本物信長とは、ゲーム『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントの一騎で……
あれ?そういえば、こいつってサーヴァントでいいの?まぁいいや。とりあえず、サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)を参照。
イベント「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」にて登場。同イベントにて、大量発生した織田信長の一人であり、尾張を拠点としている。名前自体はかなり早い段階から出てきており、どうやら甲斐を拠点とする織田吉法師と小競り合いを繰り広げていたらしい。
ともあれ、名前についている"本物"という語が何を意味するのか。これには作中人物もプレイヤーも疑問に思っていたのだが、それが明らかとなるのは、尾張に攻め入ってからだった。
尾張にて主人公らが目の当たりにしたのは、常備兵の雇用や補給線の確保といった地道ながらも手堅い戦略に基づいて敷かれた布陣。そして、戦場に響き渡るやけに甲高い声。そう、この声の主こそが尾張を支配する織田信長である"本物信長"その人である。さて、その肝心の姿はなんと、日本人であれば誰もがよく知っており、誰もが教科書で見たことのある織田信長の肖像画からそのまんま現実に出てきた姿をしていた。顔が影に隠れてよく見えないけれどもなに、気にすることはない。
「いや、貴様ら、流石に驚きすぎではないか?
そもそもこの信長が女なわけがなかろうが」
もはやぐうの音も出ないほどの正論。まさしく本物と呼ぶより他はない威容。他の信長を偽者呼ばわりするのも頷ける話である。ちなみに、みんなの反応はと言うと……
みんな大好き後輩ちゃん「わ、わたしも歴史の本で拝見したことがあります!」
景虎ちゃん「信長が女とか馬鹿らしすぎてスルーしていました。」
ともあれ、自軍がとんらん、じゃなかった。混乱の坩堝に陥る中、撤退を余儀なくされてしまう主人公たち。形はどうあれ、敵を退けたことに気を良くした本物信長は、自身の家来となったご存じカッツこと織田信勝と共に祝杯を挙げる。しかし、そのカッツによって毒が盛られた杯を口にしてしまったため、敢え無く死亡。身内を信用しすぎてしまったために訪れてしまった最後であった。
「…………やだなぁ、姉上が男なわけないじゃない」
字面だけ見ると、お前は何を言ってるんだな感じが半端ないが、Fate的には何も間違っていないから困る。なお、シーン自体はシリアスな雰囲気である上に「ああ。そういえばカッツってこういうヤツだったわ」という感想を抱くこと請け合いである。
ともあれ、そうしてカッツによって乗っ取られた尾張の軍勢は主人公らと激突するが、それはまた別の話。
さて。散々度肝を抜かさせた本物信長はこの後、終盤のとある場面にて姿を見せるが、結局彼が何者なのかは不明なまま。これにより、様々な考察を成すことができるだろう。しかし、敢えて暴論であることを承知の上だが、一方ではこう考えることもできる。
深く考えたら負け!
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/21(土) 22:00
最終更新:2024/12/21(土) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。