金刃憲人とは (カネトノリヒトとは) [単語記事]

金刃憲人（かねとのりひと、1984年 4月10日-）とは、兵庫県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

OB
金刃憲人
基本情報
国籍	日本
出身地	兵庫県尼崎市
生年月日	1984年 4月10日
身長体重	176cm 80kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2006年希望入団枠
引退	2017年
経歴
尼崎市立尼崎高等学校立命館大学読売ジャイアンツ(2007年-2012年) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2013年-2017年)
プロ野球選手テンプレート

2007年、開幕ローテーション入りを果たすと、前半戦で7勝を挙げる活躍を見せ、新人王の有力候補と言われた。しかし後半戦は疲労と故障で調子を崩し、結局その7勝止まりに終わり、新人王も逃した。22試合に登板して7勝6敗、防御率3.55。

2008年も先発を務めるが、四球からの自滅癖を露呈し8試合の登板に終わる。イースタンリーグでは最多勝・最優秀防御率を獲得するなど好成績を残した。

2010年は左の中継ぎとして期待され21試合に登板したが、防御率5点台と結果を残せなかった。

2011年は左の中継ぎと谷間の先発を兼任。4年振りの先発勝利も挙げた。

2012年は腰痛で戦線離脱。変形性脊椎症と診断され、実戦復帰は閉幕直前となり、一軍登板無しに終わった。オフ、横川史学・井野卓との交換トレードで、仲澤広基と共に東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。背番号26。

2013年は左のリリーフとして活躍し、自己最多の39試合に登板。楽天の初優勝と日本一に貢献した。

2014年、2015年と二年続けて不振に苦しみ、特に2015年には故障の影響もあって一軍からは完全に遠ざかった。

2016年は、初登板の4月5日のマウンドで3年ぶりのサイドスローに戻す。6月11日の広島東洋カープ戦、6月25日の福岡ソフトバンクホークス戦で1球勝利を達成（2度の1球勝利は史上初）するなどそれまでの不振が嘘のように復調し、シーズンを通じて左のリリーフとして活躍した。54試合登板で41.2イニングとどちらかといえばワンポイント的な起用も目立ったが、それでもピンチの場面で登板する火消し役として防御率2.38（14ホールド）の立派な記録を残した。

2017年は左脇腹痛の影響で6試合の登板に留まり、戦力外通告を受け、現役引退を表明。

2018年からは楽天の打撃投手を務めるはずだったが、背中を痛めてしまい投げられなくなり、戦略室サポートグループに異動した。プレーの映像分析などを担当している。

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