重信慎之介とは (シゲノブシンノスケとは) [単語記事]

概要

小学校から軟式野球を始める。中学校ではシニアに所属し、ジャイアンツカップに出場した。

早稲田実業高校では1年から三塁手のレギュラーに定着し、2年時に甲子園に出場した。3年夏は都大会で敗退した。

早稲田大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場。2年に外野手にコンバートし、3年秋に首位打者のタイトルを獲得。4年春に優勝と日本一に貢献した。

2016年は開幕は一軍で迎えたが、3月30日に二軍に降格。5月19日には高橋由伸監督が二軍の試合を視察して評価され、5月20日に一軍に昇格した。この年は一軍では25試合に出場し、二軍では91試合で36盗塁を記録した。

2017年は2016年限りで引退した鈴木尚広の後継者として主に代走で起用される。しかしながら、レギュラーなどを経た後に代走専門となった鈴木に比べ経験不足と見られる部分が多く、8月7日の中日ドラゴンズ戦では9回裏に二塁ベースを踏み忘れ、これに気付いた岩瀬仁紀が二塁に返球してアピールしたことでアウトが成立、チームは敗戦した。
3週間後の8月27日の阪神タイガース戦では7回裏に代走で出場しニ盗に成功、直後に亀井善行のタイムリーで先制のホームを踏み勝利に貢献した。

2018年はオープン戦で奮わず開幕一軍を逃し下半身のコンディション不良もあったが、6月14日に一軍登録。このシーズン初のスタメン出場となった7月27日の中日戦では中安、左ニ、右三とサイクルヒットリーチの活躍で山口俊のノーヒットノーランを援護した。故障期間に食トレによる体重増加を実践したことで打球が強くなりヒット、特に長打が増え、9月3日の中日戦では松坂大輔からライトスタンドにライナー性のプロ初ホームランを放った。60試合の出場で打率.281、2本塁打、13打点と打撃成績が向上した。

2019年は代走・守備固めとして一軍に帯同。7月23日の東京ヤクルトスワローズ戦ではプロ初のサヨナラタイムリーを記録した。106試合の出場で打率.266、2本塁打、16打点を記録した。福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは第1戦と第3戦で代打として出場したが凡退し、第4戦で内野安打を記録し一矢報いた。

2020年は一軍と二軍を往復しながら代打、代走、守備要員として起用。11月10日の藤川球児の引退試合では最後の対戦打者となり、三振ではなく二飛になったことで批判を受けたりした。60試合の出場で打率.256、1本塁打、6打点だった。

2021年は71試合の出場に留まった。

2022年は77試合の出場で打率.216、9打点、7盗塁だった。

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