「吉田理保子」とは、声優のキャスティング・マネージャーであり、
「劇団こまどり」から「ぷろだくしょんバオバブ」を経て「81プロデュース」に所属し、1970年代から1990年代にかけて活躍した人気声優の一人で、
といった戦う少女達や、
といった強い女性や、
といったドスの効いた低音低音の悪役から、
といった赤ん坊役まで、多種多彩なキャラクターを演じわけて人気声優として活躍した。
※現在でも、懐かしアニメ系番組で「クララが立ったシーン」等で声を聞く事が出来る。
「マチ子先生」役では、艶めかしさと清純さが合わさった「まいっちんぐ」で、当時の性少年青少年を虜にした他、「UFOロボ グレンダイザー」の「グレース・マリア・フリード」役では、
と言う萌え要素の複合体なキャラを愛らしく演じて人気キャラへと押し上げ、1970年代のロボットアニメファンの多くの理想の彼女像となった。
マリアを初めて見た時は、びっくりしたの。
というのは、その前にやっていたメグちゃんにあんまり似ているんで、驚いちゃったのね。
と述べているが、まぁ魔女っ子メグちゃんもキャラクターデザインは荒木伸吾だから仕方ないね。だがそれがいい。
また、日本のラジオ史上初の「アニメ」を番組タイトルに組み込んだ声優ラジオ「アニメトピア」の初代パーソナリティを、1979年10月から1981年12月まで麻上洋子と共に担当し、声優ラジオの魁となった。
吉田理保子は、世界名作劇場シリーズに縁があり、主役は無いものの、メイン級のサブキャラから端役まで含めて
と数多くの作品に出演し、少女キャラから母親役に陰険な役と幅広いキャラクターを演じている。
中でも「南の虹のルーシー」では、主人公ルーシーの姉でダブルヒロイン的扱いの「ケイト・ポップル」を演じ、ルーシー役の松島みのりと姉妹漫才の様な掛け合いを行ったりした他、本作のナレーションも担当した。
人気声優の一人として活躍を続けていた1998年、50歳直前で吉田理保子は声優を引退した。
引退後は、81プロデュースのスタッフとなって野沢雅子のマネージャーを務めた他、アニメ作品のスタッフロールにキャスティング・マネージャーとして掲載されるのみで、懐かしアニメ系番組で再現を行う際に以外に新規の役のオファーは一切うけず、表に出てくる事は二度と無くなる中、81プロデュースの取締役営業本部長にまでのぼりつめた。
※中にはスーパーロボット大戦シリーズの様に、持ちキャラの声を一切担当しないものもある。
※「早乙女ミチル」「グレース・マリア・フリード」「卯月美和」の声を引き継いだ声優の「吉田美保」は、名前が似ている為か、吉田理保子が復帰したと勘違いされる事がある。
2006年には、野沢雅子の独立して開いた「オフィス野沢」に移籍し、野沢雅子のマネージャーとして勤務している。
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世界名作劇場シリーズ
吹き替え |
※その他の出演作品についてはWikipediaの該当項目参照。
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最終更新:2024/04/18(木) 17:00
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