2ちゃんねる麻薬書き込み騒動とは、2ちゃんねるの麻薬書き込みが削除されずに放置されたことを端に発する騒動である。
元々は読売新聞のある報道から端を発する。その報道とは、警視庁がある容疑からひろゆきの自宅や関係する会社事務所など、およそ10か所を捜索していたという物。
その容疑は繰り返される覚醒剤密売の書き込みを再三の要請にも拘らず消さなかった麻薬特例法違反(煽り、唆し)。
この後、2ちゃんねるへの捜査に関する報道が相次ぐ。2ちゃんねるの数ある閉鎖騒動の一つとも呼ばれる。この騒動は発端となった2011年11月の捜査から1年以上経った2012年12月現在も進行中で、ひろゆきが書類送検されることとなった。第二次ブログ連戦争と呼ばれる、一部ねらーとコピペブログとの対立も深く関係している。
| 年 月 日 | 内 容 |
| 2012年 3月7日 |
警視庁が2011年11月から、ひろゆきの自宅や関係する会社事務所などおよそ10か所を捜索していたことが判明。容疑は繰り返される覚醒剤密売の書き込みを再三の要請にも拘らず消さなかった麻薬特例法違反(煽り、唆し)。 |
| 3月27日 | ひろゆきが2ちゃんねるの譲渡先であると言っていた、シンガポールの「PACKET MONSTER.INC」が実体のないペーパーカンパニーであることが、読売新聞の取材で発覚する。 |
| 3月29日 | ひろゆきが役員を務める会社、未来検索ブラジルが最近まで2ちゃんねるの広告収入の一部を受け取っていたことが産経新聞の取材で発覚する。削除人の大半は無報酬だが幹部十数人は報酬を得ているということも報道された。 |
| 5月10日 | 削除要請の97パーセントを、対応せず放置していた事が警察庁のまとめで判明した。その全てが薬物の密売関連である。 |
| 5月18日 | 警視庁がシンガポールの警察当局に対し、パケット・モンスター社への捜査を国際刑事警察機構(ICPO)を通じて要請していた事が判明する。連邦捜査局に対してアメリカにある2chのサーバの捜査協力を求めていることも判明した。 |
| 5月31日 | 2ちゃんねるを利用して客を集め、覚醒剤を売った金で生計を立てていた5人組のグループが逮捕される。 |
| 10月11日 | 5000件余りあった放置の件数が、ことし半年間ではおよそ170件まで減少する。 |
| 12月20日 | 違法薬物の密売に関する書き込みを放置したことで、結果的に去年起きた覚醒剤の密売事件を助長した疑いがあるとして、ひろゆきが書類送検される。 |
| 2013年 3月19日 |
ひろゆきが不起訴処分となる |
ひろゆきの書類送検された理由は「麻薬特例法違反幇助の疑い」、具体的に言うと「2ちゃんねる内で、麻薬の取引を知りながら、麻薬関連の書き込みを放置した。これは麻薬売買の手助けである。」という理由である。
この書類送検はかなり無理があると言われており、実際に2013年3月19日にひろゆきが不起訴処分となったが、ひろゆきに全く問題がないとは言い切れない。ひろゆきは賠償金関連や上記の麻薬書き込みの放置、2ちゃんねるを動かす権力があるにも関わらず2ちゃんねるを形の上で譲渡を行なって責任逃れを行なっているなど、法的には問題がなくても道徳的、社会的に見て数々の悪行を行なっており、警察に「犯罪行為をしているのが確認されていないだけで奴は犯罪者」と目をつけられても全く文句が言えない。ある意味、「ひろゆきの悪行を止めるのに法整備と捜査が進んでいない」状態と言える。
(尤も、警察は法に則って動く組織であり、「疑わしきは罰せず」という法の原則に反しているが・・・・。)
今回の書類送検は山口組の記事にある
このように普通は起訴にまで持っていけないような容疑でも、現在の警察は積極的に逮捕して、刑務所には送れずとも拘置所に数週間なり抑留しようとする
に近いものがあると言える。
言わずと知れた日本警察。2ちゃんねるの捜査に大体的に乗り出した。
国外にある2ちゃんねる関連の会社の調査を日本警察が外国の警察に調査を依頼するために使用した組織。
ルパン三世で銭形警部が世界各地で「ルパン~逮捕だー!」している印象が強いが、ICPOはあくまで国際的な警察のネットワークであり、他国に日本の警察官が乗り込むようなことはない。もしやったら国際問題になる。
