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ゲリット・コール(Gerrit Alan Cole、1990年9月8日-)とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー(投手)である。
概要
ニューヨーク・ヤンキース #45 | |
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ゲリット・コール Gerrit Cole |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州 |
生年月日 | 1990年9月8日 |
身長 体重 |
193cm 102kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2011年MLBドラフト1巡目 |
経歴 | |
メジャーリーガーテンプレート |
オレンジ・ルーテル高等学校時代から157km/を記録し、メジャーのスカウトから注目を受ける存在となっていた。高校卒業前にファンだったニューヨーク・ヤンキースから指名を受けるが、それを断りカリフォルニア大学に進学した。
斎藤佑樹とは大学在学時に知り合って、いつかアメリカに来いと誘っていた。
パイレーツ時代
2011年MLBドラフト1巡目指名(全体1位)を受けてピッツバーグ・パイレーツと契約。
2013年6月13日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー。7回2失点でメジャー初勝利を挙げた。19試合の登板で10勝を挙げた。
2014年は怪我の影響で22試合の登板に留まったが、11勝を挙げた。
2015年は4月に4勝を挙げ、ピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞。オールスターゲームにも初めて出場した。32試合の登板で19勝を挙げた。
2016年は右肘の不調で故障者リスト入りした。そのため22試合の登板に留まり、7勝10敗と初めて負け越した。
2017年は33試合に登板したが、12勝12敗、防御率4.26だった。
アストロズ時代
2018年1月にトレードでヒューストン・アストロズに移籍した。
2019年はピッチャー・オブ・ザ・マンスを6月、8月、10月と3回受賞する活躍を見せ、自己最多の20勝、326奪三振、防御率2.50を記録し、最多奪三振と最優秀防御率のタイトルを獲得した。オフにFAとなる。
ヤンキース時代
2019年12月にニューヨーク・ヤンキースと9年契約を結んだ。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合の短縮シーズンとなる。開幕投手を務め、勝利投手となった。12試合の登板で7勝を挙げた。
2021年5月12日のタンパベイ・レイズ戦で通算1500奪三振を史上2番目の早さで達成した。30試合に登板し、16勝で最多勝のタイトルを獲得した。ボストン・レッドソックスとのワイルドカードでは2本塁打を打たれ、敗戦投手となった。
2022年はヤンキースのシーズン奪三振記録を257に塗り替え、3年ぶりに最多奪三振のタイトルを獲得した。
2023年は4年連続で開幕投手を務め、球団新記録となる11奪三振を記録し、開幕戦勝利に貢献した。33試合の先発登板で15勝4敗、222奪三振、防御率2.63を記録し、4年ぶりに最優秀防御率のタイトルを獲得。オフにはサイ・ヤング賞を受賞した。
プレースタイル
直球の最速は100mph。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを投げる。
成績
年度別投手成績
年度 Year |
球団 Team |
登板 G |
先発 GS |
完投 CG |
完封 SHO |
勝利 W |
敗戦 L |
セーブ SV |
ホールド HLD |
勝率 W-L% |
投球回 IP |
与四球 BB |
奪三振 SO |
失点 R |
自責点 ER |
防御率 ERA |
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2013年 | PIT | 19 | 19 | 0 | 0 | 10 | 7 | 0 | 0 | .588 | 117.1 | 28 | 100 | 43 | 42 | 3.22 |
2014年 | 22 | 22 | 0 | 0 | 11 | 5 | 0 | 0 | .688 | 138.0 | 40 | 138 | 58 | 56 | 3.65 | |
2015年 | 32 | 32 | 0 | 0 | 19 | 8 | 0 | 0 | .704 | 208.0 | 44 | 202 | 71 | 60 | 2.60 | |
2016年 | 21 | 21 | 1 | 0 | 7 | 10 | 0 | 0 | .412 | 116.0 | 36 | 98 | 57 | 50 | 3.88 | |
2017年 | 33 | 33 | 0 | 0 | 12 | 12 | 0 | 0 | .500 | 203.0 | 55 | 196 | 98 | 96 | 4.26 | |
2018年 | HOU | 32 | 32 | 1 | 1 | 15 | 5 | 0 | 0 | .750 | 200.1 | 64 | 276 | 68 | 64 | 2.88 |
2019年 | 33 | 33 | 0 | 0 | 20 | 5 | 0 | 0 | .800 | 212.1 | 48 | 326 | 66 | 59 | 2.50 | |
2020年 | NYY | 12 | 12 | 2 | 1 | 7 | 3 | 0 | 0 | .750 | 73.0 | 17 | 94 | 27 | 23 | 2.84 |
2021年 | 30 | 30 | 2 | 0 | 16 | 8 | 0 | 0 | .667 | 181.1 | 41 | 243 | 69 | 65 | 3.23 | |
2022年 | 33 | 33 | 0 | 0 | 7 | 3 | 0 | 0 | .619 | 200.2 | 50 | 257 | 81 | 78 | 3.50 | |
2023年 | 33 | 33 | 2 | 2 | 15 | 4 | 0 | 0 | .789 | 209.0 | 48 | 222 | 64 | 61 | 2.63 | |
MLB:11年 | 300 | 300 | 8 | 5 | 145 | 75 | 0 | 0 | .659 | 1859.0 | 471 | 2152 | 702 | 654 | 3.17 |
タイトル・表彰・その他
タイトル | ||
---|---|---|
最優秀防御率 | 2回 | 2019年、2023年 |
最多奪三振 | 2回 | 2019年、2022年 |
最多勝利 | 1回 | 2021年 |
表彰 | ||
ルーキー・オブ・ザ・マンス | 1回 | 2013年9月 |
ピッチャー・オブ・ザ・マンス | 5回 | 2015年4月、2019年6月・8月・10月、2021年4月 |
オールMLBチーム | 2回 | 2019年、2021年 |
サイ・ヤング賞 | 1回 | 2023年 |
その他 | ||
MLBオールスターゲーム選出 | 6回 | 2015年、2018年、2019年、2021年-2023年 |
開幕投手 | 5回 | 2017年、2020年-2023年 |
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関連項目
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