粉雪の舞う頃に

粉雪の舞う頃にとは、シシカバブPによるりょうゆきのNovelsM@Sterである。

投稿時の2月8日に投稿されて以降、6月までにほぼ週1のハイペースで20話まで投稿され、
以後ペースは落ちたものの、全25話を持って11/19に完結した。

概要

男性恐怖症の面がある萩原雪歩は学校の後輩である少年・秋月涼と出会う。男性はダメだと言っていた当人だが、屋上で初めて顔を合わせる。交流を重ねていくうちに、その涼と仲良くなっていく。それはそんな二人の仄かな恋愛を書いた粉雪のような物語である。そしてその二人を囲むアイドルやプロデューサーたちを含めた日常も展開される。

登場人物

この物語で登場した主要人物を紹介。

萩原雪歩

この物語の主人公兼ヒロイン。
男性恐怖症持ちだが、出会った涼に対してはむしろ安心感を持つほどすぐに仲良くなった。
その仲の良さは涼と交換日記をはじめたり、趣味だったポエム書きを人前ですっぱりやめるほどである。
涼と交流を持ってからはアイドル活動でも好影響もあったようでアイドルランクも上昇した。
その過程で出場したオーディションで舞に完敗するも、その出場理由に納得できずリベンジを誓い、
涼たちに支えられ再戦で舞に勝ちその場で叱咤、アイドルになった理由の原点を彼女に思い出させた。

落ち着いた雰囲気を持つ美少女で、人に安心感を与える性格を持つ。
なかなか涼に対する好意を恋心だと気付かなかったが、親友と涼の仲の良さをみてそのことに気付く。

秋月涼

この物語のもう一人の主人公。
登場早々男に告られるといういつも通りの光景から始まったが、 避難した屋上で雪歩と出会う。
その一件もあって仲良くなり、学校の昼休みに一緒に昼食をとり、お弁当のお裾わけをするほどである。もげろ！
普段はさえないどこにでもいる少年の風情だが、実際は中性的な容姿をもつ美少年。
その容姿や落ち着いた性格も相まって普段は女性アイドルとして活動しており、全く性別がばれる気配が無いほど。
何気に接した女性から好意（恋愛とは別）をもたれることが多いが、
人を信じ支えるという縁の下の力持ちともいう性格がそのような人間関係を築けてる理由だと思われる。

雪歩の男性恐怖症を耳に挟んでおり、そのことで一時悩んだ結果、大事には至らなかったが学内で倒れる。
そのことを経て雪歩と本音を出し合い、相思相愛となる。

菊地真

雪歩の大親友であり、涼に取っても師であり目標である、見た目は美少年とも見える少女。
涼と似た経験を持っていることもあって涼とは出会ってすぐに仲良くなる。
ちょっと見ただけでは同じく2人の親友の雪歩が羨むほどの仲の良さである。
ハプニングで涼の性別を知ってしまうが、その後の行動はまさに真前。

当人同士に恋愛感情はなく、涼にとっては目標・真にとっては親友である。

星井美希

特訓中のゆきまこにおにぎりを差し入れに登場。何でもこなせる天才肌ゆえに常人には理解しがたい日高舞のオーディションの参加理由に理解を示す。ゆきまこにそのことを話し、その上で雪歩に勝つようにとお願いする。

秋月律子

通称ダメ事務員
涼の女装に対してゆきまこにそれぞれ問い詰められ、 いずれも2人を怒らせる応答をして粛清された。
作中の扱いはまっすぐ限界説といえる壊れっぷりである。

岡本まなみ

ほぼ原作準拠のダメな大人。
雪歩に涼の正体がばれた際に固まっていたり、さらに別の人に性別をあっさりばらすなどこんな大人で大丈夫か？
安心のマダオぶりである。

日高愛

涼の同期の元気印の少女。
たまたま家族と訪れた遊園地でデートしていた雪歩と男装普段の姿をしていた涼を見かける。
雪歩と一緒にいた涼と思われる人物の電話の応答で……
どうでもいいが、原作に比べて小悪魔的な部分がある。

事情を某マネージャーから聞き出し、涼にアイドルである真意を問うがその言葉を信じ、いつもどおりに振る舞うことを決める。

水谷絵理

涼と同期の落ち着いた雰囲気を持つ少女。
悩んでいた愛に的確なアドバイスを授けるなど、頭の回転が速い。

魔王エンジェル

中盤にリレ準拠の設定で登場する。涼に妨害を仕掛けるも敗れ、その後に説得されて初心を取り戻し、以後協力する。

日高舞

日々の変わらない生活に刺激を求めて暇つぶしにオーディションに参加した伝説の元Sランクアイドル。
敗北を知らない正真正銘の天才。アイドルとしての実力はブランク、かつ動機が不純であってすら健在。一度破った雪歩が本気でぶつかってくることに感心し、再戦を約束する。しかし原点を忘れ去ってたこともありそこで雪歩に敗れ叱咤され、それを受けて自分がアイドルを始めた本当の理由を思い出し、その場にかけつけていた日高Pに抱きついた。

日高P

舞の夫であり愛の父。作中では千早のプロデューサーである。かつて舞のプロデューサーだったが彼女の才能が突出しすぎていたゆえに結果として『夢』を持たせ続けさせることに失敗していた。雪歩に敗れた彼女に『プロデューサー』と久しぶりに呼ばれ、アイドル業界で再び二人三脚を歩み始めることが出来るようになった。

シシカバブP

＝うｐ主かは不明だが、この作品では雪歩のプロデューサーを務める。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• 萩原雪歩
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