2ちゃんねるビューアを開発、運営している会社、N.T.Technologyを運営している男。他に2ちゃんねるのサーバを運営している会社、Pacific Internet ExchangeのCOOも務めている。
2ちゃんねるの麻薬書き込みの報道で「札幌の株式会社ゼロが家宅捜索を受けた。」というニュースを聞いた人も多いと思われるが、この株式会社ゼロというのはN.T.TechnologyとPacific Internet Exchangeの下請けである。
ニコニコ大百科の運営を始めに、様々なネットサービスを行なっている会社。ひろゆきが取締役を務めている。
以下の業務で2ちゃんねるに関わっていることを公言している。
さらに、以下の様なことがはちま特定スレの調査や各マスコミの報道などで判明した
などの一連の行為により、「ひろゆき=未来検索ブラジルが2ちゃんねるを管理している。コピペブログもひろゆきと繋がっている」ことが下記のはちま特定スレなどで推測とはいえ確定しつつある状況になっている。
しかし、下記のはちま特定スレにやって来た際、ひろゆきはいくつかのコピペブログの排斥を表明し、さらに「fc2ともライブドアとも関係ない」と語った。
ご存知ニコニコ動画を運営している会社。ひろゆきが取締役を務めるなど、深い繋がりがある。ドワンゴの重役である
夏野剛氏と川上量生氏は、何と12月21日に行われたニコニコ新サービス発表会の最中に書類送検されたことを初めて聞かされた模様。完全に寝耳に水である。ひろゆきは書類送検されたことで当日の発表会に来ることが出来なかった。
発表会にこの件に関して記者が夏野剛氏と川上量生氏に質問したが、やはりというか「知らない」という趣旨の回答がされた。
組織というのはおかしいかもしれないが、今回の騒動に深い関わりがあるので記述する。
はちまの身元特定を行い、ステルスマーケティングについて調査しているニュース速報(嫌儲)板のスレッド。過疎が進んでいるものの、2012年12月現在も進行中である。スレが立ってから、勢いは当初からかなり落ち込んでいるものの、一年近くも続いており、スレの伸びが止まる気配を見せない。また、これまでにひろゆきがこのスレに何度か降臨しており、一部コピペブログの転載禁止を明言したのもこのスレである。
今回の麻薬騒動にも飛びついており、2ちゃんねるの運営についても調査を行なっている。彼らが調べたことの一覧はここに載っている。
もしスレに興味があるのなら2ちゃんねる検索でKNDと検索すると出てくる。
他にも株式会社ジェンマエンジニアリングやライブドア(NHN Japan)など、様々な企業との関連性が指摘されているが非常に複雑になるので省略する。
これまで2ちゃんねるの運営であるパケット・モンスター社はペーパーカンパニーであることが明らかになり、実際の運営者がわからない状況となった。広告や有料検索、2ちゃんねるビューアによる収益がどこに行っているのか、キャップも一体管理しているのか判明していない。
しかし、はちま特定スレではちまの個人情報やステマに関連している企業の調査が行き詰まった際、これまであまり興味が持たれなかった2ちゃんねるの運営の調査が行われるようになった。これにより2ちゃんねるの運営の実態が大方判明し、判明していない部分も推察が出来るようになった。この調査などによって明かされた2ちゃんねるの運営の実態は運営(2ちゃんねる)の記事に詳しくまとめられている。
この調査を見る限り、上で述べたように未来検索ブラジルの管理下に置かれ、コピペブログと繋がっている可能性が非常に高い。しかし、もし未来検索ブラジルだとした場合、一体どのように管理されているのか不明である。
2012年5月現在、何故かひろゆきとジム・ワトキンス氏の直接的な関係が分かっていない。
はちま起稿を運営している会社、株式会社KND(一時期倒産と思われたが存続が確認)やそこに関係している株式会社WillViiやDECCIなどの会社、そこから繋がるソニーを初めとする様々な企業、コピペブログの総元締めであるライブドア(NHN)と2ちゃんねるの広告代理店や検索サービスを務めている未来検索ブラジルなど、 図に書くのも嫌になるほど大規模で複雑な関係が分かったにもかかわらずである。
今回、警察は麻薬捜査だと表向きは表明しているが、以下の様な憶測が飛び交っている。
