戦闘城塞マスラヲ 単語

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セントウジョウサイマスラヲ

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はきっと……君という神話の始まりを、見ていた。

 

 

戦闘城塞マスラヲとは、林トモアキ著のライトノベルである。

概要

なんの力も引きこもり青年が、神・妖怪魔人精霊なんでもありのバトルロイヤルに巻き込まれて成長していく姿を追ったライトノベル作品。角川スニーカー文庫より2006年から2009年にかけて全5巻で刊行された。

林トモアキの前シリーズである「お・り・が・み」とリンクしているが、そちらを読まなくても物語を理解できる様に設計されている。

アニメ化企画されたこともあったが、物語の一部を削る等の条件で折り合いがつかなかった為、企画は流れてしまったらしい。

戦闘城塞マスラヲのその後を描いた「レイセンシリーズが、角川スニーカー文庫より2010年2月から2015年3月にかけて刊行期間。全8巻。

あらすじ

 年末、世間では雑誌等あちこちで不思議広告が掲載されていて噂になっていた。魔杯という大会への募集広告で、参加資格人間と、人間以外の自した意思を持つ者のペア、優勝者には世界する権利と「魔王」の称号が与えられるという。

 そんな中、主人公川村ヒデオアパートの一室で絶望していた。高校卒業後、就職の為に上京したが、あまりにもつきが悪すぎる為に履歴書写真段階で跳ねられ、対人恐怖症になり、アパートに引きこもるようになって実家からの援助もくなり、ヒデオ自殺を考えていた。そんなある日、ヒデオゴミ置き場で古いパソコンを拾う。それを起動させたヒデオの前に電子の精霊と名乗る美少女ウィル子」が現れる。

 ウィル子に導かれるまま、魔杯に参加した川村ヒデオだが、引きこもり生活で虚弱体質になっていた彼に人をえた力を持つ歴戦の戦士達に勝つなんてありえないはず…なのだが、偶然からヒデオは初戦で大会の優勝補とされた人物を倒してしまう。

 ヒデオつきの悪さもあって、大会参加者達はヒデオをとんでもない実力者で「未来視」の魔眼を持っていると勝手に勘違いして恐れていき、その勘違いはどんどん拡大していって……。

 

主要登場人物

 川村ヒデオ
  本作の主人公ウィル子と出会ったことで魔杯に参加する。「未来視」の魔眼を持った優勝補と呼ばれるが、特別な力などなく、引きこもりであったこともあって虚弱体質。そのため機転を利かせた、力押しだけではない勝負を挑んでいる。サブカルチャーにも詳しい。

 ウィル
 
ヒデオパートナー愉快極悪感染ウィルス、電子の精霊ヒデオに感染しており、ヒデオマスターと呼ぶものの、あまり敬意を抱いている様子はない。生まれてからあまり間がないようで、魔杯を通して精霊として成長する。

 北大路美奈子
 
警察官会計課勤務。正義は強いが勘違いが多い。ヒデオ逮捕しようとする。

 
  美奈子のパートナー北大に伝わる十手であり、の宿った憑依武器

 リュータサリンジャー
 
ヒデオを実力者と勘違いし、ライバルだと思っている。若いながら戦闘経験は豊富。復讐という的を持っている。あと邪でもある。

  エルシ
 
リュータパートナー。人の持つ「熱」興味を抱いている。冷めた外見ではあるものの、過な性格をしている。

 

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