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マックブックエア

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MacBook Airマックブックエアとは、Appleノートパソコンである。

概要

MacintoshMac)と呼ばれるAppleパソコンシリーズのうち、初~中級者向けノートパソコンに属する。

モデルは「圧倒的なコンパクトさと薄さ」という明快なコンセプトのもとに制作されており、それを実現させるため、有線LANポートやドライブといった要素は大胆に切り捨てられている。

また、ストレージはHDDではなくSSDを搭載しており、ドライブファン止と併せて、MacBook Airは「ゼロスピンドル」(駆動部品がない)モデルとなっている。

販売モデル

初代モデルサブ的として作られており、スタンドアロンでの利用には不向きであったが、2010年モデルチェンジ後は「初めての一台」としても十分検討に価する性に刷新された。加えて、価格設定についても10万円を切る低価格帯が用意されたこともあり、爆発的なヒットへと繋がった。

Early 2008

2008年1月15日発売の初代モデル

封筒から取り出して紹介する、というスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションで鮮デビューを果たした。全体的に丸みを帯びたデザインをしており、USBポートは開閉式、HDD搭載と、Late 2010以降と較し特徴が大きく異なる。スペック面で不足を抱える点や20万円前後の高価格などの点もあり、大ヒットにまでは至らなかった。Intel Core 2 DuoMerom」搭載。

Late 2010

2010年10月20日発売。

二年ぶりとなる新フルモデルチェンジが施され、あらゆる面で生まれ変わっている。丸みを帯びていたフォルムはくさび形の直線的なデザインへ変更となり、USBなどの各種ポートの配置位置はより効率的に見直された。ストレージはすべてのモデルSSDに統一され、ディスクI/O速度が驚異的に高速化した。新たに11インチモデルが追加されて2サイズラインナップとなり、いちばん安いタイプはおよそ8万円近い価格となっている。Intel Core 2 DuoPenryn」搭載。

モデルスタイルヒットが、「ウルトラブック」と呼ばれるWindowsノートパソコン群が登場するきっかけとなった。

Mid 2011

2011年7月20日発売。

重さやサイズ・本体デザインは前モデル2010年)とほぼ変更はない。CPUが「Sandy Bridge」(Intel Core i5,Core i7シリーズ)となり、ディスプレイポートが「Thunderbolt」に変更されている。また前モデルされていたバックライトキーボード復活した。

全体的にスペックアップしている反面、バッテリー稼働時間の低下・本体の発熱といった問題を新たに抱える形となった。

Mid 2012

2012年6月12日発売。

モデル2011年)同様、重さやサイズ・本体デザインといった部分は2010年モデルよりほぼ変更されておらず、内部的なバージョンアップに留まっている。CPUは「Ivy Bridge」となり、それに伴いUSBも3.0へとアップグレードした。また、電コネクタが従来の「MagSafe」から「MagSafe2」へと変更されている。前モデルではバッテリー稼働時間の低下や本体の発熱といった問題を抱えていたが、前述の新CPUへの更改によりそれらが解消している。

Mid 2013

2013年6月11日発売。

重さやサイズ・本体デザインといった部分は従来から踏襲している。CPUは「Haswell」となり、それに伴いバッテリー持続時間が倍以上と大幅に伸びている。併せて、同年にリリースされた搭載OSOS X 10.9 Mavericks」の省電力設計との相乗効果で、さらにバッテリー持続時間は向上する結果となった。

Early 2014

2014年4月29日発売。

モデルからの若干の性ダウンと引き換えに、本体価格が値下げされている。CPUは「Haswell Refresh」を搭載。

Early 2015

2015年3月9日発売。

初代ThunderboltからThunderbolt 2にアップグレード。CPUは「Broadwell」を搭載し、ストレージも高速化されている。

2016年Macbook Pro Touch Barモデル発表に伴い、Air11インチモデルの販売が終了。13インチモデルは値下げされ、選択できるRAMが8GBのみとなった。CPUは「Broadwell」から世代交代なし。

Retina 2018-2020

2018年11月7日発売。

RetinaディスプレイTouch ID、感圧トラックパッドを採用。デザインが変更された。外部接続端子Thunderbolt 3と3.5 mmミニジャックのみとなっている。

CPUは「Amber Lake」を、そしてApple SiliconであるApple T2 Securityチップを搭載。Touch ID情報は同Securityチップに保存される。

2019年7月9日発売の2019年モデルは、基本性はそのままにRetinaディスプレイ度向上とTrue Toneテクノロジー採用がはかられている。

2020年3月18日発売の2020年モデルは、CPUに「Ice Lake」を搭載、キーボードMagic Keyboardに変更された。

2020 M1

デザインは前モデルから変わりないが、CPUApple SiliconであるApple M1を採用、ファンレスデザインとなった。

バッテリー持続時間は従来よりも最大2倍長くなっている。

搭載OS

MacBook Airは「macOS」(旧Classic Mac OS / Mac OS X / OS X)で動作している。2025年10月時点での最新バージョンは「macOS Tahoe」。およそ1年間隔、毎メジャーアップデートを行なっている。

トラックパッドによるタッチジェスチャー操作を軸としたユーザインタフェースや、OS上にアプリケーションダウンロード販売から自動インストールアップデートまでの仕組みを組み込むなど、先進的な機を多く搭載する事が特徴。一方でベースUNIXを用いており安定性も高い。

新しさと安定性を兼ね備え、様々なユーザーに受け入れられやすいOSとなっている。

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Late 2010

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