無論、実際のところは不明。ただ、2ちゃんねるを調査した場合、これらの目的も達成される可能性は大きい。
今回の騒動の原因は2ちゃんねるの運営が麻薬関連の書き込みを削除しなかったからだが、一体何故削除しなかったのかは2012年12月現在、判明していない。
そもそも、2ちゃんねるの麻薬関連の書き込みを放置するメリットが運営側にない。おそらく大半の人は「2ちゃんねるの運営が暴力団と繋がっているからではないか?」と考えるだろうが、暴力団側から見ても証拠隠滅等の面から考えて、役割を果たし終えた書き込みは早急に削除してもらった方がいいはずである。
(現にblogbanは犯罪関連の書き込みの削除依頼については「証拠保全のために削除は行われませんのでご了承ください」と表明している。
)
ただ、一部のキャップが「一番上の人間の許可を取らないと削除できない」ということを暴露している。そこから考えるとひろゆきの独裁的管理や秘密主義による連携の遅れなどで2ちゃんねるの運営が官僚的体質に陥り、放置してしまった可能性が高い。
また、ひろゆきは著書で高校時代は不良で何度か犯罪を犯していると語っている。また、2chを作る以前から、「実録!交通違反をもみ消して罰金を払わない方法」という如何にも警察を怒らせそうな反社会的な掲示板を作成している。
この事からひろゆきは警察を非常に嫌悪しており、そのために従わなかった可能性も高い。
この事件で、ひろゆきの発言と各マスコミの報道、そしてひろゆきの行動に矛盾がいくつか出ている。
| ひろゆきの発言 | マスコミの報道 | ひろゆきの行動 |
| 警察からの削除依頼は来ていない。 | 押収されたひろゆきのPCの中に警察庁からの削除依頼メールが来ている。 さらにひろゆき自身が「警察から削除依頼メールが2件来ている」と発言している。 |
「警察から削除依頼メールが2件来ている。これについては対応済み。」とブログで発言している。![]() これは2012年5月の話であり、それ以降に警察からの削除依頼があったかは不明。 |
| 2ちゃんねるを管理しているのはシンガポールの法人(パケットモンスター)であり、自分は責任者ではない。 | パケットモンスターはペーパーカンパニーである。つまり、実質的な責任者はパケットモンスターではない。 | ひろゆきはコピペブログの転載禁止処置という、2ちゃんねるの実質的な責任者でないと出来ないような行動を取っている。 |
無論、どっちの言い分が正しいかは読者の判断となる。しかし、ひろゆきの発言と行動には矛盾が出ている。
さらにひろゆきがはちま特定スレで「コピペブログがブロマガ限定になるという噂はガセ」と言っているのに対し、コピペブログの一つであるもえたすがブロマガとなっている。
(あくまで「コピペブログがブロマガ限定になる」のを否定しただけで、「コピペブログがブロマガに決してならない」とは言っていないが・・・)
読売新聞2012年3月7日
読売新聞2012年3月27日
産経新聞2012年3月29日
共同通信2012年5月10日
読売新聞2012年5月18日
読売新聞2012年5月31日
ASCⅡ.JP2012年12月21日
47NEWS 2012年12月21日
NHK NEWSWEB 2012年12月28日掲示板
29 ななしのよっしん
2018/07/28(土) 20:14:54 ID: ZaFQT634Fm
『2chは自由な掲示板である。よって第三者による
いかなる削除依頼も受け付けない』というスタンスだったら筋は通っているな
そんなことより惜しいのは
『麻薬じゃなくて【出会い系サイトだったら問題にならなかった】』
と思うな
(昔は出会い系と言えば無料なのが当たり前だったろ?
漫画村と違い、不利益を被るとしたら自己責任なだけだぞ?)
30 ななしのよっしん
2021/07/02(金) 00:33:03 ID: 5E159PqlfH
31 ななしのよっしん
2025/11/01(土) 19:03:27 ID: UkLThUE+z1
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最終更新:2025/12/11(木) 20:00
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