シフト(shift)とは、「移動する」「変える」などを意味する英単語である。
概要
「shift」の語源は古英語の「sciftan」という単語であり、これは「分ける」を意味する。
そこから現在の英単語になると「移動させる」「移す」「取り替える」「すり替える」「交代」「場所移動」などのような使い方もされる。
いろいろなシフト一覧
この記事ではニコニコ大百科らしく適当かつ薄っぺらい情報で様々な分野のシフトが取上げられているので、ここに一覧を設ける。
(各項目をクリックすると該当場所へシフトできます)
いろいろなシフト一覧 | |
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1 | シフト(レンズ) |
2 | シフト(車) |
3 | シフト(パソコン) |
4 | シフト(プログラミング) |
5 | シフト(仕事) |
6 | シフト(野球・ソフトボール) |
7 | タイムシフト |
シフト(レンズ)
関連:チルト・シフトレンズ
シフト(車)
車の運転中に「シフト」を言えば「車のギアを変えること」を意味する。ギアを大きくすることを「シフトアップ」小さくすることを「シフトダウン」などと呼ぶ。
また、車のギアを変えるレバーを「シフトノブ」「シフトレバー」などと呼び、単に「シフト」とも略されやすい。
シフト(パソコン)
パーソナルコンピューターにおいて「シフト」と言った場合、
⇧Shift |
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このボタンを押すことで「大文字から小文字に変えたり」「小文字から大文字に変えたり」いろいろできる他、ショートカットキーとして他のキーと同時に押すことによって様々な使い方をすることが出来る。
なお、シフトボタン自体は、パソコンができる遙か以前のタイプライターから存在している。
関連:ショートカットキーの一覧
シフト(プログラミング)
関数の引数、配列の要素、2進数のビットをシフトするときにもよく使われる言葉である。
特に2進数のビットをシフトする演算は「シフト演算」と呼ばれる。例えば、10進数で0を増やしたり減らしたりして「数字をシフト」すると10倍になったり1/10になったりするが、これと同じ事をコンピュータの内部表現である2進数で行えば、2倍にしたり半分にするのが簡単かつ高速に行える。シフト演算はこのようなときに威力を発揮する。
シフト(仕事)
仕事やアルバイトなどで「シフトをずらす」「シフトを変える」と言った場合は、「勤務時間をずらす」「勤務日を変える」などを意味する。勤務時間をずらす場合「早番」「遅番」という言い方をすることもある。
また、勤務日や勤務時間が明確に定まってない(その都度決める)仕事体系を「シフト制」「シフト勤務」と呼んだりする。
シフト(野球・ソフトボール)
野球やソフトボールでは、効率よくアウトを狙う・あるいは取るために時に特殊な守備体形を取ることがある。その守備体形を○○シフトという。
併殺を狙ってセカンド・ショートが二塁寄りを守る"ゲッツーシフト"や、ファースト・サードがバントを意図する打者に対して近づく"バントシフト"などが代表例。
中には外野1人を減らしてまで内野を固める"内野5人シフト(ブラウンシフトとも呼ばれる)"や、引っ張り方向の打撃が多かった王貞治に対して極端にライト寄りに守備体形を寄せる当時広島が用いた"王シフト"など極端なシフトが用いられる時もある。
タイムシフト
「タイムシフト」を直訳すれば「時間移動」のようになるが、この単語は主に、ビデオレコーダーの録画の際に「タイムシフト再生」「タイムシフト視聴」などのように使われる。
主に「追っかけ再生」「自分の好きな時間に視聴できる機能」のような意味で使われる。
関連項目
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