『赤ずきんと健康』とは、BACA-JA2007において映像コンテンツ部門で佳作を受賞した動画作品である。
なお、BACA-JA(ばかじゃ)とは、学生を対象とした映像・ネットワーク作品のコンテスト(主催:関西テレビ、協賛:アドビシステム)。2002年からの開催以来、受賞者からプロの映像クリエイターを生み出した実績のある、由緒あるコンテストである。過去の受賞作品はBACA-JA公式サイトで視ることができる。
BACA-JA2007 映像コンテンツ部門 佳作
金沢美術工芸大学 井上 涼 / 担当教官:鈴木 康雄
受賞のコメント(BACA-JA公式サイトより)
私の資料によりますと、湯船に浸かると重力の影響で足の方に溜まりがちな血液が全身に回るようになって良いのだそうです。
何はともあれ、この作品をほめてくれた皆さん、完成に導いてくれた大学の先生方、選んでくださった審査員の方々、ありがとうございました。
お体に気をつけてください。ちなみに私は元気です。
狼に食べられた赤頭巾が狼の体内で内臓の精に出会って狼の体内の問題を解決するという話。
童話「赤ずきん」をベースにしてアレンジしたものと考えられる。
*以下の記述は編集者の独自の推察です。信用のある機関や人物の考察ではないことをご了承ください。
全編アニメーションの作品であるが、おそらく3DCGやエフェクトソフトを使用せず、全て手書きで仕上げているものと考えられる。
また、コマ割などの技法はあまり使われているようには見えず、止め絵以外は全てフルアニメーションであると考えられる。詳しいフレームレートは不明。
内容は終始ミュージカル風の演出で統一されており、声は全て一人で担当しているものと思われる。
作中では動脈を道路に置き換えたり、脳へ続く神経(?)をエレベーターに見立てるなど、随所に作者の非凡なセンスを伺うことができる。
また、話の進行が遅くなりがちなミュージカルにも関わらず、かなりテンポの早い展開になっており、BACA-JAではこれらのセンスや技術が高く評価され、佳作に選ばれたものと考えられる。
白黒反転画面でひたすら踊りまくるスーパー賢者タイムなど、ニコニコ動画ではネタとして扱われがちだが、それは作者の表現力が常人のはるか上を行っているため、見る人によってはかなりシュールな作品に映るからだと考えられる。
ただし作品自体にも多くのパロディ要素や意図的な誇張表現取り込まれており、ネタ作品として扱われること自体は不当な評価ではないものと思われる。
作者の他の作品
最優秀作 優秀作
入選
2009年11月2日に待望の携帯コンテンツの配信が始まった。
本人からのコメント(ニコニコニュースより)
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最終更新:2024/04/19(金) 21:00
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