クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁とは、劇場版クレヨンしんちゃん第18作目の映画である。
概要
2010年4月17日公開。監督は前作「カスカベ野生王国」同様しぎのあきら。臼井儀人没後の映画第一作目。興行収入は12.5億円、観客総動員数は115万人、上映時間は100分。主題歌はmihimaru GTの「オメデトウ」。
今作は、「雲黒斎の野望」や「戦国大合戦」のような過去の世界ではなく未来の世界が舞台。そのため、未来の野原一家とかすかべ防衛隊が登場する。(野原しんのすけは顔が隠れるので、顔を見ることができない。)
あらすじ
公園でかすかべ防衛隊が遊んでいると、突然タミコという女性が現れる。彼女いわく未来のしんのすけの花嫁で、5歳児のしんのすけが必要になったのでこの世界に来たという。しんのすけとかすかべ防衛隊はタミコと共に未来の世界へ行く。
タミコとしんのすけは未来の大都市ネオトキオ、かすかべ防衛隊は荒れ果てた未来の春日部にやって来る。タミコ曰く、地球に大量に隕石が落下し、衝突で舞い上がった土やほこりが日の光を遮ったことで夜のように真っ暗となった。ネオトキオの支配者であり、タミコの父である金有増蔵は未来のしんのすけを捕まえてると言う。一方かすかべ防衛隊は未来のマサオ、ネネと会っていた。
増蔵は5歳のしんのすけが来たことを知り、タミコを捕まえるべく刺客「花嫁(希望)軍団」を送り込む。逃げる途中でかすかべ防衛隊と合流し、なんとか追跡を逃れる。しかしタミコが巨大ロボに攫われてしまう。
未来の世界、タミコ、未来のしんのすけを助けるべく5歳のしんのすけは立ち上がる!
登場人物
金有タミコ(CV:釘宮理恵)
「だけど… 一緒にいてあんなに楽しい人はいないの」
未来のしんのすけの婚約者。父の増蔵にとらわれた未来のしんのすけを助けるべく5歳のしんのすけに助けを求めた。タミコ本人は、しんのすけはダメな人だと思ってるが一緒にいると楽しくなると述べてる。父の事を快く思ってない。スタイルは良い方。釘宮病の感染源の内の一人。
金有増蔵(CV:内海賢二)
ネオトキオの支配者でありタミコの父。金有電機の社長でネオトキオの電力を取り仕切っている。未来のしんのすけを石化させ閉じ込めさせた。自分に従わない者や使えない支社はあっさり切り捨て、娘のタミコにさえ自社の製品としか思っていない悪人。
花嫁(希望)軍団
「名付けて、」 「「「「「「「花嫁(希望)(ドジ)軍団!」」」」」」」
CV - 黒沢かずこ・椿鬼奴・近藤春菜・いとうあさこ・はるな愛・白石涼子・神田朱未
タミコを捕まえるために増蔵が送りこんだ刺客7人。全員アラサー女性。タミコを捕獲すれば結婚相手を紹介するということで結成。結婚話になると仲間割れを起こす。
スタッフ
- 原作/臼井儀人(らくだ社)
- 監督/しぎのあきら
- 脚本/横手美智子
- 絵コンテ・演出/しぎのあきら、高橋渉
- キャラクターデザイン/原勝徳、大木銀太郎
- 作画監督/原勝徳、針金屋英郎
- 作画監督補佐/大森孝敏
- 音楽/荒川敏行、多田彰文
- 音響監督/大熊昭
- 色彩設計/野中幸子
- 美術監督/鈴木朗、皆谷透
- 撮影監督/梅田俊之
- CGI/つつみのりゆき
- 制作/シンエイ動画、テレビ朝日、ADK、双葉社
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- クレヨンしんちゃん
- 野原しんのすけ
- クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国(前作)
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(次回作)
- クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(今作同様タイムスリップが題材)
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(上と同じ)
- 鴫野彰
- mihimaru GT
- 未来
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