a day in the loop.とは、neL制作の重音テトオリジナル曲である。
概要
期待の新人として、突如UTAU界隈に現れたneLによる第一作目のテトオリジナル曲である。2010年1月16日02:45投稿。翌日、音楽総合デイリーランキングで2位を獲得し、同日22:44に早くも10000再生突破という、初投稿にして異例の伸び率となる。
総合93カテゴリ2位!?えっ…えっ!?ヤバい。嬉死ぬ!///
再生、コメント、マイリス、全部!ありがとうございます!!動画説明文より
週刊UTAUランキング#62
にて堂々の1位を獲得。初投稿動画で初登場一位は#36でのデフォ子オリジナル曲「石碑」(inaphon)以来とのこと。
さらに翌日の18日には、音楽総合デイリーランキング1位に輝く。
そして、週刊UTAUランキング#63
では連続で1位を獲得し、二冠を達成した。
歌詞
雪が解けて 春が来るような
そんな未来を 待ち続ける
夜の雲間に 浮かぶ星空
掴めないと知り ただ眺める
暗い
暗い
世界へ
溶け合う
前へ
前へ
前へって
わかって
あの時 心のままいた君は
今 おどけた顔して 嘘の世界
暗い
暗い
世界へ
溶け合う
前へ
前へ
前へって
わかって
今
細い
淡い
光を
辿り 創める
ああ 遠く 見えた 光
そう 迷い 信じ 辿る
ああ 覗き 見えた それは
さあ いつか 見てた 世界へ
題名
直訳すると「その繰り返しの中のある日」。
この“a”は単数を表すのではなく、“the”に対する「不特定」を表すものと考える。これは、歌詞中の「未来」や「毎夜」、「今」といった、漠然とした時間を表す言葉しか使われておらず、また、それら不特定な日々の積み重なりが、“the”で特定される「繰り返し」となっていると推測されるからである。その特定される「繰り返し=“loop”」が何の「繰り返し」なのか、どのような「繰り返し」なのか、想像は無限に膨らむ。
ここでは、あくまで解釈の一つを提示させて頂いた。個々人で様々に想像する余地があるのであるから、この考えに囚われること無く、この作品を感じ取って欲しいと思う。
ちなみに、題名にかけてloopする人が絶えない。
ボーカル
動画説明文より
ということで、連続音と単独音の上手な使い分けがされている。
PV
非常にシンプルで、曲とともに哲楽的である。
曲の展開に合わせ、大きく前半と後半に分かれる。
前半は目を閉じた一糸纏わぬ姿をしたテトがゆっくりと回りながら舞い降りてくる。そこには一点のいやらしさもなく、かえってその研ぎ澄まされた姿は神々しいほどである。
後半は未明または日没後(判別はできないため想像に委ねられる)の星空を背景に(ここで「満月に近い月が…」などと考えてはならない)、透過した彼女の顔を映し出す。このとき彼女の瞳は背景の暗さと対照的に明るく輝き、赤、青、水、黄、オレンジ、ピンク、紫、緑の三角形や四角形、星形が絶え間なくうごめいている。このとき彼女の瞳に映し出されたこれらの幾何学模様こそ、彼女が『いつか みてた 世界』なのかもしれない。そして、色使いが美しい。
PV全体を通じて泡沫が、ベースにシンクロしながら現れては消えを繰り返している。
最後のクレジットでの「word」の綴りのミスについては、あえて言及をしてはならない。
サビ抜き
“loop”がキーワードなだけに、同じメロディーラインが繰り返されるので、この曲には特にサビと呼べるものはないにもかかわらず、「サビがない」「サビはどこ」というコメントが書き込まれていた。これに対して、「寿司のアレじゃね?」という(必ずしもなければならないものではないという意味での)機転の利いたコメントがなされ、笑いとともに一蹴された。
新人詐欺
あまりの曲の完成度のため、期待の新人であるにもかかわらず、リスナーにはそのように思えなかったことから「新人詐欺だろww」というコメントがされた(コメ番>>312)。もちろん、詐欺ではない。
関連動画
a day in the loop.
関連項目
前後リンク
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