ぼくたちは畜生道にいるよ!とは、畜生道にいることを伝える犬・猫たちである。
概要
早川いくをのエンタメ仏教本『カッコいいほとけ』に登場する、六道の説明をしているコラムの文に添えられた挿し絵と説明。
犬2匹と猫2匹の写真の上に「ぼくたちは畜生道にいるよ!」という文が添えられている。動物ふれあい体験のような文だが、実際の畜生道はこんな軽いノリの内容ではなくギャップがあるため、稀にSNS上に投稿されることがある。
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https://twitter.com/phagetypet40/status/841261569677770753
元になった写真はストックフォトサイトに登録されている[1]。投稿者のEric Isselée氏を検索すると写真家としてのアカウントやサイトがヒットする。
畜生道とは、仏教における六道(輪廻転生、生まれ変わりで行ける6つの世界または境遇)のうち、畜生(人間以外の動物)に転生するものを指す。六道の中でも下層とされる三悪趣(三悪道)の1つであり、転生した者は多大な苦しみを味わう。
実際の畜生道にも犬や猫は(写真の犬種や猫種かはともかくとして)いるにはいるので間違ってはいない。ただ、自身が犬猫やそれと関わる畜生に転生できるとは限らず、家畜や魚などの人間からの搾取・狩猟・漁の対象となる畜生や、ネズミや虫などの小さな畜生に転生する場合もある。また、猛獣や猛禽・蛇などの他の畜生も存在しているため、それらとの生存競争に巻き込まれることになる。
ちなみにこの犬・猫たちが前世で何をして畜生道に転生したのかは不明。前世で功徳を積んだ畜生道のエリートではないかという声もある。
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関連項目
脚注
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