麦野沈利とは (ムギノシズリとは) [単語記事]

〇∧〃　関係ねえよ!!
　／ >　　カァンケイねェェんだよォォォ!!
　＜＼

　　　〇／　テメェら無能力者なんざ、指一本動かさなくても
　／/　　　100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉぉッ!!
　／｜

麦野沈利とは、『とある魔術の禁書目録』及び『とある科学の超電磁砲』に登場するジェイソンフレディシザーマンタイラントキャラクターである。

CV:小清水亜美　　ゲームの禁書目録で担当し、そのままアニメでも続投となった。

概要

学園都市230万人中の第4位の超能力者（レベル5）にして、最深部に潜む組織「アイテム」のリーダー。
『とある科学の超電磁砲』では御坂美琴と交戦した過去を持つ。

通り名は「原子崩し（メルトダウナー）」。正式な能力名は「粒機波形高速砲」だが、ややこしいので詳細は後述。

性格は我侭で自己中心的。その一方で自分が周囲からどう見られているか気にする一面や、リーダー格らしく他のメンバーに気配りする一面も多少は見受けられる。外見についても同様で、ストッキングを穿いているのは脚が少し太めなのを意識しているため。因みに彼女の着ているコートは超軽量耐寒繊維の代物である。
また、ボロボロのヌイグルミを抱いていないと寝れないという、年の割に痛い所かわいい所がある。シャケ弁が先日食べたものとちょっと違っている事に、軽い疑問を抱いたりもするかわいい（ｒｙ

浜面仕上曰く、「テレビゲームをノーミスクリアできないと気が済まず、少しでもミスがあったら怒り狂って、たとえエンディングを見ても納得しない人間。それを帳消しにするためにハイスコアを更新して満足するタイプ」。その嫁曰く、「……おもいこんだら一直線」らしい。
また、浜面の洞察から育ちの良い家柄の令嬢だったのではないかという推測がある。

（作中の）10月9日まで『アイテム』として、浜面仕上とゆかいな仲間たち滝壺理后、絹旗最愛、フレンダ=セイヴェルンを率い、学園都市の暗部で内部粛清や治安維持を主として行っていた（とある科学の超電磁砲で描かれているのはこれ以前の話である）。

……が、一方通行の所属する『グループ』や垣根帝督の所属する『スクール』他、『メンバー』、『ブロック』を交えたクーデターに巻き込まれることに。

結果、垣根帝督にフルボッコにされてブチギレ。それまではシャケ弁にこだわりを見せる以外は頼りがいのあるお姉さんという感じだったのが、一瞬にしてＢ級ホラーの怪物ばりの本性を曝け出す。

フレンダを半分こにしたり”崩壊”寸前の滝壺を私怨を晴らすためだけに使い捨てようとしたりとハジけにハジけたが、そのあまりにもロックな生き様に検閲でもかかったのか、ついに浜面仕上に幻想殺し右手パンチで倒される。
（もっとも、フレンダの件に関しては浜面加入前の対美琴戦で、フレンダの失態により戦局をひっかきまわされたうえ、頭を鈍器でゆさぶられる羽目になったため、どっちもどっちともいえなくもない。）

その後、惜しい人を亡くしたものだ……と皆に半笑いでしみじみと語られていた。

……の、だが。

スーパー麦野さん

なんと、左腕と右目をビームに変えて復活！　すごいぞ僕らの麦のん！　カエル医者よくやった。

麦野アーム（むぎのあーむ）は不定形！　どんなものでも消し飛ばすぞ！
麦野アイ（むぎのあい）に貫けないものはないッ！　興奮するとイロイロ迸っちゃうのは御愛嬌だ！
ジェットで高速移動もお手の物！　麦野パンチ（むぎのぱんち）や麦野ビーム（むぎのびーむ）も身に付けた麦のんにもはや死角はない！

