この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
ダビデ(Fate/Apocrypha)とは、『Fate/Apocrypha』に登場するサーヴァントである。
なお、記事ではこれ以降ダビデと表記する。サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
旧約聖書に登場する古代イスラエルの王。
神を第一とし、常に涼やかで切羽詰まることがない。
状況を冷静に分析し、現実的な判断を下すリアリストでもある。
他者に対しては「誰しも神に与えられた役割がある」と敬意をもって接する。
彼は英雄らしく、ナイスバディーな女性が弱点。ふた言めには「妻に迎えたい」と言いだす。(ただし自分より身長の高い相手は対象外だとか)
そして彼は竪琴の演奏は天才的ながら踊りの才能は皆無なのだが、そのどちらもが大好きである。
古代イスラエルに君臨した王にして、巨人殺しの伝説を持ち、またソロモン王の父上でもある。
芸術面においては、ミケランジェロやドナテッロが制作したダビデ像のモチーフとしても有名である。
「英雄色を好む」を地で行く人のようで、女性関係は緩い。
この嗜好が仇となり、晩年は神から与えられた罰に苦しむことになる。
使用武器はスリング(遠心力を利用した投石器)。
巨人を投石で倒すエピソードもある彼は、これによりアーチャークラスの適性を持っている。
羊飼いをしていた少年時代に預言者・サムエルを通じ、神より特別な役割を与えられた彼は、その後、竪琴の演奏でイスラエル国王・サウルに宿る悪霊を祓い、ペリシテ人の巨人戦士・ゴリアテを投石で倒すなどのエピソードで名を揚げていく。
やがて順調に戦功を立てたダビデは恩のあるはずのサウルに妬まれ、命を狙われるようになる。
しかしサウルがペリシテ人との戦いで戦死すると、その跡を継いで王になり、エルサレムを掌握する。
そんなダビデの唯一の汚点が、律法を無視し、人妻・バテシパを求めた罪だ。
彼はバテシパを手に入れるために家臣を謀殺し、晩年は神の与えた罰に苦しむことになる。
筋力:C | 耐久:D | 敏捷:B | 魔力:C | 幸運:A | 宝具:B |
神の加護 | 王者になると預言された、優れた肉体と容姿。ライオンや熊の尻尾を掴んで叩き殺す俊敏さと腕力がある。彼は自分が復活せし者、ダビデ本人の魂を持つ者とは考えてはいないが、生前も今も神の使者であることに変わりはなく、神の恩寵を感じられればそれでよいと思っている。 |
竪琴の演奏 | イスラエル王国の王・サウルの悪霊を祓ったダビデの竪琴(キヌュラ)には破魔の効力があり、聴く者の精神を平穏に保つ。ダビデが竪琴を弾く間、敵味方を問わず槍の命中率が極端に下がる。この竪琴による悪霊祓いのエピソードは、現代でいう音楽療法と解釈されることもある。 |
神性 | キリストの祖としての弱い神霊適性。ナザレのヨセフとほぼ同格にあたる。ダビデ自身はただの羊飼いにすぎない。しかしキリストの威光(神の威光ではなく)を背景とする宝具、例えば"聖骸布"、"聖釘"、"聖槍"あるいは"聖杯"などに対しては、それなりの耐性を発揮する。 |
カリスマ | 軍団を指揮する天性の才能。ダビデは2代目イスラエル王として全部族を従え、32万を超える兵を率いてエルサレムを制圧した。彼の人生は戦争に次ぐ戦争であり、あまりに血塗られていたため、神が神殿の建築を許さなかったほどである(神殿建築の役割は息子・ソロモンに譲られた)。 |
幸運以外のパラメータは突出したものではないが、そこはアーチャークラスらしく宝具で補うところか。
「神の加護」は、ダビデの優れた肉体と容姿を象徴するスキル。これによるステータスの影響は不明。
「竪琴の演奏」はその効果から、ランサーへの対抗策としての活躍が期待できる。ちなみに槍の命中率が下がるのは、旧約聖書に書かれた話(竪琴を引いていたダビデをサウル王が槍で殺そうとした際に、寸での所で避けることができた)に由来している。
「神性」は説明文によるとやや弱め。キリストに関する聖遺物への耐性を発揮する。
「カリスマ」はランクが不明なものの、その経歴から相応に高いものと思われる。
『五つの石』はゴリアテ討伐の伝説に由来する宝具。
5射目の石が当たると相手は一時的に意識喪失、主装備を奪うか使用不可にする。敵は大きく弱体化することだろう。
『燔祭の火焔』は顕現した焔が相手を焼き尽くす。
威力は中程度らしいが、説明文ではかなり凶悪な性能に見える。
切り札である『契約の箱』は、文字通りの必殺宝具。
効果範囲は狭いものの触れた相手を問答無用で殺してしまうので、相手にどうやって触れさせるかが重要になる。
『Fate/Apocrypha』の小説版では「黒陣営にヴラド三世以上の王を追加するとややこしくなる」という理由で残念ながらリストラされてしまったダビデ。
しかしスマホ用RPG『Fate/Grand Order』にて復活登場を果たした。やったね!
