津軽線単語

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津軽線とは、青森県青森市青森駅青森県外ヶ町の三厩駅を結ぶ鉄道路線である。地元からは「ガニ線」と呼ばれている。

このうち、青森駅新中小国信号場間は、本州北海道を結ぶ津軽海峡線の一部を構成していた。

概要

津軽線
基本情報
運行事業者 東日本旅客鉄道
総路線距離 55.8km
18(不通区間除くと13)
軌間 1067mm

青森駅三厩駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本) の路線。地方交通線である。

もともとはごく普通ローカル線であったが、青函トンネルが開通してからは青森駅新中小国信号場間は津軽海峡線の一部となり、列車の数が急に増加した。津軽海峡線を形成していた区間内で運行されていた。

津軽海峡線を形成していた区間内で運行されていた列車は以下のとおり

しかし、津軽海峡線として運転された旅客列車の停青森駅蟹田駅のみであったため(海峡は一部列車が停)、恩恵がほとんど受けられず、さらに沿線では騒音が問題となった。

上記の列車に加えて臨時快速リゾートあすなろ飛(田発着の場合はリゾートあすなろ津軽夫)」(これらは津軽線のみ)が運行されていた時期があった(ただし、2018年以降設定なし)。2021年3月現在では、旅客列車普通列車のみの運行(ただし、四季島を除く)。

北海道新幹線は本路線と並行しているが、経営が別会社のため並行在来線とはならない。

運転形態

津軽海峡線として運転されていた列車については海峡線ページを参照。

上述のとおり、2021年3月現在では全ての普通列車のみの運行となっている(臨時列車および四季島を除く)。青森駅蟹田駅間と蟹田駅三厩駅間で運転が分かれる。

青森
大半の普通列車秋田車両総合センター所属の701系で運転されている。夕方の上り1本は青森駅スイッチバックして新青森駅の隣、津軽新城駅まで運転される。1往復ある青森駅三厩駅間直通列車には秋田車両総合センター所属のGV-E400系が使用されている。(田から先が不通になった後も車両の都合で1往復の運用は継続中)
三厩
秋田車両センター所属のGV-E400系が使用されている。上記の青森駅蟹田駅間と違い電化されてないので気動車しか走れないためである。青森駅蟹田駅間は平日9往復あるのに対し、蟹田駅三厩駅間では5往復しか運転されていない。
2022年8月豪雨で休止中。代行バスのほか、乗合タクシー「わんタク」への振替輸送を実施している。2024年5月路での復旧を断念し廃線に向けて動き出している

かつてはワンマン運転には非対応であったが、2020年3月ダイヤ改正から青森駅蟹田駅間の一部の列車で導入が始まった。

2010年12月3日まで、特急車両での普通列車の運用があった(485系E751系・更に昔は583系も)。しかし、何を血迷ったのか、その運用が止されてしまった。18キッパーはもちろん、地元利用客からも好評だったので、復活を望むところであるが、北海道新幹線が開業し定期特急列車が走らなくなった今となっては絶望的であろう。なお、この運用には、地方にはしいグリーン車自由席があったが、首都圏のとは違い、特急車両グリーン車があるからついでにやっていただけである。蟹田駅青森駅間は距離が長くなく、さらに料金も高めなので、利用客はほぼいなかった。

2016年3月26日ダイヤ改正でキハ40系の運用持ちが八戸運輸区から秋田車両センターに変更された。そのため、五能線のものと同じカラーリングが走行していたが、2021年3月ダイヤ改正からGV-E400系が導入されたため止。

2022年8月豪雨により、蟹田駅三厩駅間は不通となっている。たまたま7月から実実験として乗合タクシー「わんタク」の運行が始まったことや(乗合タクシーであれば蟹田駅奥津軽いまべつ駅津軽二股駅)から乗り換えしで飛崎まで行ける)、復旧に6億円かかること、営業係数が8582円とかなりの大赤字区間であることから、12月にはJRからバス等への転換が検討されることになった(蟹田駅新中小国信号場間は貨物列車や「四季島」のために存続するものとみられる)。
2023年9月時点では外ヶ町は全線でバスタクシー転換容認、今別町津軽二股駅以北はバスタクシー転換容認を表明しており、少なくとも津軽二股駅以北は止が事実上確定した。残る蟹田駅津軽二股駅間は今別町側から、新幹線接続ならび小国道路交通に難があることから路維持を要望しており、JR東日本と協議中である。2024年5月23日沿線自治体の足並みがそろったことで、津軽線のこの区間の止に向けて動き出すことになった。(導入されてたった数年で津軽線の非電化区間部分が廃線になり全線電化区間を走行する事になったGV-E400系がどうなるかは不明。おそらくキハ110系の置き換えに当てられるだろう)

