猿の惑星(原題:Planet of the Apes)とは、1968年に製作・公開されたアメリカ映画である。同名の小説が原作。1974年にTVドラマ、1975年にテレビアニメが製作されている。
※当項目は主に映画版とその続編、2001年公開のリメイク版を中心に記述する。
フランスの小説家ピエール・ブールが執筆した同名の小説を原作としたSF映画。
人間と猿との関係が逆転した世界、猿の特殊メイクを施された俳優、1作目の衝撃的なラストは多くの人々に衝撃を与え、現在でも語り草となっている。特に、猿の特殊メイクに関しては、1968年当時の水準から余りにもかけ離れ過ぎている点が評価され、アカデミー名誉賞を受賞した。
1968年公開。原題:PLANET OF THE APES
宇宙飛行士のティラー一行は宇宙船で地球へ帰還中、詳細不明の惑星に不時着した。
この惑星は猿が退化した人間を支配していた!仲間を殺された上に自らも猿達に酷い仕打ちを受けるティラー。
そんな折、チンパンジーの夫婦であるコーネリアスとジーラと出会い匿われる事になる。生き残りの人間を探すべく猿の居住地を離れ、「禁断の地」を目指すティラー。彼が見たものとは!?
1970年公開。原題:BENEATH THE PLANET OF THE APES
前作「猿の惑星/PLANET OF THE APES」の続編。
衝撃的な事実を知ったティラー。ティラーの後を追って猿の惑星に辿りついたブレントはティラーと合流すべく惑星を旅する。ティラーは「禁断の地」で人類の生き残りを発見したが、彼らの正体はコバルト爆弾を神として崇める狂信的なミュータントの集団だった!
一方、領土拡大を目当てに猿の軍隊が「禁断の地」に侵攻して来る。ティラーが最終的に取った行動とは!?
1971年公開。原題:ESCAPE FROM THE PLANET OF THE APES
1973年の地球に宇宙船が降下して来た。中から現れた宇宙飛行士の正体は猿であった。
その猿の名前はコーネリアスとジーラ。「猿の惑星」からやってきた彼らを好意的に受け入れたアメリカ社会であったが・・・・。
1972年公開。原題:CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES
1991年。疫病により犬、猫が死滅した未来。猿は進化し、ペットかつ労働力として利用されていた。
コーネリアスとジーラの間に生まれたシーザーは虐げられる仲間を目の当たりにし怒りを爆発させる。
テレパシーで仲間の猿を集結させ、人間に対し反乱を起こす。
1973年公開。原題:BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES
1991年に勃発した人間と猿との戦争は核戦争に発展。世界は壊滅状態に陥った。
2003年、シーザーは猿と人類との共存の道を目指し努力していたが、人類を敵視しているゴリラのアルドー将軍は”猿が犯してはならないタブー”を破り、核戦争により生まれたミュータント人類が攻撃を仕掛けて来た。
果たして猿と人類の未来は・・・・!?
2001年公開。原題:Planet of the Apes
ティム・バートン監督。第1作目のリ・イマジネーション作品である。
猿が人間を支配すると言った基本的設定はそのままに、登場人物やストーリー等が一新された作品である。
1968年版にて主役であったチャールトン・ヘストンがカメオ出演している。ラストも1作目と同様に、ティム・バートン監督らしい大どんでん返しの結末となっている。
※1作目のDVDはパッケージ自体がネタバレに繋がる為敢えて紹介しません。
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最終更新:2025/12/23(火) 10:00
最終更新:2025/12/23(火) 09:00
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