原作の天海春香のイメージを尊重するMADなどに春閣下ネタを持ち込むと場が荒れることがあるので注意しましょう。ニコニコ動画以外の場所でもあまり歓迎されないことが多いため、閣下と呼称するのは慎んだほうが賢明と言えます。 逆に、春閣下がメインの場合は遠慮なく楽しみましょう。 |
春閣下とは、ゲーム「アイドルマスター」のヒロイン・天海春香関連の二次創作のコンセプトのひとつ。
また、そのキャラクターの名称。
主にニコニコ動画を舞台に制作されている二次創作作品に登場する。
発祥はアーケード時代まで遡る。
秋月律子における「律っちゃん」のように、天海春香は「はるかっか」という愛称であった。
しかし声優を担当した中村繪里子のちょっとお金にうるさかったりする性格などがラジオなどで流れるにつれて、「春香ってちょっと黒くね?」という話題がリスナーの間で流れ、時おり「はるかっか」を変換して「春閣下」と呼ぶユーザーが出始めることになる。
この一連の流れについて当の中村繪里子は、
「私は黒春香」
「春香は白いよ。真っ白だよ!」
「(目標を聞かれて)自分の演じるキャラに迷惑をかけない」
などと発言している。
当初はこのように、三浦あずさにバ(ryと言うようなちょっと意地は悪いが親愛を込めた小ネタ程度のものであったたが、ニコニコ動画においてアイドルマスターが広まるに連れ、その性質が変遷していく。
Xbox360オンリーのソフトという敷居の高さのせいか、初期のニコニコ動画においてはそのジャンルとしての人気の割りに、実際にアイドルマスターをプレイしたことのない視聴者も多かった。
そのためか本来のアイマスユーザーよりもキャラの表層しか理解していない人が多く、ユーザーのそれよりも個々のキャラクターの人気に格差が生まれることとなる。
特に春香・律子・伊織の3キャラはこの時期かなり不遇な扱いを受けていた。
しかし、実際のところはこういった種類のゲームには珍しく、キャラクター人気にさほどの差はないと言われている(製作チームの発言より)。
この中で地味・普通・無個性などと揶揄され、不人気というレッテルを貼られていた春香ではあるが、いくつかの動画を経て転機を迎えることとなる。
当時のコメント内容が知りたい方は「黒春香についてるコメントSSが怖すぎる件 - 酔拳の王 だんげの方」を参照のこと。
こういったインパクトの強いキャラ付けは、本来の天海春香というキャラの魅力よりもストレートに視聴者へと伝わりやすく、ニコニコ動画という場所柄に非常にマッチしていたため喝采を持って受け入れられた。
二次創作であるため、その性格などについては動画投稿者にとって様々で確定してはいない。
一口に春閣下と言っても、冷酷非道な悪人から宗教的な崇拝対象、あるいは演じた声優に近い守銭奴キャラまで様々である。
共通点としては愚民(下に記述)に崇められるカリスマ性を必ず持っている点、決して善人とは言うことが出来ない性格くらいであろうか。衣装はパンキッシュゴシックが使われることが多いようだ。
見た目が春閣下と同じであるが、中身は別だと思われる状態を白閣下と呼称される事がある。
架空戦記系の「閣下」は純粋な黒は少なく、実は4のパターンが多かったりするようだ。
こういった『春閣下』についたファンのことを愚民と呼ぶ。
由来はMOSAIC.WAVの洗脳・搾取・虎の巻とのコラボMAD(初期のものは削除)。
動画にorzなどの弾幕をばら撒き、春閣下に対して崇拝したコメントを書き込むのが特徴。
現在においては、ニコニコ動画、掲示板などで春香のことを閣下と言う人間はほぼ愚民であると見て間違いないないだろう。
初期に春閣下と呼称してた人たちは現在はどちらかと言うと「わた、春香さん」や「ののワ」を使う傾向にあるようだ(愚民もこれらの呼称は使用する)。
春閣下は本来の天海春香とはだいぶかけ離れたキャラ付けをされているため、訓練されていない愚民はそれ以外のアイマスユーザーとたびたび確執を起すことがある。
実際に閣下のキャラクター性を表現したMAD |
愚民の聖地 |
よく訓練された愚民 | テーマソング |
アイドルマスター(アニメ)第15話において、映画の予告という形の劇中劇「無尽合体キサラギ」の悪のトップ「ハルシュタイン閣下」として登場。衣装はパンキッシュゴシックだが、黒地ではなく白地に変更されており、黒いマントを羽織っている。
「アイドルマスターのタグの一覧」も参照。
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最終更新:2024/11/09(土) 08:00
最終更新:2024/11/09(土) 08:00
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