ニコニコ大百科

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そもそもid: xmaxewqfyhは前からなんか頓珍漢な事言ってる

そう言えばこの人も某作品で女体化？されてるな
正確には三島由紀夫をモデルにした女性キャラだけど

ここまで人によって評価が二分する人も珍しいよね
俺は仕事の影響で旧日本軍の亡霊に取り憑かれ
なおかつ学生運動に対して過剰なまでにビビってた右翼活動家
ってイメージをなんとなく持ってるけど・・・

あの戦争を生き抜いた日本男児が戦後生まれのガキにビビるわけないだろ。
それに彼は右翼じゃなくて普通の日本人としての気概を持った男だ。

三島は戦争に参加していない。
参加する気だったが検診で落ちているはず。
そこが彼のコンプレックスになり、自己肯定感を得るために切腹を考えたのでは？

切腹自体、男の誇りを通した最期とも、現実に負けて刹那的な誇りに逃げたとも、どうとでも取れるし。

認めるか否かはともかく、行動や言動の過激さの割に、意外と考えはわかりやすいし、コンプレックスからくる考え方自体はびっくりするほど単純でありふれたもので、最悪、薄っぺらいとも取られかねないが（別に悪いとは思わない）、だがそれがいい。

これが普通の人で最後の自決だけで判断されたら「下らない」で一蹴されかねないんだけど、それで一蹴されないだけ三島由紀夫個人は直情的なとこやストレートな感性が魅力的な人物ではある。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/design_your_life/20160228/20160228122300.jpg
前に三島由紀夫信者のスレをログ速で読んだんだけど、村上春樹キャラまんまの評価の決まった過去作しか見ないって設定なのに誰も突っ込まないまま落ちててもやっとした。

文章は綺麗だけど、それ以外だと、夢見がちな人という印象だけだなぁ

>>216
何かの本だったか、
「特攻への自信が無いものは一歩踏み出せ」と上官に言われて、
昨晩みんなで一歩踏み出す練習をしたが、本番、実際に踏み出したのは自分だけだった、という話もあるらしい

インタビューの動画見たけどひきこまれた
力を感じた

俺の中では旧軍の亡霊に取り憑かれた哀れな右翼活動家ってイメージなんだけど

この人の本質は耽美主義者であって政治思想はダヌンツィオあたりの影響を受けた副次的なものに過ぎない気がするけどね

>>222
ダンヌンツィオを凄く貧乏臭くした感じかね
耽美主義だと先達の谷崎や泉鏡花に敵わんし、後発ないし同輩の美輪明宏や澁澤龍彦にひけを取る感じ
というか、よりにもよって旧日本軍を範にしたのが大失敗というか、耽美主義でも婆娑羅大名を回帰の先にすりゃよかったのになあ
正直、耽美主義がモノが無いんで精神性しか振る袖がなかった旧日本軍ってのはなあ。変に政治に志向したりボディビルとかしないで、マッケンみたいに幻視の世界に生きるって方向に行ったら良かったろうにな

ダンヌンツィオはイタリア人圏の統一という未来志向の夢を見出したのに比べて、三島は旧軍という過去の存在に理想を見出したあたりが大きな違いですかね…
ダンヌンツィオはナショナリズムに寄生した左派寄りの思想であるのに比べて三島は歴史修正主義にかぶれた反動思想じゃないかと感じます

伊藤文學がsm20643462で語っていた「切腹フェチ」を究極的に満たすための場として自衛隊での割腹を選んだという説は、斬新で面白いけど珍説の域かなｗ

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正直山岳ベース事件の森恒夫と同じ類のものを感じる

三島由紀夫が「愛国」という言葉を嫌っていたのをこの頃知った
国を愛するというのは誰かに押し付けたり押し付けられたりするものではないという主旨

「強さ」の呪いに憑りつかれていた気はする。

ボディビルだったり、軍隊の強さに固執したり。
同性愛も恐らくマッチョイズムの極限みたいな場所だと感じる

>>221-225
じゃあ三島以降の右翼が旧軍の亡霊を振り切れたかというとごらんの有様だよ!!!って話で、結局安全圏から勝てる相手にだけ喧嘩を吹っ掛ける事をリアリズムと呼んで自画自賛する、この人が最も嫌ったタイプの人種に変質しただけにしか見えないんだよな。
別に三島の遺志に殉じろと言う気は無いが、果たして我々はそれを笑い飛ばせるほど高尚な人間になれたんですかねっていう。耽美主義自体、BLや男の娘という極めて俗物的な文脈でしか解釈できなくなってるじゃないか。

まあ、個人的には高尚でなくてもそれでいいと思う
低俗文学で、ゲラゲラ笑えるのも平和の証よ

どれほど名作を作ろうが高尚な理想を語ろうが、やってることがテロじゃあね
テロ行為を起こした時点で三島は文学者ではなく、犯罪者になり下がった

この人、演説かっこいいし共感する所もあるんだけど、それ以上に「何言ってのこいつ？」と思う所が多すぎるな。

なんというか、妄想を拗らせ過ぎるとこうなるんだろうなって感じだ。
言ってる事も、冷静に見ると支離滅裂で非論理的だし。
正直、赤軍と同じ類の人間でしかないよな。

やっぱり作家とか思想家というのは、大なり小なりこうなってしまうのだろうか？

自分が安全に長生きさえできればそれで満足、な連中にはそもそも理解できないタイプの人間だからな。三島の言う二流品の文学だけ読んでればいい

獣の戯れのスパナで滅多打ち描写とか本当にすごい
教科書に乗ってるようなのは無視して良いですよ
本人のキャラやらスキャンダルやらで過小評価されてる作家ですね
古書店などを探して原初を読んで下さい

自己愛なので本人はクソですが才能はすごいです

>>230
テロを肯定するわけじゃないけど
犯罪者と文学者は必ずしも矛盾しないと思う
太宰治や有島武郎みたいに自分以外の人間と心中した小説家も
犯罪者とは呼ばれてないし
この人の場合、恋人のように親しい関係の人とではないが
殺した後で自決したという点でそうした小説家たちと共通しているとも言えるのでは
金閣寺と三島さんの死に様を並べて思ったけど
もしかして彼は日本という国、概念と心中したいという願望を持ってたんじゃなかろうか

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心中が犯罪者として責め立てられにくいのは、同情や相手も納得の上なんだろうみたいな推測から美化されてるからだろうし。

犯罪者と文学者は必ずしも矛盾しないってのは同意だが、それが同じ人間である以上、実際行った行動が文学者としてどうなのか？って評価に影響を与えてしまうのはあると思う。

現実に居場所の無い人間だったんだろう、自身の空想の世界で過ごせて
カネまでもらえる作家はまさに天職だった

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