徳川慶寅(とくがわ よしとら)とは、SNKの格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズの登場キャラクターである。
流派 | 我流 |
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武器銘 | 撫子、白百合、牡丹 椿、朝顔、夕顔 慶寅 |
出身地 | 江戸 |
生年月日 | 明和三年 (1767年) 一月一日 |
身長 | 五尺八寸 (175cm) |
体重 | 十七貫目 (63kg) |
血液型 | B型 |
好きなもの | 粋な遊び全般 |
嫌いなもの | 酒 |
特技 | 天才 |
徳川第10代将軍・徳川家治の庶子。史実における家治の子はみな早世しているが、本作では長男・家基の怪死に暗殺を疑い、最後に残った子である慶寅を政治から遠ざけたとされている。何をやらせても水準よりも高い評価を得られる天稟を持ち、家治は表向きは家斉を次期将軍としながらも、心中では慶寅に将軍位を継がせたいと思っている。
黄色の派手な着流しに大きく前に突き出した髷、7本の刀を下げた「目立たない部位がどこにもない」と言われるような派手な風体をしており、嫡男でありながら将軍になる気はないと公言し、江戸から離れた駿府で六人の恋人と放蕩三昧の日々を送っている。それらは政敵の目を欺くための擬態のはずだが、剣術の基礎を教わった柳生十兵衛にはこちらが本性ではないかと疑われもしている。
7本の刀には6人の恋人と自分の名前を付けており、大太刀「慶寅」は滅多に抜くことはない。喧嘩は好きだが将軍の子と知られているため手心を加えられることが多く、駿府では張り合いのない思いをしているらしい。風流を愛するが下戸なので花見酒ができず、徳利に水を入れて雰囲気だけ味わっていたこともある。
かつて日輪國の領主である兇國日輪守我旺に戦いを挑んで敗れており、彼を武人として尊敬している。『零』のストーリーでは我旺が幕府に叛意を抱いているとの噂を聞きつけ、彼を自ら止めるために行動を起こした。エンディングでは正気を取り戻した我旺に國の行く末を託され、徳川の者としての自覚を新たにする。
パラレル設定の『天下一剣客伝』では同作の舞台となる御前試合を主催するが、中ボスの一人として登場する我旺に「國を疲弊させる愚劣な祭事」と思いっきり否定されてしまう。
慶寅と我旺のキャラクターデザインは「るろうに剣心」で知られる漫画家の和月伸宏によるもの。同氏は当時の作品が「サムスピ」から大きな影響を受けたことを公言しており、一方の旧SNK作品にも「剣心」の影響が見られるというパクリの応酬があった。当時から関係は悪くないので和解というよりはおかしな友情というべきか…。
斬り攻撃は刀を次々に替えて連続で斬りつける強斬り、V字の軌道を描くしゃがみ中斬りなど多段ヒットする派手な技が多い。
6人の恋人の名前をつけられた6種類の必殺技を持ち、突進技、対空技、防御判定技、空中技、投げ技、多段技と種類が揃っている。
さらに全ての技をヒット(『零(SP)』は花のエフェクトを出すのが条件なので一部は空振りでも可)させると、超強力な飛び道具「七の太刀 遊蝶華」を使用可能になる。ヒットさせた記録はラウンドをまたいでも残るが、解放した後でラウンドが変わるとリセットされる。1ラウンド目に5つまで条件を満たし、2ラウンド目の早い段階で6つ目を満たせれば理想的。『天下一剣客伝』以降は秘奥義の「百花繚乱」を当てるだけで条件を満たせるが、ラウンドが残っている場合確実に使用条件がリセットされてしまう。
『零』では突進技の「壱の太刀 撫子」が非常に強力で、特に中版は厨撫子と揶揄されるほど猛威を振るった。開発スタッフによると最終調整で硬直を増やすはずが、スケジュールの逼迫でそのまま出荷されてしまったという。対空になるしゃがみ中斬りも強く、特に炎邪は対慶寅がほぼ詰んでいることで有名。
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最終更新:2024/11/26(火) 02:00
最終更新:2024/11/26(火) 02:00
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