鬼畜こけしとは (キチクコケシとは) [単語記事]

鬼畜こけしとは『きんいろモザイク』の登場人物、大宮忍を指す俗称である。

概要

彼女は明るく気さくで、どんな相手にも丁寧語で話す。
こけしの如き黒髪おかっぱヘアーが特徴的な、見た目通りの穏やかで落ち着いた人物である。

この時点では「どこに鬼畜要素が？」と思われるだろうが、彼女の場合その善意と素直さを持って取る行動の数々が
悪意のない天然のドSなのである。
あくまで悪意はないのだが、それを鑑みても（あるいは鑑みてこそ）ただならぬドSっぷりから生まれてしまったのが、この呼び名である。
主な被害者が純真無垢で可愛らしい彼女の親友、アリス・カータレットであることも、「鬼畜」とまで評される一因かもしれない。

その所業は『きんいろモザイク』における彼女の持ちネタの一つであり、誇張ではなく作中で表現されている、言ってしまえば「公式設定」な部分である、というのが一つの肝である。
この「鬼畜こけし」は、基本的には大宮忍というキャラクターの天然ドS要素を端的に表した呼び名として用いられるもので、彼女の行動を本気で批判したりするためのものではないということを、使う側も受け取る側も留意しておくといいと思われる。

具体例

アリスにプレゼントした簪を必殺仕事人の影響か殺し道具だと思い込み、アリスの首筋に刺すフリをする
「私が身長 155 cmなので、アリスは50cmぐらいですかね？」（150 cmという意味だったのかもしれない）
「人の役に立てる人間になりたい」アリスの進路希望表に「人間。」と書く
アリスの両親と話すための文章をアリスに英訳してもらうために、なぜかその紙をラブレターっぽく下駄箱に入れる（それが誤って陽子の下駄箱に入ってたせいで一騒動に）
それを知らされた時の反応「それはそれは！（笑）陽子ちゃんドキドキしちゃいましたか？」
綾が忍の数学のテスト結果を見て「信じられナス！」と思わず噛んでしまい、その後勉強を教わる中で噛んだ部分を何度も繰り返す　(「はいナス」、「解けてましたナス」)
熱々のたこ焼きをアリスの口に放り込んだ後で「熱いから気をつけてくださいね～」と笑顔で注意
アリスが体操着を自宅に忘れていると知りながら放置　(アリスは大宮家にホームステイ中)
クラスメイトからお菓子やパンを貰っているカレンに「食べ物を与えないでください」と書かれたプレートを首に掛けさせる（完全に動物園の動物扱い）
文化祭の出し物の団子の中にわざとわさびを入れておきながら、それを烏丸先生が食べた途端「いったい誰がこんなことを」と謝罪どころか知らないフリ
アリスの言う「記念日」を必死に考えてみたものの全くわからず、アリスが折れて自分で言おうとした時には熟睡（ただ、忍にしてみれば考えつき難い記念日ではある）
ゴミ捨ての最中、アリスが用意したプレゼントを見て「ゴミですか？」（原作ではさらに「ゴミはゴミ箱へ！」）
クリスマス、自分はアリスからクマのぬいぐるみをもらい、アリスには自分の宝物である「イギリスで拾った石」をプレゼントする (アリスはイギリス人。つまりただの地元の石ころ)
アリスの夢の中で「はっ！アリスは日本に慣れすぎてダメです私は今他のブリティッシュガールに夢中ですよ」（※あくまでアリスの夢の中です）
とどめに

249 ：ななしのよっしん：2013/12/26(木) 13:09:47 ID: KuO XIe9XfI
西明日香（注：中の人）が割りとリアル鬼畜こけしだな

（大宮忍の記事掲示板）

以上を踏まえた上で、

この笑顔がどのように見えるかは、読者の方々に委ねるとしたい。

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