ペニスフェンシング(Penis fencing)とは、正に漢と漢が雌雄を決する、せいしをかけたたたかいである。
雌雄同体の扁形動物であるヒラムシの一部の種にみられる、生殖の際お互いがお互いの身体にペニスを突き刺そうとする行為である。
相手のペニスを華麗に避け合いながら自分のペニスを相手に一刺しする様がフェンシングのようだったためこのような名称が付けられた。単なるホモセとは一味違う、緊張感ある漢の戦いなのである。
先に刺し、精子を注入することに成功したほうが父親となり、刺されたほうは母親になる。
ヒラムシは雌雄同体であり父となった方も母となった方も本来は等しく父にも母にもなれるが、メスとして受精するのがエネルギー的に不利であるためか相手に一方的に受精させる戦略をとっている。同じ雌雄同体であるカタツムリやナメクジは精子を交換し合い互いに産卵する点から見ても特殊な生態であるといえる。
ちなみにペニスは2本あり、中出しする部位はどこでもいい。バトルに負けた方の体内を相手の精子が巡り卵細胞に到達して受精するようである。
2021年8月19日、NHK総合で夜の7時半から放送された『へんてこ生物アカデミー』でこのワードが取り上げられ、お茶の間パーフェクトフリーズを引き起こした。
性行動を社交の道具として行う動物として知られるボノボにおいて類似の行動が見られるといった話もあるが、ボノボ関連の研究者からは「少なくとも大人のオスのボノボではほとんどそういった行動は見られず、かなり珍しい行動ではないか」という意見もある。
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https://twitter.com/BonoboResearch/status/1428319074820390923
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https://twitter.com/NahokoTokuyama/status/1428350035830272003
漫画家のもぎ氏(童貞)が「年内にフォロワー13万人達成したら男の娘風俗へ行ってペニスフェンシングを申し込む」というツイートをし、フォロワー数が既定の人数を突破したためマニフェスト通り風俗レポを書くことになった。その際、勝負相手となる男の娘相手に提示した、人間用に整備されたペニスフェンシングのルールがもぎルールである。以下はその内容。
相手側にキスという反則があったもののもぎ氏が敗北を認めたため男の娘側が勝利した。
最初に弾かれた段階で喘ぎ、キスされると即行で負けを認め、情けなく「僕はペニスフェンシングに負けてメスになることが確定しました。今すぐ僕を女の子みたいに犯してください。お願いします。」と正座勃起で敗北を宣言。
ぶっちゃけ「逆アナルコース」で予約していた時点で負ける気満々である。
掲示板
111 ななしのよっしん
2025/03/19(水) 17:33:00 ID: BJlZ4C70oG
お前もその仲間に入れてやるってんだよ>(*ˊᵕˋ*✄╰;.’:╯バチィン
112 ななしのよっしん
2025/10/06(月) 19:18:03 ID: LDuOJV7kjA
「生物は自分の生存のために都合の良いように進化するが、生殖に関してだけは例外で、自分の“子供”の生存のために都合の良いように進化する」
と、何かで読んだ気がするが、本当にそうだと思う。
ヒラムシについても産卵がそんなに嫌なら産卵しないように進化することもできたはずだが、
実際は精子注入された時点で否応なく受精する。本人の意志に関わらず身体のシステムとして。
ま、そもそも産卵しないように進化したら種が途絶えるから当然と言えば当然だが。
ヒラムシに限らず、ペニスは一部の動物はトゲがあるくらい攻撃的なのに、
メスの性器は強カンの危険性もあるのにこれでもかってくらい無防備だ。
これも、絶対に傷つけてはいけない「子供」を抱えているから、当然と言えば当然か。
胎生も、メスには無茶苦茶負担が大きいはずだが、事実上地上で最も栄えているのは哺乳類。
結局子供を、ある程度の能力を持つまで食われることなく育ててから産み落とすには、これが最適だったと。
113 ななしのよっしん
2025/10/06(月) 20:39:30 ID: 7+dex730Oe
その辺はゲーム理論とかで個としての最適戦略はできる限り精子を多くの個体に渡し卵子は受精相手を吟味すること
しかし他の個体も同じ戦略をとっている場合精子の受け取りを拒否される可能性が高いので強引に渡す戦略が発達した
雌雄異体だと同性との競争とか異性と出会えないリスクがあるし無抵抗で精子を受け取るのも弱い遺伝子を受け取る可能性があるので一部のヒラムシにとっては雌雄同体でペニスフェンシングが適応的であったのだろう
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最終更新:2025/12/12(金) 23:00
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