DEPTH(PS) 単語

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デプス

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サメの出るDEPTH→ それはSteam配信のPCゲームDEPTH
潜水艦の出るDEPTH→それはBio_100%制作PCゲームSuperDepth
イルカの出るDEPTHこれ

DEPTH(PS)とは、1996年Playstationで発売されたミュージックアドベンチャーゲームである。

概要

1996年12月6日発売。
開発元はオーパス・スタジオ、販売元はソニーコンピューターエンタテイメント(SCE)。
PlayStation®Network配信タイトル

オーパス・スタジオが展開した音楽の楽しさや喜びを追求するゲームシリーズSweepStationコンセプトの第一作。
明確なスコアクリアなどは存在せず、美麗映像間でイルカと戯れながら、入手したサウンドパターンを用いて作曲を行うことが出来る、いわばPlaystation上で動作するゲームの体裁をしたサウンドシーケンサーと表現していい奇作である。
上はアドベンチャーゲームと表記されているが、語られるストーリーく、同時にエンディングも存在しない。
というかこれをゲームとして位置づけてよいかすら微妙な立ち位置でもあり、万人向けとは言いがたい。
しかし映像は非常に雰囲気ある癒やし効果の高いものであり、扱えるサウンドも多様。すこし作曲興味があるという人であれば触れてみるとよい発見があるかもしれない。

ゲーム(?)の流れ

DEPTHは3つの舞台で構成されている。

SILENT SPACE

ゲームを開始するとおもむろに「SILENT SPACE」と呼ばれる中の間に投げ出される。
プレイヤーイルカを操作し、この中に存在する幾何学的なモニュメントに触れることで、後述の「CRUISE STAGE」または「GROOVE EDITOR」へと進入することができる。

CRUISE STAGE

SILENT SPACE」に点在するモニュメントに触れるとこの「CRUISE STAGE」に移動する。
このステージ上ではイルカは画面方向にまっすぐ泳ぎ続けており、コントローラーのいずれかのボタンを押しながら上下左右に泳がせるとそのステージ固有の音色で演奏を行うことができる。(この即興演奏リプレイとして録画可)
なお、イルカの高度(深度?)は所謂フェーダーに対応し、画面下方向に泳がせるとリズムパターン優位、画面上方向に泳がせるとメロディパターンが優位の音量になる。上下入力をやめると自動で中央へ戻っていく。
しばらく泳ぎ続けていると画面下に隣接するステージの名称が表示され、そのタイミングでL/Rボタンを押すことでイルカステージ間を移動する。
新しいステージに訪れた後、SILENT SPACEに戻ると「GROOVE EDITOR」で使用可な新たなサウンドパターンを入手することができる。

GROOVE EDITOR

訪れた「CRUISE STAGE」のサウンドパターンシーケンサー上で組み替えることができる。
新しく作ったシーケンスはそれぞれのCRUISE STAGEに対応しており、自分が作ったサウンドシーケンスでステージを遊ぶことができる
このシーケンスはひとつのステージBPM(曲の速さ)を共有しているAB二つのパートがあり、セレクトボタンを押すことでパートの切り替えが可(この操作はCRUISE STAGEでも可)。これを利用してより複雑な曲の展開を行うこともできる。
サウンドパターンはそれぞれのステージの名称がつけられているが、使用するステージに関係なく組み合わせることができる。作曲自由度は思いの外高い。

余談

イルカのジャンプ

SILENT SPACEで泳いでいる時に、上手く助走をつけながら面に向かうとイルカジャンプする。

???

CRUISE STAGEの移動フラグを何度かスルーすると???と書かれたフラグが表示されることがある。
???へ移動すると、ものすごくサイケデリック間へワープする。しばらくすると元のステージへ戻ってくる。

ドラムフィルイン

CRUISE STAGEプレイ中、イルカを左右どちらかにしばらく泳がせながらすぐ逆方向を入力するとイルカが回転し、ドラムがダカダカダカダカとフィルインする。

SweepStationのその後

結果癒やしゲーとなったDEPTHの後に、同じSweepStationシリーズから発表されたのは、あろう事かあの電気グルーヴプロデュースゲームジャンルクソゲーことグルーヴ地獄Vである。
実は両作品とも「音ネタを収集し、それを組み合わせて楽しむ」という根底は共通しているのだが、音ネタ提供した電気グルーヴの個性がいかんなく反映された結果、本作とはまったく異なる雰囲気の作品となってしまった。(ゲームカタログ@Wikiより引用)

その後、三作(実質的なシリーズ最終作)として、より音ゲーとしての側面の強いビートプラネットミュージックが発表された。
インパクトではグルーヴ地獄Vに劣るものの、こちらもネタ収集のためのリズムゲーパートがやたら難しいPlaystationに入れた音楽CDからネタサンプリングできる(しかも異様にメモリーカードの容量を食う)などと、実質最終作にふさわしいなかなかのトガりっぷりを有している。

関連動画

プレイヤーによって全く音楽が違うのもおもしろいポイント

 

 

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