テトリス(映画) 単語


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テトリス

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テトリス(映画)とは、2023年にApple TV+で配信されている映画作品である。

監督はジョン・S・べガード。

概要

テトリスの映画といっても、テトリスというゲームの映画化ではなく、今も続くテトリスの複雑な権利関係の始まりを映画化している。

ストーリーはFワード連発の大人たちの競争が中心だが、場面転換などでは、ファミコンを想起させる可愛らしいドット絵が差し込まれる。

実話を元に描いているが、ゲームボーイとの出会いやソビエト政府とのカーチェイスなど、ヘンク本人は「劇中の出来事はほぼ全てフィクションである」と説明している。 しかし、ヘンクがソビエトへ渡った際はKGBによって監視されていたこと等は事実だとも語っている。

あらすじ

BPSの社長兼営業マン、ヘンク・ロジャースは、ラスベガスでテトリスと出会い、テトリスの虜になる。
テトリスを自ら販売したいと考えたヘンクは、任天堂にテトリスを売り込み、業務用ゲームと家庭用ゲーム(NES)での発売を約束するも、現在テトリスの販売権を持っているというミラーソフトのケヴィンが「業務用ゲームの権利をセガと契約した」という話を聞く。

任天堂との関係が危うくなったヘンクだったが、その後任天堂から携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」の情報を入手。これでテトリスを売ればヒットすると確信したヘンクは、ミラーソフトへ携帯型ゲーム販売権の交渉に出向く。しかしそこで、携帯型の権利もアタリに売られそうである話を知ったヘンクは、テトリスの権利を保有するというソビエトの企業「ELORG」に直談判し、テトリスの販売権を直接取りに行く。

しかしELORGのベリコフから「テトリスの権利はどこにも売っていない」と言われ、ヘンクは違法コピーの販売者と疑われてしまう。そしてヘンクは、テトリスによる様々な嘘と陰謀を知ることになる。

登場人物

ヘンク・ロジャース(タロン・エガートン)
かつて存在したゲーム会社「BPS」の社長。元ゲーム開発者。
アレクセイ・パジトノフ(ニキータ・エフレーモフ)
テトリスの生みの親。テトリスがどれだけ売れても、共産主義によって裕福な生活はできていなかった。
ケヴィン・マクスウェル(アントニー・ボイル)
ミラーソフトの社長。メディア王ロバート・マクスウェルの息子。テトリスの権利をヘンクと争う。
ロバート・スタイン(トビー・ジョーンズ)
実業家。テトリスの権利を初めて買った男で、ミラーソフトにその権利を譲っている。
ニコライ・ベリコフ(オレグ・ステファン)
ELORGの職員。後に取締役となる。
ヴァレンティン・トリフォノフ(イゴール・グラブゾフ)
ソビエト連邦外務省のリーダー。ケヴィンと結託している。
山内溥(伊川東吾)
「ノットバッド。」

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関連項目

  • 映画の一覧
  • テトリス
  • スーパーマリオブラザーズ/ゼルダの伝説/パンチアウト!! 劇中で映像が使用されている。
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