ルドル・フォン・シュトロハイムとは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第二部「戦闘潮流」の登場人物である。
誇り高きナチス・ドイツ軍人。階級は少佐。再登場後は、なぜか大佐に昇進している。
傲岸不遜でかつ登場当初付近に限れば「権力を笠に着たヘタレ」のようにも見えるが、勇気ある者には立場に限らず敬意を表したり、敵を倒すためなら躊躇無く己の身を犠牲にできるなど、誇りと愛国心の高さを裏付ける勇気を持ち合わせる。二部後半の機械化した姿と、世界一ィィィィなどの台詞が有名。
メキシコで「柱の男」を蘇生させる命を受け成功する。しかし逆に「柱の男」サンタナ(命名はシュトロハイム)に隔壁から抜け出される。サンタナに脚を取り込まれたときにはジョセフ・ジョースターに自らの脚を絶たせ、さらに太陽の光から逃れるために体の内部に入ってきたサンタナに太陽光を浴びせるために手榴弾で自爆した。
メキシコで木っ端微塵に爆裂死したと思われたシュトロハイムだが、(本人が言うとおり)ナチスの科学力は半端なく、半分機械化して復活。スイスでエイジャの赤石を確保する。
確保の後ジョジョ一行と一時コテージに場所を移すが、そこで赤石を確保しにきたカーズと対峙した。
1950kg/c㎡もある指の力でカーズの手の一部を引きちぎったり、腹部に仕込まれた「一分間に600発の徹甲弾を発射可能!30mmの鉄板を貫通できる重機関砲」で建物の壁をぶち破りつつ外に叩き出すなど、ナチスの世界一な科学力を存分に発揮して優勢な展開を見せた。だがしかし柱の男の力は伊達ではなく、カーズの輝彩滑刀によって真っ二つにされ赤石を奪われてしまう。
が、ナチスの科学力は世界一チィィィィ!!その程度で完全にやっつけられるわけがないッ!!右目に仕込まれた小型の紫外線照射装置でカーズを怯ませると同時に赤石を手から離れさせ、最悪の事態を回避した。
カーズとの戦で真っ二つにされ1対1の戦いでは敗北してしまったシュトロハイムだが、その程度でへこたれるわけはなかった。体を修理してジョセフ対カーズ戦で再び登場、ジョセフに協力し吸血鬼部隊を相手にする。
カーズ戦後は、ジョセフと再会することなくスターリングラード戦線で戦死。
シュトロハイムが死ぬほどとてつもない戦場だったのだろう。
また、小説「恥知らずのパープルヘイズ」では、ナチスドイツが行っていた石仮面の研究における責任者であったことが明かされている。
その他では、第七部「スティール・ボール・ラン」において「フリッツ・フォン・シュトロハイム」という名前のキャラクターが登場している。この人物も自身に改造を施していた。
第七部のシュトロハイムについては「フリッツ・フォン・シュトロハイム」の記事を参照。
掲示板
619 ななしのよっしん
2025/11/13(木) 10:00:31 ID: ntp1N9l7Tb
初期がヤバいというか 人間の二面性じゃない? 敵や差別対象にはどこまでも残酷になれるが、味方には優しいって人間の標準だから
620 ななしのよっしん
2025/11/22(土) 15:37:48 ID: ldGyaUhHRD
ルドルフはともかくルドルは確かに憶えがないな…と探していたら
>そりのルドル・タとは、ゲーム『Lobotomy Corporation』に登場するアブノーマリティの一種である。
https://
621 ななしのよっしん
2025/12/20(土) 11:22:00 ID: 6BRyZK46m9
勇気がない、人以下だと見做した相手は平気で虐殺するけど、神だと感じた相手にも最後まで抗う勇敢さ。人間のカッコいい面と冷酷極まりない部分の両方を疑いなくやるのがこの人だと思う。
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最終更新:2025/12/24(水) 22:00
最終更新:2025/12/24(水) 21:00
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