この記事は小説「とある魔術の禁書目録」のネタバレが含まれています。 了承した方のみ自己責任で突っ走ってください。 |
フレンダ=セイヴェルンとは、『とある魔術の禁書目録』及び『とある科学の超電磁砲』に登場する、下半身からいろいろ危ない物やどう考えても収納不可な物を取り出すキャラクターである。
初登場は旧約15巻。
学園都市の暗部組織「アイテム」の構成員の一人。
好物は鯖味噌缶詰。口癖は「結局」。
例:結局さ、サバの缶詰がキてる訳よ。カレーね、カレーが最高
例2:結局、浜面ってキモいんだけど
作中では能力の詳細は明らかになっておらず、外伝『超電磁砲』にて御坂美琴と戦闘を繰り広げた際に一切能力を使わずトラップや爆発物、肉弾戦のみの戦闘スタイルを披露していた。
ここから戦闘向きの能力ではない、もしくは低レベル能力者ではないのかと予想されていたが、後に無能力者であると判明した。
戦闘では鋼鉄を焼き切る威力のテープ状ドアブリーチャーを使って攻撃したり、ブリーチャーで攻撃すると見せかけて他の場所に設置した爆弾を起爆させる等、心理戦を駆使しながら爆弾で戦うスタイル。
また、爆弾の入ったぬいぐるみを武器として使う。一方で、詰めや事後処理が拙いところがあり、そのとばっちりを味方が受けてしまう事も。
他の暗部組織との抗争中(旧約15巻)、敵組織に捕まった際に保身に走って敵組織にアイテムの情報を渡したため、激怒した麦野によって上半身と下半身を切断されるという無残な最期を遂げた。
脚線美が自慢だった他、胸も発育途中でブラの買い替えに難儀していた模様。
妹達編にて登場。一方通行とシスターズの計画を中止しようと奔走する御坂美琴を始末するためにアイテムの構成員として暗躍、この際に美琴とガチで闘っている。
先述のように爆弾やトラップをメインに美琴を追い詰め、それらが突破されると即近接戦闘に移行。
美琴の髪を掴んで投げ飛ばしたり、刃を仕込んだ靴で蹴りかかるなど、外見に反し肉弾戦も得意とする武闘派な一面を見せた。
9月28日から暗部抗争勃発(10月9日)までの間には佐天涙子と友人関係を築いていた事が判明。その奇縁で「スクール」の初代スナイパー弓箭猟虎と交戦し死闘を繰り広げている。
登場シーンのほとんどが旧約15巻よりも作中の時系列的に前に位置するために勘違いされがちだが、フレンダの初登場はあくまで旧約15巻であり『超電磁砲』における活躍のほとんどは後付けである。
しかし登場から退場まであっという間だった本編と異なり、『超電磁砲』では戦闘での見せ場や友達想いのシーンが描かれているため、単なるネタキャラというだけでなく純粋にフレンダのキャラクターが好きというファンも増えつつある。でも結局待っているのはあの最期な訳よ。
次は23巻と思われていた矢先に『新約』にタイトルが変わるという重大発表、さらに表紙にはフレンダを思わせる容姿の少女が描かれていた。
界隈では復活説や肉親説などが噂され、当時はアニメ禁書二期が放映中という事もあり、ネット上を様々な情報が錯綜し騒然とさせた。まぁ実際には表紙の少女は妹のフレメア=セイヴェルンで、フレンダ復活とはならなかったのだが(ここで彼女のファミリーネームが判明する)。
新約5巻終盤で麦野の前にフレンダらしき人物が現れ、今度こそ復活かと思われた。
しかし新約6巻開始早々(具体的には30頁待たず)、麦野が彼女の右腕を吹き飛ばす。そして麦野の義眼をクラックしてフレンダに見せた偽物と判明し、フルボッコにされた。 絹旗最愛によると正体は中年のオッサンだったらしい。
ちなみに麦野が偽物と捉えていた理由は『死者は生き返らない』という事を理解していたから。一方通行を叱咤する場面で語られ、実は新約6巻のストーリー上で重要な要素となっていた。合掌。
しかし、新約9巻でオティヌスが上条を絶望に追い込む為だけに創った数千億以上もの世界の一つ「誰も不幸ではない世界」でフレンダ本人が登場。
オティヌスが創った世界では、フレンダは麦野に殺される事なく生存しており、作中初となる妹・フレメアとの会話シーンも描写された(ちなみに姉妹仲は良好であった)。
新約12巻では彼女の友人「加納神華」が登場する。フレンダ自体は死亡しているため当然直接的な出番は無いが、「死亡済みの美少女ほど強烈な個性はない」と、あとがきで作者に言わしめたほど強烈な存在感を示したエピソードである。
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最終更新:2024/12/21(土) 21:00
最終更新:2024/12/21(土) 21:00
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