あかぎ(列車)単語

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あかぎとは、JR東日本が運転する上野駅・新宿駅～高崎駅・前橋駅を結ぶ特急列車の愛称。

概要

特に新幹線と並行する在来線では特急列車削減の相次ぐ昨今において、しぶとく残る特急列車のひとつ。
新幹線の停車しない群馬県の県庁所在地・前橋市と東京方面を結ぶ列車である。
急行→新特急の流れを汲む列車で、グリーン車以外は全席自由席だったが、2013年11月からは一部指定席となっている（「スワローあかぎ」は全車指定席）。
列車名としては1950年から使用されているが、特急列車となったのは1982年の上越新幹線開業時。
上野駅発着列車には14両編成のものがあるが、前橋駅は10両までしか対応していないため、新前橋駅で増解結が行われる。
2014年3月15日のダイヤ改正より、車両の置き換えにより、上野発着の列車は7両・11両編成となるほか、平日の大多数の列車が全車指定席の「スワローあかぎ」に置き換えとなった。また、「ホームライナー鴻巣」を統合し、運転区間が本庄まで延長となる。

2016年に使用車両が651系に統一され、185系同様長いこと愛されると思われたが、ひたち時代の爆走や普通鋼車体で全体的に状態が良くなかったのか、2023年3月18日にE257系2500番台・5500番台（5両編成）に変更し、グリーン車の営業を終了した。ついでにあかぎも全車指定席になったのでスワローあかぎの名前が消滅した。（185系より早く引退してて笑う）

651系を置き換えたE257系も波動用の車両を無理やり使っているので今後近いうちにまた別の車両が使われる可能性も高そうだ。

指定席

2013年11月18日から指定席が導入された。なお、指定席特急料金は時期に関わらず同額となり、えきねっとチケットレスサービス対応となる。

2014年3月17日から運行される「スワローあかぎ」は全車指定席となる。また、「スワローサービス」が新たに設定され、自由席特急券の代わりに「スワローあかぎ料金券」が発売される。この料金券は座席指定を行えるほか、立席利用も可能となる。なお、料金は750円（50kmまで）、1,150円（100kmまで）、1,560円（150kmまで）となる。

2015年3月16日からは、普通列車のグリーン車で実施している事前料金・車内料金制に変更となる（差額は260円）。また、座席・列車を指定しない「座席未指定券」が発売される（料金は事前料金と同じ。「スワローあかぎ料金券」は発売終了）。

2023年3月18日にあかぎも全席座席指定になったのでスワローあかぎは廃止になった。

停車駅

上野駅・新宿駅の数字は着発番線。

平日（2015年）

土休日（2015年）

料金表

2015年3月13日まで

主要区間の運賃・料金は以下のとおり(上段：運賃（切符/IC。同額の場合は1つのみ記載）　中段：指定席特急料金　下段：「スワローあかぎ料金券」)
※えきねっとチケットレスサービスを利用した場合は、指定席特急料金から300円引きとなる。
※自由席特急料金は指定席特急料金から510円引きした額となる。

2015年3月14日から

主要区間の運賃・料金は以下のとおり(上段：運賃（切符/IC。同額の場合は1つのみ記載）　中段：「スワローあかぎ」指定席特急料金（車内料金）・「あかぎ」指定席特急料金　下段：「スワローあかぎ」指定席特急料金（事前料金）)。
※えきねっとチケットレスサービスを利用した場合は、指定席特急料金（事前料金）から100円引きとなる（ただし、2015年2月16日～6月30日の間に購入した場合は300円引き）。
※自由席特急料金は指定席特急料金から510円引きした額となる。

使用車両

2023年現在

上野駅発着、新宿駅発着共にE257系による運転（どちらも大宮総合車両センター(宮オオ)所属。）。5両編成で増結はない。

2015年くらい

上野駅発着が651系、新宿駅発着が185系による運転（どちらも大宮総合車両センター(宮オオ)所属。）。
651系7両・11両編成のグリーン車指定席は4号車、185系10両編成のグリーン車指定席は4・5号車に連結されている。普通車指定席は「あかぎ」は3号車、「スワローあかぎ」はグリーン車を除く全車両である。
5号・4号は11両で運転（2015年3月14日からは7両）。他の号数・区間は上野駅発着列車は7両、新宿駅発着列車は10両で運転。

関連動画

関連項目

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