ウォーズマン理論とは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』及び『キン肉マンII世』に登場する超人「ウォーズマン」が超人強度1000万パワーのバッファローマンを倒すために編み出した超理論である。
100万パワーの自分の超人強度を1200万パワーに変換する理論である。
概要
“7人の悪魔超人編”において、バッファローマンとの戦いで追い詰められたウォーズマンは、起死回生の策として
(ベアークローを両手につけて)100万パワー+100万パワーで200万パワー!! いつもの2倍のジャンプが加わり、200万×2の400万パワー!! そして、いつもの3倍の回転を加えれば、400万×3の バッファローマン!お前をうわまわる1200万パワーだーっ!!
…というトンデモ理論によって光の矢となり、バッファローマンめがけて捨身の攻撃を行なった。
しかしこの攻撃は運悪く外れ、バッファローマンの角を一本折るだけに留まり反撃を受けたウォーズマンは絶命。
ウォーズマンの末路はともかく、この理論のインパクトは相当だったのか、以降ゆでたまごのトンデモ理論の代名詞として有名になった。
後に、令和の新シリーズにおいてこのウォーズマン理論が新バージョンとして再登場。9999万パワーの超神・オニキスマンとの100倍のパワーの差を埋めるため
(ベアークローを両手につけて)100万パワー+100万パワーで200万パワー!!
いつもの2倍のジャンプが加わり、200万×2の400万パワー!!
そして、いつもの5倍の超回転を加えて、400万×5の2000万パワー
・・・と今度は1億パワーの光の塊となったウォーズマンは神を超える一撃を放ち、オニキスマンの腹部をえぐり、神超えを実現。だが、文字通り命を燃やし尽くしたような一撃だったため、全てを出し尽くしたウォーズマンは勝ち名乗りのために立ち上がることはできず、試合そのものは引き分けという非情な結果となった。
類似例
他の漫画では花山薫が「握力×スピード×体重=破壊力」と言う方程式によって驚異的な破壊力の攻撃を繰り出している。
現実でも、ゲーム等でLvカンスト+最強装備×補助魔法×攻撃スキルのように掛けあわせで最大ダメージを出して敵を一撃で葬り去る場合や、ネットゲームで経験値2倍キャンペーン×ネットカフェプレイ経験値1.5倍サービス×取得経験値上昇課金アイテムで通常より大量の経験値取得等の時にも使われたりする。
モンスターハンタークロスでは「<<巨大>>に<<貫通>>の回転が加われば1200%ニャー!」などというギリギリのセリフを発しながら戦うオトモが登場している。
その他、「戦姫絶唱シンフォギアXV」「BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!」など21世紀のアニメ作品でパロディとして使われている。それだけウォーズマン理論が与えた影響が大きいということなのだろう。
関連動画
『キン肉マン』におけるウォーズマン理論
『キン肉マン』以外でのウォーズマン理論の例
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 8
- 0pt