クロール -凶暴領域-とは (クロールキョウボウリョウイキとは) [単語記事]

クロール -凶暴領域-（原題:Crawl）とは、2019年公開のワニ映画である。監督はアレクサンドル・アジャ。

概要

ハリケーンに襲われ水没した町を舞台に、人食いワニとの攻防を描くモンスターパニック作品。

現在続編が企画されている。今度は、ワニたちがニューヨークの都市を襲撃するパニックが描かれることになるようだ。

フロリダの大学に通う水泳選手のヘイリーは、姉からハリケーンが迫っているのに父と連絡が取れないと電話で告げられ避難勧告を無視し家へと向かう。

しかし実家にも彼の姿はない。仕方なくかつて住んでいた湖畔の家へ飼い犬と出向く。そこの地下室に入ったヘイリーが見たのは、何者かに体を抉られ力なく横たわっている父デイブの姿だった。

その地下室には既に巨大なワニが二匹入り込んでいたのだ。

鉄管で囲まれた安置へ一時避難するも、電話を取りに行ったときに不用意にもワニの傍で電話を使用し襲われてしまう。

落ちていたドライバーなどで反撃しその場は逃げきるもこのときに足を負傷。

大概の者がすでに避難しここから更に浸水していく町で、手傷を負い、外との連絡手段を失った二人は頂点捕食者に立ち向かう。

ヘイリー…100分の2秒差で水泳のリレーに負け奨学金を外されそうな大学生。小さいころは姉より潜水が下手だった。両親の離婚は父を自身の大会に毎週末付き合わせたからと考えている。

デイブ…ヘイリーの父。地下室で発見した時には既に噛まれ負傷している。「姉より才能豊かだから」という理由でヘイリーを厳しく育ててきた。ヘイリーと同じく不屈のメンタルの持ち主。

ワニ…近くのワニ園から脱走してきたアリゲーター。水中での驚異の聴力と原付バイク並みの移動速度で二人を追いつめる。