絢瀬絵里とは (アヤセエリとは) [単語記事]

絢瀬絵里（あやせえり）とは、『ラブライブ！』に登場するキャラクターである。

プロフィール

音ノ木坂学院に通う3年生。祖母がロシア人の、いわゆるクォーター^[1]

弟が二人おり、漫画・アニメ共に、学校では生徒会長を務める。アニメでは亜里沙（ありさ）という妹が登場している。

公式の英語表記は「AYASE ELI」。「ERI」でないのはクォーターであることを考慮したためだと思われる。

明るい性格で、物事に真剣に取り組むことが苦手だったが、μ’sの活動には全力を出す。

趣味はキルトやアクセサリー製作。特技はロシア語、衣装作り。長所は女子人気が高く、気が強いこと。チャームポイントはメリハリのあるスタイル。小さい頃にバレエの経験がある。

感動すると「ハラショー！」と（本来の「素晴らしい」という意味とは関係無い場面でも）言う癖がある。

アニメ版では当初、在校生への活動を優先しなくてはならない生徒会としての立場、また自身のバレエの経験からスクールアイドルが素人にしか見えないということもあり、μ'sの活動に反対していた。

しかし祖母も音ノ木坂学院出身であり、祖母の母校を守るため、本当は廃校を阻止したいと考えている。

７話で校門で絵里を待つ亜里沙と海未が出会った事をきっかけに、絵里が本格的にμ'sに関わる事になり、その後の亜里沙や希の問答を受け、やりたい事と成すべき事との間で葛藤するが、穂乃果達の説得と熱意から、8話にてついにμ'sに加入する。

加入以降はμ'sの活動に指示を与える場面が多く見られ、他のμ's メンバーとの仲も良くなっている。

第2期では、生徒会長の役目を降りている（後任は穂乃果）。

SIDでは生徒会長になったきっかけが書かれており、生徒会長になることを周囲から押し付けられた頼まれた結果、立候補したという経緯がある。また、後任を穂乃果に決めた理由も描かれている。

一見するとクールで真面目な性格であるが、暗闇が怖かったり（初出は「もぎゅっと“love”で接近中!」のドラマCD）、クールなイメージをぶち壊しにされて「エリチカ、おうちに帰る!!!」とか言ったり（1期5巻収録の特典小説）とどこか抜けているところもある（テレビアニメ2期、スクフェスのメインストーリーも参照）。

漫画版では穂乃果、海未、ことりの幼なじみであり、穂乃果達との仲が良い。アイドル活動も強くは否定しておらず、個人的な立場から応援している。さらには泣きそうな穂乃果にキスをしようとする一面も見られるなど、アニメを先に観た人はギャップに驚くこと受け合いである。

メンバーからの呼び名は絵里ちゃん、えりち、絵里、エリーなど。ファンからはエリチカ、会長と呼ばれることもある。

総選挙は全順位、それ以外は全キャラ投票対象は上位3位、一部キャラ投票対象は上位1位のみ記載。

実は総選挙ではずっと低い順位に甘んじていたキャラクター。

しかし第5回総選挙ではいきなりのランクアップ。初期は低順位だがアニメを挟んで(第4回総選挙→アニメ1期→第5回総選挙)ランクアップしているのは真姫にも同様の順位推移がみられる。

アニメ1期で人気を獲得した結果なのかもしれない。

μ'sの9人の中でも他のアニメシリーズなどとコラボした二次創作が作られることが特に多い。

しかし、いずれも短期間で人気は廃れてしまっている。

*当初、原案の公野櫻子はオシャレ系でスタイルが良いというくらいの設定しかなかったが、サンライズ（室田雄平）から来たキャラクターデザインが金髪碧眼となっていたため、秋葉原周辺にあるニコライ堂や白系ロシア人（ロシア革命から逃れた人）の社会を参考にして、ロシア人のクォーターという設定が追加された経緯がある。