エリカ賞とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する阪神競馬場で12月上旬頃に行われる、芝2000mの2歳限定の1勝クラスの特別競走である。
概要
記録として確認できるのは1972年の「えりか賞」で始まり、当時の賞金額から200万以下の条件特別競走で、その後「エリカ賞」と変わった。
当初の距離は1400mでしばらくは距離の変動が何度かあったものの、1984年から芝2000mで行われている。
2015年から2017年の3年間は無かったが、2018年から再開している。
2019年からは条件クラスの呼称が変わった事により、1勝クラスの条件特別となり現在に至る。
1勝クラスの条件特別であるものの、このレースは出世レースのひとつにあげられることが多く、勝ち馬の中からホースメンテスコ、タヤスツヨシ、アドマイヤベガ、クロフネ、アドマイヤグルーヴ、キングカメハメハ、エイシンフラッシュ、ヴィルシーナが、複勝圏内も含めるとマーベラスクラウン、トーセンラーが後にGⅠ(GⅠ級)を勝利する。
その他、重賞路線で活躍したエアダブリン、ワコーチカコ、サクラメガワンダーなども勝ち馬としていたりする。
レース名の「エリカ」はツツジ科で品種にもよるが、日本では秋から冬に見ごろになる植物である。
このレースのトピックとして、デビュー戦で1位入線も降着していたアドマイヤベガは、未勝利馬の状態で2戦目にこのレースに出走し勝利した事があげられる。
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