なおこれにより青春18きっぷ北海道新幹線オプション券の有効区間が新青森木古内間に拡大したものの料金も2490円から4500円に大幅に値上げされた。(フェリー使ったほうが安そう)

駅一覧

全線単線である。全て青森県内に所在。 ※は交換可

電化
/
非電化
乗り換え路線・備考 所在
電化 青森駅
あおもり
JR東日本 奥羽本線弘前駅方面) 青森市
青い森鉄道 青い森鉄道線八戸駅方面)
信号場
しんあぶらかわ

あぶらかわ
津軽宮田
つがるみやた

おくない
左堰
ひだりせき
後潟
うしろがた
中沢
なかさわ
2010年坪尻駅スタンプがこので発見される事があった。
蓬田
よもぎ
津軽
蓬田
郷沢
うさ
瀬辺地
せへじ
蟹田駅
かにた
かつての旅客列車における津軽海峡線との実質的な分岐点 津軽
外ヶ
中小国駅
なかおぐ
新中小国信号場
しんなかおぐ
海峡線との分岐点
非電化
大平
おおだい
津軽二股駅
つがるふたまた
JR北海道 北海道新幹線(海峡線) 奥津軽いまべつ駅 津軽
今別町
大川平駅
おおかわだい
今別
いまべつ
津軽名駅
つがるはまな
三厩駅
みんまや
2019年6月1日から人化 津軽
外ヶ

その他

津軽二股駅奥津軽いまべつ駅の前身である海峡線津軽今別駅と隣接していたが、公式には乗換とされてなかった。また、津軽今別駅は停する列車はかなり少なく、乗り換えをする場合は蟹田駅の方が便利だった。現在津軽二股駅奥津軽いまべつ駅は正式に乗換とされており、部分廃線まで青春18きっぷ北海道新幹線オプション券を使って両間を乗り継ぐ人も見受けられた。

なお、津軽線は遅延は多いものの、青森県内では運休が非常に少ない路線である。五能線大湊線のような路線はもちろん東北線奥羽線が強等で運休しても津軽線だけ運転していることがよくある。強大雨で津軽線が止まっているようであれば、他の県内JR路線は止まっているとことがほとんどである。

時々間違いが見受けられるのだが、津軽鉄道ではない。津軽線にストーブ列車等は走っていない。ちなみに、津軽線と津軽鉄道改正鉄道敷設法2号青森県青森ヨリ三厩、小泊ヲ経テ五所川原ニ至ル鉄道」に基づいて造られた路線である。

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津軽線

1 ななしのよっしん
2014/01/31(金) 15:25:20 ID: t9ncSYTKkm
北海道日本パスでいつもお世話になってます
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2 ななしのよっしん
2021/11/22(月) 20:26:37 ID: lUBziFc5ux
沿線人口が少なすぎて乗り換え需要がないから、
津軽二股駅まで電化して乗り換えの便宜を図ろう
というがないんだろうなあ。
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3 ななしのよっしん
2022/09/30(金) 23:27:51 ID: yu7L3bH52g
津軽二股駅折り返し設備を設けて、そこから先は廃線も仕方がないのではと思っていたが、
被災したのは大平津軽二股駅間だとは
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4 ななしのよっしん
2022/12/21(水) 13:11:19 ID: M++2FLIuSY
そもそも奥津軽いまべつ乗り換えようと思う人間が少なすぎるし、単に田からバスなりタクシーなりで十分なのよな
観光に力入れたいなら奥津軽いまべつ拠点にすればいいじゃんとなるし

止はもうやむなしと言える
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5 ななしのよっしん
2024/05/25(土) 15:24:47 ID: eeaqBsXM0D
運休区間の止が決定した模様。
需要がないから仕方がない。
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6 ななしのよっしん
2024/05/26(日) 17:25:53 ID: Mm9IlEW0Ba
今後18きっぷオプション券が使える区間が新青森からに拡大されるのか、
それとも奥津軽いまべつ間は自力で移動してくださいになるの?
(まあ今どきそこまでしてこのルート使う人は少ないんだろうけど)

今後も貨物輸送で新中小国いまべつ方面のレール自体は維持されるだろうに奇妙な状態だ…
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