末堂厚とは (スエドウアツシとは) [単語記事]

末堂厚とは、バキシリーズの登場人物である。
CV:永野善一(TVアニメ版『グラップラー刃牙』)/戸谷公次(OVA版)/石井康嗣(BeeTV版)/乃村健次(TVアニメ版『バキ』)

末堂厚……………厚かフフ今にもカマっぽくなりそうな名前だぜ

グラップラー刃牙の記念すべき第一話「ヤツの名は刃牙!!」から登場。シリーズ第一作の初バトルの相手を務めた。

ベンチプレスで270kgを差し100m走は裸足で11秒を切る、刃牙との対戦時でフルコンの大会を三連覇中のフィジカルモンスター。特に蹴りは三人がかりで支えるミットを弾き飛ばし遊園地のコーヒーカップを一撃で破壊するなど強力。

初期のころは白帯の刃牙にKOされた神心会メンバーを叱責する師範をからかったり高齢の愚地館長を嘲たり歯医者嫌いを指摘され装着したテンプレートを噛み砕くなど、兎に角イキった性格だったが刃牙に倒されて以降は負けそうになった独歩の試合に乱入したり克巳を加藤と共に正拳突きで励ましたりと仲間思いな一面がクローズアップされた。

絶妙にオネエ口調が似あう顔かつ一気に強キャラっぽくなるためセリフ改変コラが多いキャラクターでもあるがホモではない。

主な戦績

vs 範馬刃牙

おじやや炭酸抜きコーラなどでエネルギー補給をした刃牙との対戦。
開始直後の跳び蹴りでいきなり肩を外され負傷敗退かと思いきや自分で肩をハメ復帰。このとき直前に装着したテンプレートを噛み砕くなど凄まじい咬合力を見せるがじゃあなぜ付けたのかは不明。
刃牙のラッシュを防御した後に繰り出したローキックを逆に利用され頭部に廻し蹴りを食らうと、よほど悔しかったのか受け身を取り損ねた刃牙に突進し反則の顔面殴打を繰り出す。が刃牙にボー・アンド・アローというプロレス技(当然反則)で極められる。
仕切り直したあとは正攻法で、されるがままの刃牙を滅多打ちにするも所詮表舞台の空手家の末堂の攻撃は彼に通用しておらず、四連覇を捨ててまで打った上段突きも割り箸と紙袋理論で逆に右拳を破壊されてしまう。
疼いているところを刃牙に仕掛けられ顎へのハイキックで失神し一本負け。
目が覚めた後も性懲りもなく襲い掛かろうとしたところを独歩からベアハッグを喰らい再び失神。日に二度敗れるバカとなった。

vs ドリアン

同期の加藤の仇討ちのため遊園地を満喫するドリアンの前に見参。
彼をコーヒーカップごと蹴り倒し強襲する。
演技込とはいえ遜色ない体格と師範から教えられた三戦などを駆使し死刑囚を相手に善戦するも、自分を道連れにジェットコースターからの飛び降りを敢行され直前でワイヤーを使ったブレーキをかけたドリアンと違いそのまま地面に激突。無念の敗北となった。