ニコニコ大百科

バエルに固執しないマクギリスってブルーアイズに執着しない海馬みたいなもんだよな
もはやキャラとして成立しないだろそれ

もっともマッキーもアグニカを理解していたかというとそうでもないし
アグニカ以下厄災戦で活躍したギャラルホルンの原型といえる集団は
MAの脅威におびえる民を救い再び地球に秩序を取り戻す理念があったのに
バエルおじさんはそれを顧みなかったもん
結局のところ自分の復讐を正当化するためにアグニカを利用したに過ぎないと言える

マッキーは正直何もしなくても良かったと思うよ、
地球にある国家にエイハブリアクターの製造技術とMS技術をこっそり渡す以外には。
あとは勝手に国家間で競争になって、相対的にギャラルホルンの地位が低下して、
マッキーが付け入るスキが出てくる。

独立運動煽ってアリアンロッドの戦力を分散させるとか、火星の戦力と挟撃するとかやりようはいくらでもあったんじゃないですかねぇ
負ける方を無能にするしか出来ない脚本だからこうなる
尺も胸糞のジャスレイ関連全部削ってアリアンロッド戦やれば絶対足りてた

とはいえ戦国時代が到来しましためでたし　めでたし
というのもストーリーのENDとしては収まりが悪いからな。

マクギリスの真意がよくわからないからラスタルに警戒されるんであって、真意が現実的で目指す世界が達成可能そうでマトモなら普通に協力しそうだからな。（子供も後継者もいない老年のオジサンだし。）

監督の書きたかったのが鉄華団とマクギリスの思うままに生きてからの繁栄と破滅だからね、敗北ってシナリオは確定してた訳だからそこを上手く作れるかが問題だったわけだけど……

普通にバエルがモビルアーマークラスかそれ以上の化け物って描写ならまだあのバエル脳馬鹿っぷりにも少しは説得力も出るんだが結果はお察し

それでもたかがガンダム1機で傍観させる力があるだけ、バエルの政治的力って恐ろしいもんがある。
ガンダムフレームも勝ってるのは腕力だけでそこらのMSで押せばいいし、専売特許ってわけでもない。

>>3335
具体的なビジョンは何もなかったんじゃないかな？
一応誰もが平等に競い合える社会の実現を目指してはいたんだろうけどバエルの威光さえあれば出来ると思ってて、実現に至るまでの具体的なステップは何も考えてなかったんだと思う

目標であり心の支えだったアグニカがいろいろチートすぎて割と何でもできるはずのマッキーですら荷に余る存在だったオチ
統率力があってMS乗りの腕前もあって政治家としても有能って何者だよ

アグニカ・カイエルの偉業
・単に剣２本持った高機動ＭＳってだけのバエルでＭＡ相手に無双する圧倒的武力
・混沌とした情勢下において世界をまとめられるカリスマ
・数百年もの間平和を維持できる方向性を作り上げた政治力
こいつ主人公にしたオルフェンズゼロの方が本編より面白そう、下手するとなろう小説みたくなりそうだが

まぁ一番の問題は、マクギリスが超人を崇めてしまった事よりも
完璧超人アグニカの武力面しか見てなかった事だが
ギャラルホルンを更生し、世界の新たな統治ビジョンについても真剣に考えていたら
アグニカの再来になれる位の能力はあったようにも思うのだが、そっちの能力は全てラスタルに行ったようで
統治ビジョン皆無だった結果、マクギリスは頭鉄華団とか言われる始末である

ガエリオやラスタルが本気で改革に取り組んでいたら仲良くやる道もあったんじゃないかと思う
第１目的はアグニカごっこだとしても今のギャルホルン統治下より良い世界にしようという思いがゼロだったとは思えないし

無いでしょ
アグニカごっこと力こそすべての思想はマクギリスの中じゃ絶対に分けられない
どうやってもラスラル達と対立する

良いとこの養子になれて、名家の婚約者も出来て、友人にも恵まれ、立派な仕事にも就いてたのに
なんか今の世界が気に入らないなぁと反乱を起こして死んだバカに同情や擁護の余地など無い

>>3343
死の間際に台詞見てると友情や愛情は持ってたしガエリオがマクギリスの心を揺さぶるくらいの動きをしていればと思ったけど無理か
>>3344
その過程で自分が掘られ蔑まれたり友人の妹が幼い内から人生決められたりしてるから結構闇深かったんじゃねぇのかな

