Mac Pro 単語


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マックプロ

2.8千文字の記事

Mac Proマックプロとは、Appleデスクトップパソコンである。

概要

MacintoshMac)と呼ばれるAppleパソコンシリーズのうち、上級者向けデスクトップパソコンに属する。

Power Macシリーズの後継モデルとなるハイエンドクラスの製品で、同じデスクトップタイプであるiMac較すると、よりハイスペックに、より拡性が高くなっている。

その分Apple製品の中では飛び抜けて高額であり、プロ向けとして扱われている。

販売モデル

Mid 2006

Power Mac G5』の後継機として発売された初代モデルである。ここからIntelチップを採用している。

Early 2008

Mid 2006のマイナーチェンジであり、あまり大きな変化はない。

Early 2009 / Mid 2010

初めてIntel Xeon Nehalemマイクロアーキテクチャ版を採用したモデルである。

Mid 2012

フルモデルチェンジ前最後のモデルとなったMid 2012までは、一般的なタワーPCと同様の形状をとっていた。材質はアルミニウム合金で、プレス加工によって生成されたH状の筐体に、メッシュ構造のフロントネルというデザインをしている。

外見上は大きな変化はなかったものの、その内部レイアウトモデルごとに大きく異なる。本体内部への拡性が非常に優れており、様々なパーツを搭載することが可。ちなみに、最大構成時の価格は驚きの160万円(税込)であった。…あれ?Late 2013)より高い?

Late 2013

2003年に発売された「Power Mac G5」以降、細かいマイナーチェンジスペックアップは行われていたものの、iMacMac miniのような新モデルへの移行が行われず、さらにスペック面においてもそれら製品に遅れをとりつつあった。

そんな中、いよいよデザインの一新された新モデル2013年WWDCにて発表された。ちなみにこのMac Proの発表当時、Webではひとつの祭りが発生した。

スペックについて?拡性?

いや、その形でだった。

水筒?弁当箱??ゴミ箱???

Mac Pro(Late2013)前面

上の写真の通り、新しいMac Proは、パソコンとしてはまず使われない全な円筒の筐体をしていたのである。

まさに一見してネタ度の高いその形状を見た人々が、ゴミ箱林檎マークを貼って「Mac Pro」とツイートしたり、上部の凹みご飯のように具をよそったコラが作られたりと、あっという間にそれらネタ書き込みが世界へと拡散されていった。

発展系として、バッファローマンが腕に装着しているアレ[1]とのトレス疑惑がうたわれたり、ロックマンロックバスターにMac Proがコラされたり、海外においてはスターウォーズR2-D2がMac Proに置き換わっているなどのネタが数多く生み出されていった。

ニコニコ静画においても、同様にネタ画像投稿されている。

ついには、Mac Proと外観がそっくりのゴミ箱日本amazonに商品として存在していたことから、amazon japan公式ツイッターアカウントが「商品のお間違えにご注意くださいexit」というツイートを書き込むという事件までもが勃発した。

販売開始前からこの立ち方。たとえ「変な形」などとネタとして取り上げられたのがほとんどとはいえ、注を浴びたという点では、広報として成功をしているのかもしれない。

実物は果たしてどうなのか?

ネタが先行した感のある2013年版Mac Proであるが、そのスペックは「プロ」の名前に違わずガチなものとなっている。

CPUは最大で12コアの「Intel Xeon E5」を搭載し、ストレージはPCI Express 3.0接続のSSDを搭載。GPUAMDワークステーション向け「FirePro」2基によるデュアルGPU構成。背面ポートはUSB3.0を4つ、サンダーボルト2を6つ、HDMI 1.4をひとつ搭載している。

ガチな分価格も高額で、基本構成でおよそ30万円程度、最大構成だとおよそ90万円にまで跳ね上がる。また、Mac Pro本体にはディスプレイキーボードトラックパッドといった周辺機器が付属されていないため、それらもあわせるとさらに価格に上乗せされる。特に、Mac Proを購入する用途であれば4K2Kディスプレイも必然的にめられることから、最終的な購入総額は脅威の130万円(税別)[2]となる。

なお、上記構成および本体の形状を見て気付いた人もいるであろうが、新のMac Proには拡ボードを挿す場所がどこにも見あたらない。本体のコンパクト化を進めるにあたり、内部拡性をすべて排除したのである。その分、拡は背面のUSB3.0 / サンダーボルト2ポートへの外付けで行われる形となる。Appleはこれまでにも、従来のスタンダードとされるような技術・構成を切り捨てる大胆な見直しを行ってきた(初代iMacでのレガシーポートの排除、近年でのMacからのドライブ排除など)が、これもその一環なのであろう。

2019

Late2013デザインを踏襲せず、Mid 2012に類似して先祖返りしたようなデザインとなっている。なお、本体全面のあき構造の見たから、「チーズおろし金」と揶揄されることもある。

PCI Expressスロット復活し、拡カードの本体への内蔵が再び可となった。

2023 M2 Ultra

2023年モデルデザイン・大きさはそのままに、CPUに「Apple Silicon」であるApple M2 Ultraを搭載したモデル

Thunderbolt 4を採用。

搭載OS

Mac Proは「macOS」(旧Classic Mac OS / Mac OS X / OS X)で動作している。2025年10月時点での最新バージョンは「macOS Tahoe」。およそ1年間隔、毎メジャーアップデートを行なっている。

トラックパッドによるタッチジェスチャー操作を軸としたユーザインタフェースや、OS上にアプリケーションダウンロード販売から自動インストールアップデートまでの仕組みを組み込むなど、先進的な機を多く搭載する事が特徴。一方でベースUNIXを用いており安定性も高い。

新しさと安定性を兼ね備え、様々なユーザーに受け入れられやすいOSとなっている。

関連動画

関連静画

MMD MacPro選手権

ニコニコ静画において、「MMD MacPro選手権」なる企画?が催されている模様。

その他

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *コレ
  2. *Macストア - Mac Proをカスタマイズexit」より
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