ヤンデレ属性まで備えつつ、再登場フラグもしっかり立った麦のんの今後に期待は膨らむばかりだ。

割と真面目な解説をするとこの辺の科学技術は冥土返しの「負の遺産」と呼ばれる代物で、それを本来の意図とは異なる無茶な利用法で用いている様子。

更に『体晶』（能力体結晶）を使用し、とうとう自分の能力のオーバーロードまで行うが、拒否反応が出てしまった為、遂に限界を迎えかける。

そしてみなの期待通り・・・

ここから下は原作後期のネタバレ成分を多く含んでいます。
了承した方のみ反転して読んで下さい。

その後の麦野さん

ロシアでの第三次世界大戦において、自らの命を賭して遂に浜面仕上との因縁に終止符を打とうとするが、浜面もまた命を賭け麦野を説得し、和解の道を示してくる。これにより麦野自身のわだかまりは氷解し、再び彼と共に行動を始める事となる。
この際に浜面が滝壺を選んだことを責めていた様子から、やはり彼に対して伺い知れない感情がひしめいていたっぽい。羨ましい。

その後、学園都市暗部がイレギュラー浜面を始末に現れた際には、滝壺と共に彼の身を守ろうと戦おうとしていたなど、仲間への信頼とリーダー性を取り戻していた。彼女の強さはそのプライドも込みで「強さ」なのである。直後「素養格付」（パラメータリスト）の存在が明るみに出た時、彼の心中を案じて怒ったのも麦野であった。妬ましい。

第三次世界大戦後、浜面や滝壺と共に学園都市に戻った彼女は絹旗最愛とも合流、無事素養格付を手に入れたらしく、学園都市との交渉材料として利用していた。こうして「新生アイテム」は始動したのである。

以降、原作15巻の頃を思わせる雰囲気に戻った面々は、相変わらずの人間関係を送りつつ、浜面をオモチャにして楽しんでいるようである。但し、浜面との約束通りにフレ/ンダの墓参りを行った時の彼女の胸中は、決して推し量ることは出来ない。

本人曰く今の彼女は「セクシー系担当」であるらしく、下着はスケスケ（本文中より）のヒモパン（挿絵より）であった。
加えて浜面をストーキングしていた時の情報なのか、浜面の交友関係などを超洗い出していた。見事なヤンデレである。

原子崩し

電子とは「粒子」と「波形」のどちらかの性質を状況に応じて示すものだが、麦野沈利は「曖昧なまま固定された電子」を強制的に操る事が出来る。
この状態の電子が物質にぶつかると、「粒子」と「波形」どちらの性質も示さずに、「その場に『留まる』」という反応を示してしまう。これにより質量をほとんど持たないはずの電子が擬似的な壁となり、発射された時の速度を維持したまま対象を叩き潰すのだ。

防御にも攻撃にも使える上、高速移動にさえ利用できるという戦闘においては強力無比な力を持つ。威力は生存本能がセーブをかけなければ、自分の命は持たないが、超電磁砲を瞬殺出来るほどという。その分、応用は利かないのが難点であり、反動も大きい。また、発射時に狙いを定めるのにある程度時間がかかるという弱点もある。一応、接近戦用に範囲や規模を絞ることは出来るが、他の超能力者と比べると、融通の利かない点が目立ちがちで、作者もグレムリンの一部の魔術を語る際に、遠回しに、この能力の使い勝手の悪さに触れている。

浜面仕上に敗北した際も、結果的にそういった弱点が付け入る隙となり、自らの左手首から肘にかけての部分を反動で吹き飛ばしてしまっている。この時点で、能力を完全に制御できていないからこそ第４位止まりだったものが、浜面との戦いと改造を経て能力をコントロールしつつあるように見える。

良く分からない人は、全身からビームを撃てると思ってれば大体間違いない。

0次元の極点

作者である鎌池和馬が、自らシナリオを書き下ろしているPSP用ゲームソフト、『とある魔術の禁書目録』において登場している「原子崩し」の新たな可能性。作中での提唱者は木原数多。

