シェーン・ガラース(Shane Gaalaas)とは、カナダ、アメリカのドラマーである。
概要
カナダのアルバータ州、イニスフェイルが出身地で現在はアメリカのロサンゼルスに在住。
ドラマーとしての活動は日本でも行いアメリカと日本と二つの国を中心に行なっている。
最初は音楽にのめり込まなかったらしいが、KISSの「Alive I」を聴き実際にコンサートに行きたいと親に懇願。
その願いが叶いコンサートに行くと大きな衝撃を受け、音楽の道を歩み始める。
9歳でギターを始め、その1年後にはドラムも始め、地下室で大音量で練習していたという。
高校を卒業するとプロとしての人生を歩み始める。音楽大学に入学してジャズ・パーカッション・ピアノを勉強し
サーキットバンドでも広範囲にわたって活動した。
彼の最初のブレイクはイングヴェイ・マルムスティーンのドラマーとしての活動。アメリカや日本、ヨーロッパなど
この頃からすでに世界を股にかけるドラマーとして活動をしていた。
プレイについては、パワフル且つ高度のテクニックを兼ね備え、数々のアーティストのレコーディング参加、ライブ参加で
主にサポートメンバーの立ち位置にいる。
日本で彼の活動が見られるバンドはB'z。2002年あたりからサポートメンバーとして
数々の楽曲のドラム・パーカッションを演奏する。ライブにも出演し毎回凄まじいドラムソロを見せ観客を圧倒する。
B'zの曲の「裸足の女神」をカバーもしている。ヴォーカル・ギター・ドラムを全て一人でこなし、初々しい日本語で
歌いドラマーとしてのシェーン・ガラースとは一味違った可愛げのある様子を窺える。
原曲と比べ少々アレンジされておりシャッフル系のようなテンポでポップさが全面的に出ている。
ギターソロもオリジナルで、そもそも彼は自身のバンドでもギタリストとしても活動しておりそのセンスと才能が十分に発揮されている一曲となった。 ちなみにギターに関しては、B'zのギタリスト、松本孝弘が長年愛用しているギブソンのゴールドトップを借りて演奏しているのがPVを見て分かる。
他にもB'zとの関係で出来た曲に「野性のENERGY」がある。こちらはB'z側が作った曲だがこの曲の歌詞はB'zの
ヴォーカリストであり作詞担当でもある稲葉浩志とシェーンの会話がきっかけで、彼の子供の頃の様子を詞に表したものらしい。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマー、チャド・スミスとも交友がありシェーンはチャドをB'zに紹介し
実際に47thシングル「イチブトゼンブ/DIVE」の両A面や18thアルバム「MAGIC」の5曲目に収録されている
「Long time no see」はチャドがサポートドラマーとして演奏に参加している。
日本に来て好きになった食べ物は納豆。初めは「足の臭いがする」などと言っていた。
名城の熊本城に1万円以上寄付し、熊本城一口城主の一人にもなっている。
天守閣には実際にシェーンの名前が書かれた札があるらしい。
日本に滞在の時にソロ活動も始まった。作詞・作曲・ヴォーカル・ギター・ベース・ドラム・キーボード・録音を
全て自分で手がけソロアルバムを2枚発売しており、ライブも数回行なっている。
(ソロアルバムの曲の中で稲葉がハーモニカ参加している楽曲も存在する。)
関連動画
関連項目
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