@Wiki情報流出事件とは、2014年3月9日に 無料ホームページレンタルサービス「@wiki」(運営元:アットフリークス)より公式に発表された極めて重要な事件である。
概要
アットフリークスの発表によると、ゲームの攻略情報のまとめサイトなどで有名な無料ホームページサービスである@wikiのサイトで、管理者や登録者のユーザー名、パスワード、メールアドレス、IPなどが外部に流出しているらしいとの発表があった。
そもそもの事の発端として、一部の個人サーバーの管理者が「不正なファイルの仕込まれたページがあるのではないか?」との指摘が挙がっており、それに続いて編集に必要な管理者、並びに該当wikiの登録者の情報も流出してしまっていることが判明し、公式側の発表へと至った。公式側は緊急措置として全ユーザーに対するパスワードのリセットを行い再発行を呼びかけている。
が、根本となる原因は未だ解決しておらず、@wiki系列のページは現在非常に危険な状態にあると言える。
多くの管理者情報が流出した結果、悪意ある第三者によって不正なファイルを落とし放題な無法地帯と化してしまっており、最悪の場合@wikiのページにアクセスしただけでトロイの木馬などに感染し、PCの個人データを抜かれてしまったり、遠隔操作による冤罪にかけられる可能性もゼロではない。
現にアクセス数の多いメジャーなwikiの一つであるパズドラwikiでは既に数十個以上もの不正ファイルのアップロードがなされているといった被害報告が挙がっている。
それ以上に恐ろしいのは、昨年12月時点でこれらの不正ファイルアップロード、個人情報流出被害が起こっていたとの報告もあることだ。
ニコニコ大百科内にも関連サイトとして多くの@wikiページへのリンクが張られているが、事態の収束が公式側から発表されるまでは@wikiのページを踏まないことを強く推奨する。また、昨年12月以降から@wikiのサイトにアクセスした覚えのあったり@wikiの登録を行った覚えのある人は、PCや携帯のスキャン、パスワードの変更などを行っておいた方がいいと思われる。特に他のサイトでメールアドレスやパスワードを使い回している場合、何かの弾みで悪意ある第三者に解析されてしまった時に非常に危険なことになる可能性もある。
※New!! 3月14日時点の公式側からの発表によると「全サーバーを調査した結果、ウイルスの混入もスクリプトの改竄も確認されなかった」とのこと。とはいえ、情報の流出そのものが起きたことには変わりないので、今後も警戒の必要があることに変わりはないと考えているユーザーも多い。
※飽くまでも「最悪そうなる可能性がある」という段階の情報も多いので、公式側の発表含めて各々で冷静に対処するように心がける必要あり。
関連項目
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