要は「n次元の物体の断面＝n－1」という公式から、最終的に「1次元の点」にそれを適用し、0次元に干渉するという超絶理論。概念机上論なので実践のしようもないが、もし検証出来れば、3次元中に展開しているあらゆる物質を、0次元の点に集約出来る為、「どこかに有るあらゆる物質」を行使者の手元に引き寄せる事が可能になるというもの。

これは本来の能力の使い方ではなく、副次的に超理論への干渉を行う「手段」の為、他の空間移動能力者と異なり、重量と距離に一切の制約が無い。同時に使用制限も存在しないため、銀河の果てから引き寄せる事も、銀河の果てまで吹っ飛ばすのも可能という恐ろしい代物。

この理論を実証、行うのに最も相応しいのが「曖昧なまま固定された電子」を強制的に操る「原子崩し」ということらしい。

身体能力

その無駄にインパクトのある超能力ばかりが目立つが、実はコイツの真の恐ろしさは身体能力にある。

たった一発ぶん殴るだけで浜面に吐き気を催させつつその腹を橋の欄干に食い込ませたり、地上数メートルはあると思われる橋の上から線路に飛び降りつつ地面に手を突き刺したり、浜面が限界になるほど走って逃げ続けたにもかかわらず平然として追ってきたり、爆発を受け吹っ飛んだ直後の浜面に追い付いて正確に耳の中にドライバーを差し込んだり、拳銃弾を何発も食らって立ち上がったり、女子高生とはいえそれなりの重さがあるであろう滝壺を片手で引きずった挙句投げ捨てたり、やっぱり3メートルの高さにある通路から金網の上へ、その金網の上から飛行機を格納できるくらいの広さのある最下層へ華麗に着地したり、蹴りの一発で浜面を数メートル宙に舞わせたり、その蹴りを7～8発も連続で放てたりするステキ具合。漫画『とある科学の超電磁砲』でもその片鱗を見れるぞ！

ちなみにボコボコにされっ放しの浜面は能力者対策の為に体を鍛えており、あの上条さん相手に立ち回りだけなら互角以上に戦い、ドア板でもぶち破るかのようなタックルを受けても倒れなかったりするくらいに強い。

