アナハイム・ラボラトリー・ログ(アナログ)とは、矢立文庫で連載されるガンダムシリーズの作品。MSのミッシングリンクを繋ぐ企画であり、それらに関わる技術者や軍人、ジャーナリスト視点から切り込んでいる。
ストーリー:石井誠、高村泰稔 メカニカルデザイン:瀧川虚至、夏元雅人、岡正信 企画:サンライズ
概要
2016年11月11日に赤い「ガンダムMk-Ⅲ」のイラストと共に発表された。
矢立文庫のガンダム作品としては「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」に次ぐ2番目の作品となる。
なお書籍「アナハイム・ジャーナル」によるとGPシリーズの記録は0099年11月にアナハイム社によって一般公開されたという事になっており、アナログを想起させる設定となっている。
ミッシングリンクを解明するという意味ではM-MSVやMSDもアナログに近いかもしれないが、アナログがMSVシリーズに含まれるかは微妙なところ。
少なくともアナログ(カテゴリ名)はMSV的な発想のため、将来的に似たような扱いを受ける可能性もある。
背景
宇宙世紀0100年、宇宙世紀が一世紀を迎えたアニバーサリーを祝うタイミングで、アナハイム・エレクトロニクス社のラボラトリーに納められていた、これまで公にされていなかった新型モビルスーツの試作報告や検証実験、試作運用時のレポートなどが複数発見される。
それは、実験に関わった技術者、試験運用や実戦運用に関わった軍人、運用実験に帯同したジャーナリストたちによる記録であった。
軍需産業として、モビルスーツとそれに関連する武装やオプション、サポートメカなどの設計、製造、開発といった事業を行ってきたアナハイム・エレクトロニクス社。
モビルスーツの軍事的運用を多角的に検証し、さまざまな角度から新たな試みを行っていたアナハイム社には、政治的な時勢や技術的な問題、関わりを持っていた勢力との軋轢などによって、これまで公表されていなかった機体や隠蔽されてしまった技術などが多数存在していた。
アナハイム・ラボラトリーから発見された裏側の記録、それは略称として「アナログ」と呼ばれ、失われたと思われていたモビルスーツたちのミッシングリンクをつなぐ鍵として今、明らかになる。
関連項目
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