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アイマック

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iMacアイマックとは、Appleディスプレイ一体デスクトップパソコンである。

概要

MacintoshMac)と呼ばれるAppleパソコンシリーズのうち、初~中級者向けデスクトップパソコンに属する。

初代Macintoshの意思を受け継いだディスプレイ一体モデルの後継機種。1998年に初代モデルが発売されてから最新モデルまで、計七回ものフルモデルチェンジを経ている。都度、そのデザインは様々に変革されているものの、根底にある「ディスプレイ一体」という思想は変わっていない。

いまなお高い人気を誇る、デスクトップタイプにおける同社の軸の商品である。

販売モデル

Mid 2011

2011年5月に発売されたモデル

従来からデザインに変更はないが、Core i5 / 7プロセッサ、および「サンダーボルトインターフェースなどの採用により、さらなる性アップが行われている。

Late 2012

2012年11月30日発売。

ドライブ止と新技術の導入により、最薄部5mmという大幅な薄化を果たした。当記事冒頭やニコニコ市場写真の通り、その外見はまさに「一枚のが宙に浮いている」かのような印を与えている。最薄部である本体端部分から本体中心部へ向かうにつれ、少しずつ盛り上がっていき厚みが増すのだが、最厚部でも前モデルより薄い。

その薄さと引き換えに本体内部へのアクセス性を切り捨てている。21.5インチモデルについては、本体内部へのアクセス分解以外に不可能な構造となっており、故障時は修理へ出すか交換するほか手段がない。

なお、このモデルより複数のSSDHDDをひとつの論理ドライブとして扱う「Fusion Drive」という技術が採用されている。

Late 2013

モデルからおよそ一年後となる、2013年9月24日発売。

筐体は前モデルそのままに、CPUに「Haswell」を採用するなどスペックの向上を図ったマイナーチェンジモデル。本モデルについての事前の発表は行われず、Appleオンラインストア上にてひっそとラインナップが更新された。

Mid 2014

2014年6月18日発売。

従来のラインナップへ新たに追加される形で登場した、21.5インチモデルスペックを抑えて価格をおよそ2万円引き下げたエントリーモデルとなっている。

Late 2013同様、事前の発表がない形でAppleオンラインストアラインナップされた。なお、他のモデルについては継続して販売されている模様。

Late 2014

2014年10月16日発売。

ラインナップに27インチ Retina 5Kディスプレイモデルが追加された。高解像度化に合わせてGPUも強化している。Thunderboltは2.0となり、転送速度は倍加した。

Late 2015

2015年10月13日発売。

27インチモデルのすべてがRetina化され、新たに21.5インチ Retina 4Kディスプレイモデルが追加された。液晶のバックライトはすべてLED化された。CPUは27インチモデルにはCore i5(Broadwell)、21.5インチモデルにはCore i5(Skylake)と処理力が大幅に向上した。

2017-2019

2017年6月5日発売。

CPUに「Coffee Lake」を採用、Thunderbolt 3を搭載したモデル

2019年3月19日にはRadeon Pro Vegaを搭載可モデルが発表された。

2020

2020年8月4日発売。27インチモデルアップデート版。

セキュリティチップである「Apple T2」を搭載したモデル

過去モデル

初代(1998~2001年)

一度はアップルを追放されたスティーブ・ジョブズの、復帰後最初に取り掛かったMacとなった。

タワーピザボックスで色もベージュ一色だった従来のMacとは異なり、初代同様のコンパクトな一体モデルとなっている。カラーリングは、初代モデルボンダイブルーの半透明なパネルを搭載した筐体で、全体的に丸みを帯びたものとなった。しかし性は、当時のMacでもミドルハイに相当するレベルPowerPC G3 233MHz、32MB RAM)で、従来のADBインターフェースを排除してUSBを中心にしたレガシーフリーの構成となっていた。

翌年にはキャンディカラーと言われる5色のカラーバリエーション(タンジェリングレープライムストロベリーブルーベリー)がそろえられ、地味パソコンカラーリングに一石を投じた。

2000年になると、色調がやや渋めとなったカラーリングに変更(インディゴセージルビースノウグラファイト)、背面のパネル透明度が上がったほか、ディスクドライブスロットインとなった。

2001年には、柄物としてフラワーパワーブルーダルメシアンの2種類が発売されるが不評で、わずか3かスノウグラファイトの2種類に代わる。

2代目(2002~2003年)

2002年には、ドームの本体に可動アーム、その先に液晶モニターを搭載した新しいiMacを発表した。CPUPowerPC G4にクラスアップし、モニターサイズも15インチからワイド17~20インチモデルが発売された。

3代目(2004年~)

2004年には、液晶モニターと一体化したような薄筐体モデルチェンジした。CPUPowerPC G5になり、スタイリッシュなボディと高い性を兼ねた初代からのコンセプトは継承された。

2006年にはインテルCPUに変更される大改革が行われたものの、筐体の基本コンセプトPowerPCから継承された。その後、年を追うごとに筐体の薄さはさらに追及され、2013年現在では本体を内包しているのかも疑問に思うほどの薄さにまで進歩した。

搭載OS

iMacは「macOS」(旧Classic Mac OS / Mac OS X / OS X)で動作している。2025年10月時点での最新バージョンは「macOS Tahoe」。およそ1年間隔、毎メジャーアップデートを行なっている。

トラックパッドによるタッチジェスチャー操作を軸としたユーザインタフェースや、OS上にアプリケーションダウンロード販売から自動インストールアップデートまでの仕組みを組み込むなど、先進的な機を多く搭載する事が特徴。一方でベースUNIXを用いており安定性も高い。

新しさと安定性を兼ね備え、様々なユーザーに受け入れられやすいOSとなっている。

関連動画

Mid 2007

Late 2009

Mid 2011

Late 2012

その他

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