親父を失脚させるので、辞めとけとは思うけど。そのために、友人を殺させているからな。

彼にとってはバエルを手に入れることが目標でありすべてだった感じだからなぁ
そこにいくまでまさに「止まらねぇからよ・・・」状態だったと思われる

２期後半で急にＩＱ下がったのもバエルが絶対的存在であると盲信してるとこが起因してるよね
バエルが絶対と盲信してるからこそ、セブンスターズの面々が戦力を譲渡しないという可能性をまったく考慮してなかったわけだし

マクギリスの根底にあるのは社会への怒りに恨み、幼少期に自分を守るためにすがったアグニカへの信仰
動機からして身内を失い手を汚そうが社会の安定を目指したラスタルに比べたら小さい

勝つための道筋の立て方も然り、ガエリオやカルタみたいな味方になってくれそうなやつ貶めてどうする

そう考えると一期からもう結構なアホなんだよな
バエル第一主義が根底にあるから

>>3343
当のアグニカが「武力だけじゃない」人なのに、なんであんな風に
歪んだり想像になってしまったのかねぇ？

光武帝ごっこをしたいと思ってたハズなのにやってるのは項羽ごっこ、みたいな

オルガMADでバエル厨と化してて草

幼いころから男娼として虐待を受けながら育っていた境遇で出会った
アグニカ・カイエルの輝かしい英雄譚に補正が入ってしまうのは分からなくもない。
友情は押し殺してたみたいだけどバエルに関わる部分では思考と心が壊れてたんだろうなぁと。
その結果がバエル取得any%RTA

マクギリスがガエリオとカルタを切り捨てたにもかかわらず破滅する覚悟すらできてなかったのが痛いんだよな。
間違いなく恨みを買うし、精神的な支えを失って暴君になる可能性を考えてなかったのはバカとしか言いようがない。

まぁマクギリスの中じゃガエリオも殺したことになってたからね、実際脚本の初期考ではその流れだったっぽいし
マリーが変にガエリオ生きてましたって流れに変えちゃったからできた歪みよその辺は
逆に初期考のままだったらマクギリスどうなったのか知りたいわ

順当にマクギリスがラスボスになるんじゃないかね

スナック感覚で人を殺すって設定通りに、用済みになった鉄華団を殲滅するながれか？

『第3次スーパーロボット大戦α ～終焉の銀河へ～』プレイ動画では
「初参戦作品だけあって『機動戦士ガンダムSEED』を忠実に原作再現したはいいが、そのせいで余波だけで地球圏壊滅の危機をもたらすような明らかに核やプラント攻撃どころではないような規模の手段を用いてようやく地球侵攻を止められるほどの宇宙怪獣の脅威がかつて実在したはずのα世界でSEED系指導者が明らかに宇宙怪獣の脅威を過小評価しているあまりにも世間知らずになってしまった」
という旨のコメントが印象に残っていたのを覚えています。

鉄血の戦いをインフレに追従させるなら、マクギリスが終盤で露わにした極度の力への執着や純粋な個人の力を尊ぶ思想は
「セブンスターズが覆い隠し、人々の目から遠ざけていた逃れ得ぬ真実の脅威の存在を知ったマクギリスはセブンスターズの築いた偽りの平穏ではなく真実の脅威の打倒を目指したが、イズナリオとの確執も相まって飼い殺しじみた境遇をすることもされることも極度に忌み嫌ったため『蠱毒じみた強者の選別』を全人類に強要しようとする極論に走ってしまった」
なんてのも……アリでしょうか……？

イズナリオに買われる前から食べるものも服も寝床も全て力で奪ってきたような描写があるし
マクギリスは幼少期からの人格形成で勝ち取ることでしか充足感を得られない、育んだり与え合ったり高め合ったりする事で何かを得る事では満足できない人間になってしまったんじゃないかな
イズナリオからイシュー、ファリド、ボードウィンを勝ち取り、名も無き戦争も早期に終えた事で事実上政争での改革には王手がかかってたけど、それはあくまで七星から許されて与えられる革命権であって自分で勝ち取ったものじゃない
バエルを奪う事で七星への実権を勝ち取りたくてやらかした、目的を達成する為に自分の充足を捨てる事が出来る大人ではなく確実な勝利よりも自分の満足感を優先してしまう子供、それがマクギリスの本質に感じてる

>>3355
貰った火星の経営ができるかが割と怪しい。
マクギリスも組織の掌握の後は、スポンサーを切り捨てるか混乱させてグチャグチャにする仕事が残っているからな、かち合ってる余裕がお互いに無さそうな。

今一番異世界で楽しくやっている男