1部3章「封鎖終局四海 オケアノス」にて実装された恒常星3アーチャー。同章のクリア報酬。
設定段階で保有していた「神性」がなくなり、「竪琴の演奏」が「治癒の竪琴」に変わった。
ステータス成長率はややHP寄りであり、所持スキルもサポート型の構成になっている。
特にHP回復&状態異常解除&回避付加を同時に行える「治癒の竪琴」がダビデの売りであり、味方の生存能力を大きく高めてくれる。このためにもダビデの一回目の霊基再臨は早めに行いたい。
「神の加護」により自身の耐久力も高く、「カリスマ」による火力の底上げも行えるのも嬉しいところ。
ちなみに攻撃モーションは手にした杖による殴打。
アーチャーだけど飛び道具を使わないのはお約束である(武装のスリングは宝具の時だけは使用する)。
宝具使用時に必中状態(相手の回避状態を無視して攻撃がヒットする)が付加されるため、回避スキルを多用する相手への有効手となり得る。高確率のスキル封印もあって損はない効果といえるだろう。
ダビデのコマンドカードはArt3枚構成なのでNPも溜めやすく、宝具を使用する機会はそこそこ多い。
ゲームエフェクトでは宝具説明文にあった通り、4つ目までの投石はわざと外して、5つ目の投石で相手を打ち倒すというモーションになっている。設定段階での主装備の使用不可は、スキル封印という形で再現されている。
5周年記念強化で「巨人」特攻が付与された。「超巨大」特攻とは違って非人型のモンスター相手には通用せず範囲は狭いがその代わりに特攻倍率が高い。
HP | (Lv1/Lv70/Lv100) 1555/8643/11719 |
ATK | (Lv1/Lv70/Lv100) 1436/7736/10470 |
COST | 7 |
コマンドカード | Quick/Arts/Arts/Arts/Buster |
所持属性 | サーヴァント、天属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性 王、ヒト科 |
保有スキル | |||
---|---|---|---|
神の加護:A (CT7→5) |
自身の防御力を大アップ(1T) &HPを回復[Lv.](1000→2000) |
初期スキル | |
治癒の竪琴:B (CT8→6) |
味方全員の精神異常状態を解除 &回避付与(1回) &HPを回復[Lv.](300→800) |
霊基再臨×1 | |
カリスマ:B (CT7→5) |
味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T) | 霊基再臨×3 | |
クラススキル | |||
対魔力:A | 自身の弱体耐性をアップ | ||
単独行動:A | 自身のクリティカル威力をアップ | ||
アペンドスキル | |||
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対バーサーカー特攻[Lv.] |
五つの石(ハメシュ・アヴァニム) | |
---|---|
カード種別:Buster | ランク:C- B |
自身に必中状態を付与(1T) +敵単体に超強力な攻撃[Lv.] &高確率でスキル封印状態を付与(1T)〈OCで確率UP〉 |
|
自身に必中状態を付与(1T) +敵単体に超強力な〔巨人〕特攻攻撃[Lv.]▲ &高確率でスキル封印状態を付与(1T)〈OCで確率UP〉 |
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最終更新:2024/05/05(日) 10:00
最終更新:2024/05/05(日) 10:00
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