | 86 | 19 | 53 | 0 | 0 | 3 | 29 | 6 | 115 | 3 | .249 | .315 |
通算:3年 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四国アイランドリーグ:1年 | 79 | 309 | 43 | 111 | 18 | 76 | 6 | 0 | 5 | 20 | 7 | 43 | .359 |
BCリーグ:6年 | 368 | 1367 | 322 | 497 | 151 | 420 | 3 | 0 | 15 | 212 | 33 | 299 | .364 |
掲示板
17 ななしのよっしん
2015/11/16(月) 21:01:58 ID: y9A5lqbyBK
冷遇つうか勝手に打たなくなっただけな気がするけど。打ち損じのファールがかなり目立ってた
18 ななしのよっしん
2015/11/19(木) 23:51:20 ID: f4ZwS40MhZ
確かに3月~5月は結構打っていたけど、それ以降は弱点がバレたのか2割り切ってるもんなぁ
19 名無し
2020/02/08(土) 21:47:43 ID: cREL/NouQs
独立リーグで試合見たけど1人だけ別格って感じだった。いかにプロがすごいかも分かったわ。
でもまあ、独立リーグの帝王として球史に名前は残ったし、お疲れ様という感じ。
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最終更新:2024/04/20(土) 08:00
最終更新:2024/04/20(土) 08:00
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