iMacとは、Appleのディスプレイ一体型デスクトップパソコンである。
Macintosh(Mac)と呼ばれるAppleのパソコンシリーズのうち、初~中級者向けのデスクトップパソコンに属する。
初代Macintoshの意思を受け継いだディスプレイ一体型モデルの後継機種。1998年に初代モデルが発売されてから最新モデルまで、計七回ものフルモデルチェンジを経ている。都度、そのデザインは様々に変革されているものの、根底にある「ディスプレイ一体型」という思想は変わっていない。
いまなお高い人気を誇る、デスクトップタイプにおける同社の主軸の商品である。
従来からデザインに変更はないが、Core i5 / 7プロセッサ、および「サンダーボルト」インターフェースなどの採用により、さらなる性能アップが行われている。
光学ドライブの廃止と新技術の導入により、最薄部5mmという大幅な薄型化を果たした。当記事冒頭やニコニコ市場の写真の通り、その外見はまさに「一枚の板が宙に浮いている」かのような印象を与えている。最薄部である本体端部分から本体中心部へ向かうにつれ、少しずつ盛り上がっていき厚みが増すのだが、最厚部でも前モデルより薄い。
その薄さと引き換えに本体内部へのアクセス性を切り捨てている。21.5インチモデルについては、本体内部へのアクセスが分解以外に不可能な構造となっており、故障時は修理へ出すか交換するほか手段がない。
なお、このモデルより複数のSSDとHDDをひとつの論理ドライブとして扱う「Fusion Drive」という技術が採用されている。
筐体は前モデルそのままに、CPUに「Haswell」を採用するなどスペックの向上を図ったマイナーチェンジモデル。本モデルについての事前の発表は行われず、Appleのオンラインストア上にてひっそとラインナップが更新された。
従来のラインナップへ新たに追加される形で登場した、21.5インチモデル。スペックを抑えて価格をおよそ2万円引き下げたエントリーモデルとなっている。
Late 2013同様、事前の発表がない形でAppleのオンラインストアにラインナップされた。なお、他のモデルについては継続して販売されている模様。
ラインナップに27インチ Retina 5Kディスプレイモデルが追加された。高解像度化に合わせてGPUも強化している。Thunderboltは2.0となり、転送速度は倍加した。
27インチモデルのすべてがRetina化され、新たに21.5インチ Retina 4Kディスプレイモデルが追加された。液晶のバックライトはすべてLED化された。CPUは27インチモデルにはCore i5(Broadwell)、21.5インチモデルにはCore i5(Skylake)と処理能力が大幅に向上した。
CPUに「Coffee Lake」を採用、Thunderbolt 3を搭載したモデル。
2019年3月19日にはRadeon Pro Vegaを搭載可能なモデルが発表された。
セキュリティチップである「Apple T2」を搭載したモデル。
一度はアップルを追放されたスティーブ・ジョブズの、復帰後最初に取り掛かったMacとなった。
タワー型やピザボックス型で色もベージュ一色だった従来のMacとは異なり、初代同様のコンパクトな一体型のモデルとなっている。カラーリングは、初代モデルがボンダイブルーの半透明なパネルを搭載した筐体で、全体的に丸みを帯びたものとなった。しかし性能は、当時のMacでもミドルハイに相当するレベル(PowerPC G3 233MHz、32MB RAM)で、従来のADBインターフェースを排除してUSBを中心にしたレガシーフリーの構成となっていた。
翌年にはキャンディカラーと言われる5色のカラーバリエーション(タンジェリン、グレープ、ライム、ストロベリー、ブルーベリー)がそろえられ、地味なパソコンのカラーリングに一石を投じた。
2000年になると、色調がやや渋めとなったカラーリングに変更(インディゴ、セージ、ルビー、スノウ、グラファイト)、背面のパネルの透明度が上がったほか、光ディスクドライブはスロットインとなった。
2001年には、柄物としてフラワー・パワー、ブルー・ダルメシアンの2種類が発売されるが不評で、わずか3か月でスノウ、グラファイトの2種類に代わる。
2002年には、ドーム型の本体に可動アーム、その先に液晶モニターを搭載した新しいiMacを発表した。CPUはPowerPC G4にクラスアップし、モニターサイズも15インチからワイド17~20インチのモデルが発売された。
2004年には、液晶モニターと一体化したような薄型の筐体にモデルチェンジした。CPUはPowerPC G5になり、スタイリッシュなボディと高い性能を兼ねた初代からのコンセプトは継承された。
2006年にはインテル製CPUに変更される大改革が行われたものの、筐体の基本コンセプトはPowerPCから継承された。その後、年を追うごとに筐体の薄さはさらに追及され、2013年現在では本体を内包しているのかも疑問に思うほどの薄さにまで進歩した。
iMacは「macOS」(旧Classic Mac OS / Mac OS X / OS X)で動作している。2025年10月時点での最新バージョンは「macOS Tahoe」。およそ1年間隔、毎秋にメジャーアップデートを行なっている。
トラックパッドによるタッチジェスチャー操作を主軸としたユーザインタフェースや、OS上にアプリケーションのダウンロード販売から自動インストール、アップデートまでの仕組みを組み込むなど、先進的な機能を多く搭載する事が特徴。一方でベースにUNIXを用いており安定性も高い。
新しさと安定性を兼ね備え、様々なユーザーに受け入れられやすいOSとなっている。
掲示板
37 ななしのよっしん
2025/12/06(土) 20:24:39 ID: DnPCb/dntU
東大のECCS端末、次はApple Silicon版iMacにリプレースされるかと思ったらBYOD化&シンクライアント回帰
M4搭載MacBook Airを自費購入すればいいんだが大学生協はWindows(Dynabook)推しのようだ・・・
ECCS1999 Sun Microsystems Sun Enterprise(UNIXサーバ) + NEC Express(Windowsサーバ) + 富士通BusinessTerminal(Network Computer) 約1400台
ECCS2004 iMac(PowerPC) 1149台 + Windows端末 227台
ECCS2008 iMac(Intel) 1176台 + Windows端末 186台
ECCS2012 iMac(Intel) 1321台
ECCS2016 iMac(Intel) 1341台
ECCS2022 iMac(Intel) 751台 + mac mini(Intel) 507台 + Chromebox 83台
EC
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
38 ななしのよっしん
2025/12/07(日) 00:41:12 ID: DnPCb/dntU
誤記訂正ECCS2022→ECCS2021
ECCS2021の端末は2020年上半期選定だったのでギリIntel Macだった
歴代Apple端末本体調達コストを計算してみた(デュアルブートのWindowsOSライセンス料やmac mini用モニターなど諸費用は含まない)
ECCS2004 159,800*1149=1億8361万円
ECCS2008 159,800*1176=1億8792万円
ECCS2012 108,800*1321=1億4372万円
ECCS2016 148,800*1341=1億9954万円
ECCS2021 142,800*751+82,800*507=1億4922万円
従来通りのM4搭載iMacを1350台程度調達する場合198,800*1350=2億6838万円
ECCS2021のようにM4搭載iMac+mac miniを調達する場合198,800*751+94,800*507=1億9736万円
39 ななしのよっしん
2025/12/07(日) 23:34:48 ID: jyY8Zu9ywe
>>38
14年前のと最新モデルを比較するとアメリカは100ドルしか値上げしてないのに日本では9万円値上がりしてるのエグいな…
円高iMac (21.5-inch, Mid 2011) US$1,199 JP¥108,800
円安iMac (24インチ, 2024, 2ポート) US$1,299 JP¥198,800
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最終更新:2025/12/24(水) 19:00
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