曖昧さ回避
nebulaとは、
- 星雲の意の英単語。
- sm6029342にて発表された初音ミクのオリジナル楽曲、およびその3DPV作品である。表記は「Nebula」。
- フロム・ソフトウェアから2004年1月22日にプレイステーション2で発売されたホラーアドベンチャーゲーム「NEBULA -ECHONIGHT-」のこと。nebulaタグのほとんどがこのゲームの実況動画である。
この記事では2.について取り扱う。
概要
「Nebula」は、ボーカロイド総合クリエーターのTripshots氏によリ公開された作品の名称である。
本作品の歌詞と映像に込められた意味については、本稿以外のさまざまな解釈もありうると考えられる。
しかし、この作品自体、従来のPVを超越する壮大な宇宙創造のイマジネーションを想起させることから、最先端の物理学的および数学的解釈を加えることが可能なら、さらに深遠で高次元にまで広がる物語となり得、結果として、PVをよりいっそう楽しむことができよう。
たとえば、映像には不敵な表情を浮かべるミクと、温和だがどこか不安そうな表情のミクが描かれている点、前者のミクのパートには「correlation[I am you]」(私はあなたである相関関係)、「I know everything」(私は全てを知る)、「She has the power to chage the world」(彼女は世界を変革する力を持っている)という台詞がある点などから、相関(あるいは双対)性を持つ二人のミクが存在し、さらにそれぞれのミクの性質は異なっていることが示唆されているとも解釈されうる。
そして、随所に表示される英語字幕からは、前者が後者を探知・観測し、なんらかの干渉をしていること、後者のミクは自身が前者に観測され始めて存在が確定しているように見て取ることも可能であり、量子論の本質そのもののメタファーであるとも考えられるが、それは視聴者各自にて証明されたい。
このように、歌詞、或いは動画の裏側に物理学に関するさまざまなメッセージが埋め込まれていることが推測されることから、暫時、「相対性理論」、「理系ホイホイ」、「超弦理論」などの理系タグがつくようになり、物理学(量子論、素粒子論、宇宙論、統計力学、超弦理論など)や数学(位相幾何学、微分幾何学、微分位相幾何学、代数幾何学、非可換環論、位相空間論、代数解析学など)の論客もたびたび現れ始めたようである。その確かな知見やゼミ話を含んだコメントから、東京大学、京都大学の理学部大学院生もしくは教官も訪れている可能性も考えられた。
また、歌詞に「理論なんかどうだっていいの。ただ感じるの。ここで起きている特別なこと。」とあるように、理論によって構築された世界と感性によって知覚されうる世界認識の相克が表現されているとも解釈されうる。
なお、うp主のメッセージに鑑み、上記解釈で当PVを楽しむための、最小限必要と思われるキーワードを、以下に羅列記載するにとどめ、本稿の終わりとしたい。
- 相対性理論
- 超弦理論
- 二人のミクの存在 正位相次元のミク⇔逆位相次元のミク
- 特異点
- 観測者
- カラビヤウ空間(カラビヤウ多様体)
- スカラー
- テンソル
- コホモロジー
- 局所コンパクトハウスドルフ空間
- Lie群
- 位相不変量
- グロモフ
- トンネル効果をワームホールとして解釈
- 宇宙は11次元により構成されている仮説=M理論
- 別次元に存在する相対的かつ双対的存在
- 波動銃(YAMA波、レイガン、ドドン破、サイコガン、レーザーブラスト、水芸[水にも波動特性がある])
- エントロピーの法則
- 宇宙膨張(開いた宇宙(Open Universe)」、「平坦な宇宙(Flat Universe)」、「閉じた宇宙(ClosedUniverse)」)
- 統一場理論
- ミクたんのパンツは縞パン!(干渉縞)
- シュレーディンガーの猫
- シュレーディンガーのぱんちゅ
- 全知かつ全能
- 想像∞創造 無限環(メビウスの環:有限で表現される無限特性)
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関連項目
外部リンク
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