駒場利徳とは、とある魔術の禁書目録に登場する無能力者で構成された武装集団「スキルアウト」の第七学区リーダーである。サブキャラと思われがちだが、実はいろんな方面に影響を与えており、特に浜面仕上の人生を大きく変えている。 なお、「少年」である。
部下には、浜面仕上や半蔵がいた。
原作のSSに登場(アニメでは2期23話)。ゴリラのような大柄な体躯と陰鬱な口調(「コピー用紙をそのまま口から吐き出しているような声」)が特徴。強面の外見の割に、争いごとを好まない「少年」である。
無能力者をゲーム感覚で競って襲う能力者から守るために、スキルアウトの再編成を行っていた。その後、街の通信機能を麻痺させてアンチスキルやジャッジメントへ通報できない状況を創りだした上で、凶悪な能力者達を一網打尽にする計画を立てた。しかし、学園都市側から計画を見ぬかれ「危険人物」と見なされてしまい、暗殺対象となってしまった。
かつて、資金稼ぎのためにATMを強奪した際、アンチスキルの黄泉川愛穂に追いかけられ、浜面と半蔵ともども留置場にぶち込まれたことがある。
学園都市の暗部組織「グループ」に加入した一方通行が初めて請け負った仕事が、駒場利徳の暗殺だった。暗殺にやってきたグループのメンバーの結標淡希を撃退し、一方通行とサシで勝負する。
「攪乱の羽」(チャフシード)を用いて、一方通行の反射を防ぎ窮地に追い詰めるものの、「攪乱の羽」が風で飛ばされてしまい攻撃手段を失ってしまう。一転してフルボッコにされた駒場は、自分がスキルアウトを再編成した理由と目的を告げ、反射されると分かっていながら一方通行を銃で撃ち、半ば自殺する形で死亡した。駒場の死後、彼の携帯電話を拾った一方通行は、携帯に入っていた無能力者を襲撃する危険人物の情報を得て、そういった危険人物の排除に自主的に乗り出している。
彼が殺されたことで、スキルアウトのトップは浜面仕上がスライド式に受け継ぐ事となった。この辺りの詳細はSS1及び15巻参照。
駒場が遺したもう一つのものとして、フレメア・セイヴェルンという無能力者の小学生女子がいる。ある抗争の一件で駒場は、彼女を助けて保護した事で慕われる事となったが、駒場の死亡によって一時的に彼女が関わっていた問題は一方通行へと引き継がれていた。
更に後、第三次世界大戦終戦後にフレメアは、学園都市の暗部に狙われることとなる。この駒場の遺したものによって、浜面仕上と一方通行は再び邂逅し、学園都市上層部が大きく対立するきっかけとなった。こちらは『新約とある魔術の禁書目録』1巻を参照のこと。
無能力者である駒場は能力者の武力行使に対する為、基礎的に自らの肉体を鍛え上げている他にも学園都市で開発されている様々な科学技術を用いている。
赤外線を使って、標的の材質・厚さ・強度・距離を正確に計測し、破壊に最も適した火薬を調合し、合成樹脂を瞬間的に固めて弾頭を造る。鋼鉄の板を打ち抜けたり、豆腐の中に弾丸を残したりできる。
超音波伸縮性の軍用特殊テーピング。駆動鎧の運動性能部分を抜きとって独立化させたようなもの。駒場をこれを脚部を中心とした全身に施すことで、驚異的な身体能力を引き出した。しかし、使用者の身体を無視した欠陥品であるため、身体に多大な負担をかけるが駒場はそれを承知で使っていた。
金属製の薄い膜の形状をした電波を攪乱するための兵器。強い風に弱い。本来は無線機能を潰すためのものだが、駒場は一方通行の反射を封じるために使った。
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最終更新:2025/03/11(火) 08:00
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