フレンダ曰く「パワーがゴリラ」。

_{……コイツ能力使わない方が強いんじゃね？}

迷台詞名台詞

※ネタバレを含みますのでスクロールの際は注意

	15巻64頁	あれ？今日のシャケ弁と昨日のシャケ弁はなんか違う気がするけど。あれー？
	15巻253 頁	ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね
	15巻258 頁	はーまづらあ
	15巻263頁	ちょーっと、頭のネジが緩んでるみたいだね。締め直して欲しい？
	15巻265頁	関係ねえよ!! カァンケイねェェんだよォォォ!!　何が耳一つだ、何が眼球一つだ!! 手足がもげようが内蔵が潰れようが、戦力差はひっくり返らねぇ！
	15巻265-266頁	これが超能力者だ。これが第四位の『原子崩し』だ!! つけ上がってんじゃねえぞクソ野郎。テメェら無能力者なんざ、指一本動かさなくても100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉぉッ!!
	19巻287 頁	……はーまづらぁ……
	19巻310 頁	ぎゃはは!!　おーおー、どこから焼いてやろうかしら？この小さな顔をジュージューやっちゃう？それともピンクの×××に押し当てて真っ黒にしてやろうかぁ!?
	19巻310 頁	おい浜面どうするよ。このままじゃ黒っぽいミイラみたいになっちまうけど、それでも穴に突っ込みゃイケるもんかねえ!!
	19巻310 頁	三つ数えるわよ。出てこなかったら滝壺の×××に焼きごての刑だ。見捨てる気だっていうなら、処女の焼ける匂いでも嗅ぎながらオナニーしてるんだね
	19巻310 頁	さんにーいちドバーン!!
	19巻331 頁	逃げろ!逃げろ!!　獲物の豚野郎!!　少しでも長くこの私を楽しませろ!!
	19巻334 頁	……どうして、ここまでひどい怪物になっちゃったのかな
	19巻334 頁	とか言ってほしかったか？　はーまづらぁ
	20巻354 頁	……たーのしみだねー、はーまづらぁー
	22巻48頁	……私は、ここまで捨てたぞ
	22巻59頁	お前は、滝壺を選んだじゃないか。あいつを助けるために、お前は二度も私を撃ったじゃないか。その浜面が、今更こんな私を助けるって言うの……？
	22巻131 頁	や、ヤベぇ。頭がくらくらする。こりゃあ『体晶』の……た・い・しょ・う、の影響かもしんないわね。他にも体の駆動方式とか色々ありそうだが、ううん、そろそろ可憐に倒れてしまうかもしれないわ
	新約1巻38頁	きゃーん。こわーい、はまづら助けてえ
	新約1巻156 頁	スケスケなのは仕様です。セクシー系担当は色々苦労させられるのさ
	新約2巻142 頁	お前の姉を殺害した女です。よろしく
	新約6巻27頁	トラブル起こしゃ揉めるでしょうよ。命懸けの殺し合いになるでしょうよ。それでも何とかなるもんよ。何人殺しても何回ぶっ壊しでも、なんだかんだで最後には丸く収まってニコニコ笑顔になれるもんなの。だって、これまでの経験がそう語っているんだから
	新約6巻27頁	『アイテム』だの『スクール』だので揉めた時もそうだった。第二三学区の地下で潰し合った時もそうだった。第三次世界大戦の激戦区で顔を合わせた時も。だから、浜面なら大丈夫だよ。なんだかんだで、最後は許してくれるもんだよ
	超電磁砲5巻	逃げんな売女ァ!! 弾が尽きた途端にケツ振りやがって第三位の名が泣くぞォッ!!
	超電磁砲5巻	パリイ!パリイ!パリイ!　ってかァ?　笑わせんじゃねえぞクソガキ!!
	超電磁砲5巻	何だこりゃ!?　第一位様はこんな事やらされてんのかよ。スライムを二万匹ぷちぷち潰してLvアップ!!　ってか
	超電磁砲5巻	オ・シ・オ・キ・か・く・て・い・ね
	禁書目録（PSP）	途中でぶっ殺しまくったせいで誰の事だか分かんないわ（※上条、土御門、インデックス、五和、ステイル、神裂、アックア）

<(＾o＾)>　ねぇはまづらー
（　）
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..三　　　　<(＾o＾)>　はまづらー
　三　　　　（　）
三　　　　／／

.　　　　<(＾o＾)>　　　三　ねーはまづらー
　　　　　（　）　　　　三
　　　　　＼＼　　三

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　(／o^)　　はまづら聞いてるの！？
　( ／
　／く

　　..三<(＾o＾)>　<(＾o＾)>　 <(＾o＾)>　 <(＾o＾)>　<(＾o＾)>　　三
　..三　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　（　）　三
..三　　　／／　　　／／　　　／／　　　／／　　／／　三
はまづらー　殺したいよー　はーまづら　はまづらぁ
..三　　　　<(＾o＾)>　<(＾o＾)>　 <(＾o＾)>　 <(＾o＾)>　<(＾o＾)>　三
　.三　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　　　三　
　　..三　　　＼＼　　＼＼　　　＼＼　　　＼＼　　　＼＼　　　　三
はまづらぁ　　はまづーら　はまづらが滝壺と逃げたー　はーまづら
　　..三<(＾o＾)>　<(＾o＾)>　 <(＾o＾)>　 <(＾o＾)>　<(＾o＾)>　　三
　..三　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　　（　）　　（　）　三
..三　　　／／　　　／／　　　／／　　　／／　　／／　三
はまづらが私の眼を潰したぁ　はーまづらぁ　はまづらが滝壺とキスしたー