ジャパニーズヤンデレソード(Japanese Yandere Sword)とは、出刃包丁の海外での呼ばれ方…ではない。
概要
初出は作家の十五夜による漫画、「バツイチで泣き虫なおとなりさん」の一コマのセルフコラージュである。
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https://twitter.com/zyugoya/status/1446384246080229377
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https://twitter.com/zyugoya/status/1446385723356037120
そこから2年近く経った2023年7月12日(ナイフの日)、「出刃包丁は海外で『ジャパニーズヤンデレソード』と呼ばれている」とするツイートがバズり(ツイート削除済)、トレンドに浮上したことでこのワードの知名度が急上昇した。
だが実際には上記の通り純日本産の呼び名であり、海外ではほぼ使われていない。
以下の外国人によるリプライ画像が勘違いの発端となったようだが、投稿時間を見れば分かる通り上のセルフコラージュ画像をさらにコラージュしたものである。
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https://twitter.com/Dscar0101/status/1446433109944143877
本当に使われてないの?
浸透しているとはお世辞にも言えないが、検索すれば僅かながら海外でも使用している例を見つけられる。(参考)
海外での使用例(クリックで展開)
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https://twitter.com/HongThnhAn4/status/1562097073557626885
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https://twitter.com/beetie135/status/1597980186850435072
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https://twitter.com/tungmi9697/status/1487416876791590913
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https://twitter.com/Minkyew/status/1477267382674546691
上記漫画「バツイチで泣き虫なおとなりさん」への言及ツイートに使われる場合が多い模様。
出刃包丁と三徳包丁
「出刃包丁がジャパニーズヤンデレソードと呼ばれる」という使い方が広まっているが、近代において出刃包丁が置いてある家庭は少ない。よって広く使われている三徳包丁を使う方が自然なのでは、という指摘も存在するが、実際ジャパニーズヤンデレソードの定義は曖昧な状態である。
違いとしては出刃包丁の方が刃の厚さや重さ、鋭さが上であり殺傷能力が高い。しかし漫画やアニメの作画だけでどちらかを判別するのは困難な場合が多い。実際元ネタの「バツイチで泣き虫なおとなりさん」のシーンも三徳包丁の可能性が高い。
ちなみに和包丁の英語呼びはそのまんま「JAPANESE KITCHEN KNIFE」なのだが、「一部の包丁」はその名をとって「○○ KNIFE」と呼ぶ(出刃包丁ならDeba KNIFE)。
とりあえず当記事では、出刃包丁も三徳包丁もジャパニーズヤンデレソードとして扱う。
ニコニコ大百科に記事が存在するジャパニーズヤンデレソードの使い手一覧
ほか多数
関連項目
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