ガイウス・ウォーゼルとは、英雄伝説 閃の軌跡の登場人物である。
概要
広大な平原が広がるノルド地方の民。そこの一つの集落の族長の長男である。弟と妹がいる。
トールズ士官学院へは、幼少の頃窮地の危機に陥った軍人にスカウトされる形で、留学生という立場で入学。
色黒で長身。長男ということからか、性格は非常に温和で大人らしい。
中々アクの強いVII組の中でも、常識をわきまえている存在である。リィンにキャラ造形が近いが、ガイウスにはどこか「年上じみた」強みがあることが、大きな違いと言えるだろう。
戦闘では初期装備にマスタークォーツである「ファルコ」を使うことで、有能なカウンター要因として活躍できる。
EPは低めで、状態異常にする射程や範囲の広いクラフトや体力を犠牲にCPを回復する伝統のクラフトもあるため、重火力キャラ(前作でいうところのアガットやランディ枠)としての運用が望ましい。
…とここまでは良かったのだが
以上、彼の持ち味を書ききったので、これより微妙に不遇なネタをいくつか紹介する。見方によっては不快に感じる人もいると思われるので、要ドラッグ。
とにかく存在が地味である。性格がまともであることは確かに評価点なのだが、それってつまり「個性がない」「特徴がない」「むしろ個性が強いVII組で浮いてる」「リィンと被る」という薄いイメージの上塗りとなってしまっている。
シナリオも、各キャラほど重いものや核心に迫るものが少なく、実習でもそこまで一緒に行動しないため存在を忘れがちである。一応エリオットも同様のことが言えるが、彼には「音楽鬼教官」という強烈なギャップが存在する。しかも、ラウラとフィーの確執が明らかになった際、その時の実習はガイウスが同伴、リィンが別行動だったのだが、ガイウスがいるにも関わらず我関せず、で全く関係修復に貢献していない。むしろリィンに丸投げしている。
彼の故郷が舞台である三章は、アリエンロードのトラウマが強いため、ガイウスの存在もまた覆われてしまった。恋愛事情については描写があるどころか、弟のトーマのほうに存在するという始末。…まぁ性格も立場も優遇されているので、引く手数多なのだろうが。
閃の風になって
ノルドの風習なのか知らないが、やたら「風」という言葉を多用する。料理が大成功→「いい風が吹いたようだ」 独自料理完成→「これは…風の悪戯か?」 その他各シーンでは「ガイウス=風」というイメージの押し付けがましく連呼するため、「風さん」という愛称俗称が定着しつつある。発売前プレイ動画では「俺ノーパンだ」という空耳が話題になったが、この要因で全く見向きもされなくなった。これはいいことだけど。
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関連項目
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