リリス・エルロンとは (セントウミンゾクリーネジンとは) [単語記事]

リリス・エルロンは、ゲーム『テイルズオブデスティニー』に登場するキャラクターである。

概要

オリジナル版のデスティニー本来は仲間にならないキャラであったが、バグ利用で仲間にすることが出来た。
その後、PS2版にて正式に仲間キャラとなった。

特にテイルズオブファンダムでは、本編であるカオベンチャーにて、主人公であるスタン・エルロンや人気キャラであるリオン・マグナスを差し置いて、「リリスがんばります！」というエピソードが描かれるほど。

なお、他のキャラクター同様、PS2でリメイクされる際に性格や設定が変更されている。
（なお設定や性格だけではなく、デザインまで変更されている。）

そのためPS版とPS2版に分けてキャラクター説明を行う。

『リリス・エルロン、天下無敵の17歳!』

料理が得意でエルロン家の家事を一手に担っている。
寝起きの悪いスタンを起こすのは彼女の役目であり、PS2版以降では技として使えるようにまでなった「死者の目覚め」を使ってたたき起こしている。
若干ブラコン気味。
おさげの髪が特徴的な美少女であり、風呂を覗かれたりなどストーカー紛いの男（のぞき英雄）に付きまとまわれている。
（なお、のぞき英雄はD2にてリリスが結婚した後も覗き続けている…NTR 属性でもあるのかこいつ）

PS版のテイルズオブデスティニーでは、とあるバグを利用することで彼女を無理やりパーティーに入れることが可能である。
初期武器は「ぎんのおたま」だが、杖も装備出来る。
主に雷系の格闘技を中心に習得し、接近戦・コンボを中心に戦う。
彼女の代名詞ともいえる「サンダーソード」はこのゲーム有数の威力を誇る技である。

PS2版のイメージだと攻撃力の高いファイター系だが、意外にも知力の伸びが一番良く、攻撃力は武器のせいか低めに抑えられている。

あと、正式なキャラではないためか、勝ち台詞など一部の台詞がない。リリスがトドメをさしても無言。

「テイルズオブファンタジア」ではガルフビーストを3秒で瞬殺、闘技場に乱入して戦うことに。
獅吼爆炎陣の雷属性バージョンである『獅吼爆雷陣』や『雷牙』という名前の真・昇竜拳まで放ってくる強敵。
また、外伝作品でもある「なりきりダンジョン」でも隠しボスとして登場、『闘女雷神拳』という麻痺付きの雷神拳を引っさげディオやメル達を苦しめる。

「テイルズオブファンダム」では、刀身の欠けたディムロスを直すべく、エターニア・ファンタジアの世界へと赴き様々な活躍をする。
最初からディムロスの声が聞こえたことから、ソーディアンマスターとしての素質は高いとみられる。

『…とか言ってみたりして!』

『兄弟のナイス勝利!』
『なあ、いつまでついて来る気だ？』
『いつになったら帰ってくるの!?』

基本的なプロフィールはPS版と同様であるが、デザインがおさげからポニーテールに変わっておりブラコン具合が更に加速している。
スキットでは、既婚者であるマリーを除いた女性三人組に牽制したりと、若干ヤンデレ気味な部分も。

オリジナルとは違い正式な仲間として参入した為か、戦闘時の特技などが大幅に変化している。
「死者の目覚め」など調理器具を使った技や、「レインボーアーチ」「ステイクフレア」「フラッシュバック」など多彩な属性攻撃も持ち合わせるようになった。
（ただし、雷神拳や雷神十連撃、爆雷陣などの雷属性の格闘技はリストラされている。）