クラッシュフィーバー(CRASH FIVER)とは、Wonderplanet(ワンダープラネット)とUNITED, Inc.(ユナイテッド株式会社)が共同運営、提供しているiOSとAndroid用のパズルゲームである。略称は『クラフィ』。
概要
2015年7月8日、WonderplanetからiOS版とAndroid版が同時に配信。基本無料でアイテム課金性。スタミナ制有りと、今日のソーシャルゲーム、いわいるソシャゲのひとつ。
パズルゲームの要素と、ロールプレイングゲームの要素を合わせたゲームシステムとなっている。
未来は、君の手に委ねられた。
さあ、行こう。
ゲームの内容としては、ディズニーツムツム等がパズドラみたいになった、と言った方がわかりやすいだろうか。
下半分少しだけ中央に向かい丸く、上半分画面通りに壁。そのスペースに上から様々な色が付いたパネルが次々降ってくる。
その降ってくるパネルをぶっ壊して相手を攻撃、クエストのクリアを目指すのがこのゲームの基本的な遊び方になる。
クラフィのれきし(Wikipedia等などから抜粋)
2015年
2016年
- 1月 - 150万ダウンロード突破
1月29日 - 初音ミクとのコラボイベントを開催 - 2月 - 200万ダウンロード突破
- 4月26日 - 『デュラララ!!×2』とのコラボイベントを開催
- 5月14日 - テレビCMを全国区にて放送開始
5月16日 - サントラをiTunesとAmazonデジタルミュージックにて配信開始
同月、App Storeのセールスランキングでトップ10入りを達成
5月26日 - 台湾・香港・マカオ版(繁体字中国語版)配信開始(iOS版、Android版) - 6月 - 300万ダウンロード達成
6月13日 - 「サンリオキャラクターズ」とのコラボイベントを開催
6月 - 400万ダウンロード達成
6月24日 - 台湾・香港・マカオ版にて、初音ミクとのコラボイベントを開催
6月30日 - 台湾・香港・マカオ版が、台湾のApp StoreのセールスランキングにてTOP10入り達成 - 7月 - 台湾・香港・マカオ版が、100万ダウンロード達成
- 11月30日、全世界で700万ダウンロードを突破したことを発表
ゲーム内容
3体のユニットで組まれたのを1パーティーとし、フレンド枠を1体加え計4体で好きなクエストを選択しクリア。ガチャやクエストでユニットをゲットしたり、育たてて進化させたり売却したりと、いつも通りのソシャゲの一つ。
基本システム
各種ユニットには違う属性が割り振られており、赤・緑・黄・青と4種類に分かれる。
赤は緑に、緑は黄に、黄は青に、青は赤に強いと、属性によってダメージボーナスが発生する。
どこかで見るゲームと同じ脳になると、緑は青になど混合する可能性があったりと注意が必要。(反対だと逆に与ダメージが減り、被ダメが増えてしまう。なお、それ以外の属性ではボーナスは発生しない。)
ユニットには、後述の各種特有のスキル、アビリティがあり、体力、攻撃力、回復力が設定されている。
ゲームの遊び方
2 気持ちイイ!
これで以上だ!
…
……
………
…………足りない?
真面目に解説
ゲームは、『単純』『爽快』『気持ちイイ』ということメインに、それを重点においたシステムとなっている。ガチャは知らない。
基本操作
画面上に降ってくるパネルの色には、赤・青・黄・緑・ピンクが存在する。
ピンクのパネルはハートパネルと言われるもので、ユニットの回復量、一度にブッ壊した数とユニットの回復力に応じて体力が回復する。
画面に降ってくるそのパネルをタップすると、その近くにある同色のパネルが一緒にブッ壊れ、繋がる限り連鎖(チェイン)してくれる。
同色パネルを溜めて一気にブッ壊す!というのがこのゲームの特徴であり、ポイント。
いかにパネルを溜めながら相手に攻撃するか、これが中々に頭を悩ませてくれる。
ただしハートパネルに関しては、体力を回復するだけであり、壊したからといってその繋げた分が攻撃するということはないので注意。
発展系のパネルの種類は、ボムパネル、お邪魔パネル、ダメージパネル、プロテクトパネル、後述するCパネルなどがある。
ちなみに、敵がお邪魔として出現させたり変換してくることも。
Cパネル・SCパネル
同色パネルを一度に6個以上破壊すると『C(クラッシュ)パネル』といわれる、ユニットによって違う特殊なパネルが連鎖の終点に出現する。生成したユニットの属性に準じた色のパネルになり、破壊すると『Cスキル』というド派手で強力な能力が発動する。単発の時は虚しいが。
簡単に言うと”モンストの友情コンボ”と言ったところだが、一度に破壊した数が増えれば増えるほどCパネルは大きくなり、Cスキルの威力も上昇する。
