アーティフルサクリファイスとは、東方projectの登場キャラクター、アリス・マーガトロイドのスペルカードである。
本稿では同系統のスペルカードであると思われるリターンイナニメトネス、アーティフルチャンターについても記述する。
概要
符名まで含めた正式名称は『魔符「アーティフルサクリファイス」』。
爆弾を抱えた人形を投げつけるスペルカードで、上位と思われるものに魔操「リターンイナニメトネス」、符の壱「アーティフルチャンター」がある。
初登場の萃夢想(壱符)を始め、永夜抄(ボム)、緋想天、非想天則(コスト1スペカ)と何かと登場するあたり彼女の代表的なスペルカードと言っても過言ではない。
このスペルの特徴は、そのネーミング(サクリファイス=犠牲、リターン=還る、イナニメトネス=命のない状態)および幽々子の「霊が宿る前に爆発させるなんて賢いわ」というセリフと何か関係していそうである。
なお、霧雨魔理沙のスペルカードである光符「アースライトレイ」、光撃「シュート・ザ・ムーン」はネーミングや攻撃内容からアリスの魔光「デヴィリーライトレイ」を参考にしたように思われがちだが、実際にはリターンイナニメトネスを参考にしたようである。
魔符「アーティフルサクリファイス」
登場作品:萃夢想(壱符)、永夜抄(ボム)、緋想天、非想天則(コスト1スペカ)
永夜抄ではボム中ショットを撃てない、四重結界と同じく固定軌道で、普通に使うと展開時に1回当たるだけでほとんどダメージが入らないので、最弱ボムと言われている。
特に詠唱チームでプレイしてる場合はパートナーの魔理沙のボムが最強クラスのマスタースパークなので、アーティフルサクリファイスをわざわざ出すメリットがない。(もっともこれは他のチームも同じだが)
緋想天ではコスト1の割に霊力削り値が2と多く、ガードクラッシュ連携に使われたりする。
とは言え、アリスは優秀なスキルカードが多いことや切り返しに乏しいので、スキルカードや霊撃にデッキが圧迫される傾向にあるので、あまり入れられない。
非想天則ではAAAAから繋がるようになり、そのコンボのダメージもコストの割に高いので、使い勝手が増した。
・・・のだが、Ver1.10にて、緋想天の仕様に戻った。
魔操「リターンイナニメトネス」
登場作品:萃夢想(弐符)、永夜抄(ラストスペル)、緋想天、非想天則(コスト3スペカ)、地霊殿
アーティフルサクリファイスよりも爆発の範囲が広くなった。
永夜抄では、ラストスペルはボムを2個消費するため、アーティフルサクリファイスに輪をかけて使い勝手の悪いボム。
緋想天では威力も安定し、空中ガード不可で確定状況も多く、アリスの主力スペルカード。
空中ガード不可の特性は非想天則でも同様で、相変わらず頼りになる。
地霊殿ではパートナーがアリスの場合、古明地さとりが最後に使用してくる。(符名が変わり、想起「リターンイナニメトネス」)
ばら撒かれた人形が爆発し、爆風からばら撒き弾が発射されるというもの。
符の壱「アーティフルチャンター」
登場作品:萃夢想(ストーリーモード)
萃夢想のストーリーモードで使用してくる、複数の人形爆弾を投げつけるスペルカード。
爆風の形はリターンイナニメトネス。
関連項目
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