ガチグマとは、ポケットモンスターに登場するNo.0901のポケモンである。初登場はPokémon LEGENDS アルセウス。
基礎データ | |||
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名前 | ガチグマ | タイプ | じめん ノーマル (共通) |
英語名 | Ursaluna | 高さ | 2.4m (通常) 2.7m (アカツキ) |
分類 | でいたん | 重さ | 290.0kg (通常) 333.0kg (アカツキ) |
性別比率 | ♂:50.0% (通常) 100.0% (アカツキ) |
特性 | こんじょう (通常) しんがん (アカツキ) |
♀:50.0% (通常) 0.0% (アカツキ) |
ぼうだん (通常) | ||
グループ | りくじょう | 隠れ特性 | きんちょうかん (通常) |
孵化歩数 | 2560歩 | 捕捉率 | 20 |
世代 | 第8世代 | 努力値 | 攻撃+3 |
進化 |
→
→
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0901 | 図鑑の色 | 茶 |
ガラル | #― | ヒスイ | #114 |
パルデア | #196 (キタカミ) |
図鑑説明
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- ヒスイの地に 敷かれし 湿地の土こそ 頑丈なる体躯と 泥炭を 自在に 扱う 新たな 器量 もたらしたと 考察す。
- ポケットモンスタースカーレット
アカツキ - 海を 渡り 流れ着いた 土地で 生き抜いた 結果 特別な 姿と 能力に 変化した。
- ポケットモンスターバイオレット
アカツキ - 鉄のように 硬い 泥で 身を 守り 闇を 見通す 左目を 持つ 特別な ガチグマ。
概要
- ……わぎぃ!!
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』にて新規登場するポケモンの一体で、リングマが進化したポケモン。名前の「ガチ」の由来はルナアーラの分類に使われている「月輪」(がちりん)だろう。
- 体の各部に灰色の泥炭を纏っている。大型化の影響か、威嚇時に立ち上がる際以外は基本的に四足歩行の体勢になった。リングマの時は腹部に移動していた月の模様はヒメグマ同様額にもどり、満月を模したものになっている。この模様は雲がかっているように見えるが、おそらく雲にあたる部分は泥炭と思われる。
- 泥炭の影響か嘗て対関係だったドンファンと同じ地面タイプが追加された。この複合タイプはホルードに次ぐ二種目となる。特攻をヒメグマよりも低い45にまでそぎ落としHPや防御力が大きく上昇しており、某氷の白馬の如き重火力物理アタッカーとしてかなり無駄の少ない「ガチ」な配分となっている。
- 技の方に目を配ると、『LEGENDS アルセウス』ではじしんが存在しないものの、10まんばりきや新技のぶちかまし(性能は地面版のインファイト)があるので地面技には困らない。ノーマル技はギガインパクトの硬直がなくなっているので、命中率重視のすてみタックルとあわせて候補になる。三色パンチや岩技といった進化前譲りのサブウェポンも健在。
- ストーリーでは「紅蓮の湿地」でガチグマとの戦闘イベントがあり、鎮めるとライドポケモンとしての運用が可能になる。第七世代のムーランドと同じくダウジングマシンに相当するポジションで、発達した嗅覚で地中に埋まったアイテムを掘り出してくれる。リングマを進化させるのに必要なピートブロックも手に入るので根気よく探そう。
- リージョンフォームが関与せず、且つ既に別の最終形態を持つポケモンの分岐進化にも該当しない追加進化はアヤシシと共に第5世代以降では初となる。これによりリングマは久々の後付進化前となった為、第9世代以降しんかのきせきの適用対象になった。
- 次作の『スカーレット・バイオレット』では進化に必要な「ピートブロック」が無いので、リングマを通常個体ガチグマに進化させる方法が存在せず通常個体の捕獲もできないので、『Pokémon HOME』と連携して連れてくるしかない。
- 有料DLC「ゼロの秘宝」の前編「碧の仮面」にて「赫月 (図鑑内の表記ではアカツキ) 」と呼ばれる別フォルムのガチグマが登場、まさかのイベント限定ポケモンに抜擢された。その名のとおり額の満月が赤く染まっており、リングマのように再び二足歩行するようになった。さらに左目は黒くなって図鑑説明曰く闇を見通すと言われているらしく、かなり厨二要素が強い雰囲気になった。
- キタカミ図鑑を150種類以上登録した状態でスイリョクタウンにいる「サザレ」という女性に話しかけると、本編ストーリーとは別にイベントが進行し、そこで上記のガチグマと会うことになる。後に戦闘することになるがその時のBGMが『LEGENDS アルセウス』のオヤブン戦になっており、そもそもサザレ自体が同作に登場したコンゴウ団のリーダー「セキ」にそっくり(名前の由来も細石であろう)なのもあって、特にファンサービスが強いイベントになっている。
ちなみにアカツキのガチグマは現状このイベントでのみ入手することができ、捕獲も剣盾のムゲンダイナ戦や今回のオーガポン戦のように戦闘後に確定捕獲なので好きなモンスターボールで捕獲しよう。ただし色違いブロックルーチン対象なので色違いは不可(色違い通常ガチグマを持っていれば、図鑑で確認はできる)。リングマをこの姿に進化させることはできない。 - 種族値配分は通常個体とは逆に特攻が高い特殊アタッカー。無駄の無い種族値をしている原種ガチグマに比べると少々無駄がある配分だが、獲得した特性があまりに強烈な為原種よりもレート人気の高いポケモンとなっている。
その特性は新たに登場した「しんがん」で、ノーマル、格闘の技をゴーストタイプに当てることができ、さらに命中率を下げる効果を受け付けず相手の回避率を無視するという「きもったま」と「するどいめ」の両効果を合わせたガチガチの特性である (「きもったま」にあった「いかく」を防ぐ効果はないが、そもそも特殊アタッカーなので関係ない)。他の特性は存在せず、とくせいカプセル・とくせいパッチも使用出来ないが他の特性を持っていたとしてもこれ以外使わないレベルで強力。
また、威力140、命中率100、ノーマルタイプの専用技「ブラッドムーン」を覚える。連続で使えないというデメリットがあるためほぼ劣化爆音波でこそあるが、前述の特性も相まってこんなスペックのポケモンに爆音波を持たせる訳にはいかないだろう。なおノーマルテラスタルを切った特攻特化珠ブラッドムーンはH252振りのクレセリアを確定1発にする破壊力である。
他に覚える技は原種のマッシブさ故にか物理技ばかりで特殊技のレパートリーは少ないが、「しんがん」のおかげでタイプ一致だけで「いわ・ひこう」と「はがね・ひこう」、特性が「ふゆう」のいわタイプ及びはがねタイプ以外のポケモンは等倍以上で攻撃出来るため受けることが非常に難しい[1]。また不器用と言っても原種では覚えられない先制技の「しんくうは」、HP回復手段の「つきのひかり」など便利な技を習得出来るようになっている。
レベルアップで覚える技
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※第9世代準拠。
関連動画
関連静画
関連項目
関連リンク
脚注
- *SVに登場するポケモンのうち素のタイプで該当するのはメテノ・エアームド・アーマーガア・ドータクンの4体のみ。また特性「ふゆう」のポケモン(ドータクンを除くと最終進化系・フォルムチェンジ後で21体)はいわタイプやはがねタイプのテラスタルを発動させることで受けることができるようになる。
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