ユニットによって発動する内容は異なり、「全体に大ダメージ」「単体に超絶ダメージ」など、基本的には一つだけだが、上のレア度になると二つ発動するユニットもいる。内容によって強力かどうかは変わってくるが、基本レア度が高い方が強力になっていく。
また発展系として、一度に12個以上破壊すると、終点に出現するCパネルがキラキラ光り出す。これは『SC(スペシャルクラッシュ)パネル』というもので、破壊するとユニットのCスキルが発動するほか、破壊後にSCパネルが『ボムパネル』というものに変化し、爆発時に周りのパネルを色関係なしにブッ壊してくれる、とっても気持ちイイパネル。あぁ^~たまらねぇぜ。
体感的に、35個以上繋げ生成されたSCパネルのボムは、画面の3/2ぐらいをブッ壊してくれるぐらいに強力なものになる。40まで行ったら画面全体を吹っ飛ばすほどに気持ちイイ存在になる。
スキル・アビリティ
ターンが経過することで発動可能になるユニットの必殺技『スキル』、条件を満たすことでほぼ所有ユニット限定だが実質常時発動する『アビリティ』がある。
スキルは各ユニットごとに違ったりするが、アビリティに関しては所持しているユニットはほとんどが高ランクで、実質常時発動するために効果はスキルに比べたら今ひとつ。種類もスキルほどには多くはない。が、特定のクエストで役に立つ場合があり、必ずしも不要というものではない。
また、種類によってはスキル以上に強力なものもあるため、一概に弱いというわけでもない。
例:
ビビットネス・エボリューション:マグネットパネル(緑→黄→ハート→赤)を1個、青をハート、赤を黄パネルに変換+2ターン全ユニットCパネル生成短縮激烈("初音ミクV4X(星6)"スキル)
Cパネル生成短縮:自身が先頭の時、Cパネル生成に必要なチェイン数を1短縮する。(各種ユニットアビリティ)
フィーバータイム
パネルを次々ブッ壊していくと『フィーバーゲージ』というものが溜まっていく。このゲージは一度にブッ壊すパネルが多ければ多いほど上昇量が増えていく。
最終的に満タンになると『フィーバータイム』というのが発動可能になる。これがクラッシュフィーバー最大のポイント、見せ場であり、一番爽快とも言えるシステム。ストレスが貯まる場合もあるが。
画面上に溜まった全パネルが下にボッシュート消えてなくなるが、その代わり5.5秒間上から下へパネルが次々と降り注いでくる。一つづつではなく、色パネルは同色が8個纏まって、パーティー内の全ユニットのCパネル、破壊した時に画面上の全てを吹っ飛ばす虹色のボムパネルがそれに混じり降り注いでくるため、画面を連打し次々降り注いでくるパネルをとにかくブッ壊しまくる、パーティー総攻撃の必殺技である。
通常ではありえない程の瞬間での高火力を叩き出し、尚且つ体力も内容次第で全快するため起死回生のための切り札として取っておくのが普通だが、溜まる限り何回でも使用可能なため、難所をこれで切り抜け先へ進むという使い方もある。が、場合によってはスキルをフル活用したほうがよかったりする。温存するため、という言い方もできるが…
基本、タップできる回数は3回(スキル・アビリティによって最大5回まで上がる)。
タップ回数を全て使い切った後(また、途中でパネル破壊を取りやめることもできる)、パネルをブッ壊した数+Cスキル、またはフィーバータイムでブッ壊したパネル数と、先頭にいるユニットの攻撃力などに応じ敵ユニットへと攻撃、ダメージが入る。
そのあとに敵の手番になり、敵の攻撃カウントが減ったり逆に攻撃されたり邪魔されたりというのが一連の流れとなる。(1ターン)
一部のクエストでは、敵ユニットが自滅(手助け)したり、逃走したり、逆にプレイヤーに味方し攻撃してくれたりするボーナスクエスト(ネタ)も存在する。
マルチプレイ
最大4人で一緒にクエストを遊ぶことが可能。ホストとゲストに分かれ、複数人でクエストを遊ぶ際のスタミナ消費はホストだけでいい。
マルチプレイ限定のモノとして、設定された簡易文をチャットとして相手に送ることが可能で、フィーバータイムの発動時間が5.5秒から8秒に増えるなどのささやかな特典が存在する。
ゲーム外の遊び方etc
世界観設定が"ALICE"と呼ばれる『仮想世界』というのがイメージの根幹であるため、全体的に丸いデザインで、青白く透明感のある明るい雰囲気になっている。
ユニット
他ゲームのモンスターに当たるもの。レア度は✩1から✩6まで存在し、各ユニットにコストが設定されている。
ステータスは、体力に関係する『HP』、ユニットの攻撃力となる『攻撃力』、ハートパネルでの回復量『回復力』という3つに、『バグ』というモンストなどで言う"ラック"が存在する。
このステータスに『限界突破』という、レベルを上げることで達する上限ステータスを突き抜けて自分好みにステータスを伸ばすことができるシステムがある。振ったあとで振りなおしも可能なためドンドンやろう。
このゲームでは、他ゲームでの進化と言われるのを『覚醒』といい、特定のユニットを素材に使うことでランクアップさせることが可能になる。
✩6に覚醒可能なユニットは✩5限定というわけでもなく、✩3でドロップしたユニットが✩6まで覚醒可能なのも存在する。また、✩6覚醒のほか、一部のユニットに『超覚醒』という特別な覚醒が用意されているユニットが存在する。
余談だが、元ネタがあるユニットは勿論沢山いるが、意外とオリジナルユニットも多かったりする。
ガチャ
今やアイテム課金制のソシャゲには普通にある説明不要のやつ。またの名をラスボス。
課金制アイテムの『ポリゴン』を消費して、1連(5個)と10連(50個)が引ける。
10連の場合、排出される全ユニットが✩4以上となるステキなお助け機能付き。
たまに"10連すると✩5が排出確定!"なんてイベントをやっているが、✩5までしか覚醒しない奴が普通に排出されるため、ある意味罠。
ちなみに筆者はこれで絶望したことがある。限定しか引かないと心に決め、コラボでミクV4XとリンV4Xを同時に引いた喜び。
月一で"フィーバーフェス"という限定ユニットが排出されるイベントも開催される。
某ひっぱりアクションで「○シファーが出ない!」「ガブリエ○欲しい」などの欲望でガチャを回すための課金が捗るイベント。あれとほぼ同じ。というか同じ。
10連5回目以降で限定キャラ一体確定とか、出現率○倍のおまけ付きなどだったりするのが唯一の救いか…?いや、課金がはかどるだけか
この他にも”初回25ポリゴンで10連ガチャが引ける””ステップアップガチャ”など色々とイベントをやったりする。
ただ、真面目にやろうとすると重課金ゲーになるためほどほどに……。
テクニック紹介
- パネルの整理
そのままの意味。バラバラになったパネルを各色をまとめる事。『整地』と呼ばれたり。 - スキルの活用法
一度に発動するのではなく、複数回に分けて使用する。パネル色変換系のスキルの場合、100チェイン行くことも夢ではない。
一部の活用法として、タップ回数増加、Cパネル生成短縮、ボムパネル生成を同時発動(か少しずらすか)で200チェインは簡単にいく。筆者の場合、最高で512チェイン(回復を除いて502チェイン)を出したことがある。
ちなみに、一部ユニットのスキルに、攻撃を跳ね返す『カウンター(受けたダメージは食らうが)』というのがあり、これをボスで使うととっても楽しいことになったりする。全体攻撃してきて4回分ボスにお返しして自滅、そして消滅。たまらない。
クラッシュフィーバーの特徴をまとめると……
1) タップだけで得られる「気持ちイイ」体験!
クラッシュフィーバーではタップだけの簡単操作で、最上級の「気持ちイイ」を体験可能。わずか1タップで次々と連鎖し砕け散っていくパネル、ド派手な演出のクラッシュスキル、一発逆転のフィーバーなど、様々なシステムによって「気持ちイイ」が高まる!
2)「仮想世界」をモチーフとしたワクワクポジティブデザイン
クラッシュフィーバーは、仮想世界が舞台。真っ白な背景に丸みを帯びたデザイン、浮遊感と没入感を重視した演出の数々。これまでにない明るくポジティブな仮想世界のイメージに、「気持ちイイ」がますます高まる!!
3) 4人協力でさらに気持ちイイ!
仲間と一緒にログインすれば、最大4人で協力プレイが可能。どこからパネルを壊すのか、いつフィーバーを使うのか、コミュニケーションを取りながらプレイすれば、楽しさは4倍、気持ち良さも4倍!!
カウンターキル楽しい。
「卑怯? それ、褒め言葉だわ」
「……ウホッ!」
関連動画
「クラッシュフィーバーに関するニコニコ動画の動画を紹介だと!?…………援護を頼む!」「運命を、受け入れなさい!」
関連商品
クラッシュフィーバー オリジナルサウンドトラック(amazon・iTunes配信版有り)
関連コミュニティ
「クラフィに関するニコニコミュニティがないの…? もう終わり、全部……」
関連項目
- 加藤浩義 :クラッシュフィーバーの楽曲を作曲したコンポーザー。BEMANIにも楽曲提供をしている。
- クラッシュフィーバー公式攻略Wiki
- クラッシュフィーバー公式サイト
- ワンダープラネット公式サイト
- ユナイテッド公式サイト(Wikipedia)
- 小ネタ:
クラッシュフィーバーのアプリデータ内に、上記に書いてある意味不明な文が書かれたスタンプみたいな画像が存在する。内容としては、ゲーム内にあるスタンプ、LINEスタンプと同様のデザイン。
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